『ワクチン接種は突然に』

今週水曜日夕方、
クーラーボックスを抱えた保健省の方が突然やってきました。


どうしたのか要件を聞くと・・・
「ワクチンを打ちに来た」との事。
そうです、彼らは怠惰な国民に有無を言わせずワクチンを打ち込む精鋭部隊
『TEAM COVID-19』なのでした。

こんなおそろいのポロシャツであらわれるTEAM COVID-19

たしかに、ワクチンについての認識は人それぞれで
ローカルの人の中にはまだまだ注射自体に抵抗感のある人も多く、

『あの日 あの時 あの場所でワクチン打ってなかったら~
 僕らは いつまでも ワクチン未接種の まま~♪ 』状態になってしまうのを防ぐ為、

日夜住民の家や企業に出向いては、
ワクチンの必要性を説き、打って廻っているそうです。

ワクチン接種の必要性を説くTEAM COVID-19のメンバーと興味深々の従業員

やり方は極めて単純で、
お店の奥のソファーに座らされ、順次接種されていきます。

真剣な表情で注射器にワクチンを挿入し・・・
ブスッ!!

先月すでに接種済みの私はというと、接種を促すお兄ちゃんに
『You come!!』と言われたので

『I took a shot already!!』と自信満々に答えると、

『おじいちゃん、いいですね~』といかにも怪しげな日本語で返してくれました。

怪しげな日本語を操るおにいちゃん(真ん中)と仲間たち

そんなこんなで、ブースター接種はしていなかった我らが従業員も
『TEAM COVID-19』の餌食となりほぼ完全に接種完了しました。

まぁこの半強制的なやり方が良いか悪いかは別として、
こういった人々の努力もあって、いまだにマーシャルはコロナ感染ゼロを続けております。

MURAI

マーシャル流 停電の過ごし方

マーシャルで生活したり、ビジネスをしていて困る事の一つが停電です。

日本で生活しているとよっぽどの災害が無い限り出くわす事はないと思いますが、
マーシャルでは意外と日常的に起こります。

停電には大別すると2種類あって、
突然起こるいわゆる突発性停電と
事前に予告されて起こる計画停電があります。

突発性停電の場合、ある程度長引くと
「今日は停電長いし、ちょっと早いけどお店閉めよっか」という雰囲気になる事もあり、台風が来るから休校!!みたいなちょっとしたワクワク感もあるのですが、
計画停電の場合は最初から分かっている為、しっかりと最後まで営業するのでそういったワクワク感はあきらめなくてはなりません。

で、今週木曜日はその計画停電の日でした。 計画停電の時は事前にこんな感じのショットメッセージが電力会社(MEC)から携帯に送られてきます。

そんな日は朝から発電機をスタンバイして
営業に必要な最低限の電気は自前で用意できるようにします。

時間になると一斉に電気が使えなくなるため店内の電気は使えません。
とは言え発電機のおかげで、最低限必要なパソコン、インターネット、POSは何とかなるのですが、クーラーを使えるほどの電力は無い為、暑さは何ともなりません。

店内の温度はこんな感じ。

不快指数というのを計算できるサイトを発見したので試したところ・・・’

いやぁ、不快です。

もうこうなると室内にいれないので外の方が・・・
と思い外にでると・・・

こんな感じ。まあどっちもどっちですね。
とは言え、外は海から吹き抜ける風があったり、日影があったりで意外と外の方が快適に過ごせます。

こんな時、我らの従業員は何をしているのか

うちわで仰ぎながら仕事。

日陰に隠れて携帯をいじる。

堂々と寝る。

まぁ、暑いのであんまり口やかましく仕事しろ!!とも言えないですね。とは言え指示すれば動いてくれるので今日の所は見逃しましょう。

停電の時は部屋にこもらず、敢えて外に出て過ごす。
これもマーシャルならではの過ごし方かもしれません。

MURAI

マーシャルの通信事情

lakwe

先週のトンガ火山噴火後、たくさんの方々に津波の影響をご心配頂きました。
マーシャルは環礁という地形特性で大陸棚上に無い為か、幸い津波の影響を受ける事はありませんでした。
ご心配頂いた皆様ありがとうございます。

さて、今週はマーシャルの通信事情についてのお話。

当然マーシャルもインターネットは普及しており多くの人がインターネット回線を利用しています。

MJCCの従業員も暇さえあればスマホをいじっていますし、

マーシャルの若者に”今欲しい物アンケート”を実施したら、恐らく1位はスマートフォンだと思います。

そんなマーシャルですが、
インターネット回線が整備され、インターネットが一般的になったのは意外と最近で
10年程前までは懐かしのダイアルアップを使用していたそうです。(マネージャー談)

たまたま、先週の新聞でインターネットの加入者数が増加しているという記事が出ていたので少しご紹介すると、
最近の主流である無線方式が導入されたのが2017年らしく、それから4年で4G LTEの加入者は約3倍、通信料は約6倍に伸びています。

2017年加入者数 1,872件 使用データ量 85,965GB
2021年加入者数 5,824件 使用データ量 491,871GB
(Marshall Islands Journalより)

え、そんだけ?と思う数字かもしれませんが、人口約5万人のマーシャルでインターネットが普及しているのはほぼ首都マジュロ(人口2万5千人)とイバイだけという事を考慮すると、なかなかの普及率であると言えるでしょう。

そんなマーシャルの通信事情について

・4Gの速度が遅い
・ランドラインはいまだにADSLが主流(光は一部)
・5Gなんて夢のまた夢

など種々不満はありますが、
個人的に最も不満が大きかったのが通信料の高さ。

主流のポケットWifi 4G使い放題プランで1ヶ月$70、日本のポケットWifiの実質無制限が月4500円位だと考えると倍近い金額です。

しかも、使い放題と謳っていながら、通信量が50GBを越えるとダイアルアップ並みの通信速度に制限される為、実際は50GBプランと言うべき品質・・・。

データ通信量はNTA(日本でいう所のNTT)のアプリにアクセスすると、リアルタイムでチェックできるのですが、この画面の数字が50GBになると1か月たってなくてもさらに$70のチャージを余儀なくされます。
家族4人で使用していると50GBで収まるわけもなく…。

とは言え、今の時代インターネットが使えない=世界との断絶を意味する為、
ケチる事も出来ず月に約2回$70をNTAに納めておりました。

ところが、先日アプリをチェックしていたところ、
なんと、50GBを越えても通信速度が落ちて無い事を発見。
不思議に思っていると、アプリ上のプラン名が”4G GOLD”という見慣れないプランに変更されているではありませんか。

4G Goldプランでは50GBを越えても回線速度が落ちません。すでに120GB超・・・

あわててNTAに確認してみると、その新しいプランだと50GBを越えてもスピードはちないとの事。しかも料金は前と同じ$70据え置き

という事は、$70×1回で1ヶ月丸々使えるという事で
「ホントの使い放題プランになった!!」という事。

今までの名ばかり使い放題がまともになっただけと言えばそれまでなのですが、
この変更は私にとってはかなり嬉しい変更。
何と言っても通信費が半額(いや、それ以上。)になるのです。

日本では、携帯通信費の引き下げはかなり大きなニュースになりましたが、      こんな大きな変更を何の告知もなく突然してしまうのがマーシャルの恐ろしさ。

とはいえ、珍しく嬉しい変更だったので今回は手放しで喜びたいと思います。

ただ、数か月後「やっぱりや~めた。」ともとに戻す可能性があるのもマーシャルの恐ろしさ。
まだまだ気は抜けません。

MURAI

2022年 最初の挑戦

lakwe!!

マーシャルにきてもうすぐ2年。
「挑戦なくして成功なし」の言葉を胸に
いろいろな事に挑戦してきたつもりですが、
まだまだ未挑戦の物もたくさんあります。

その中の一つが床屋さん
「床屋くらい大人なら誰でも行けるやろ!!」と言われてしまいそうですが、
私にとっては意外と難関。
もともと、日本にいた時から床屋は色んな所にチャレンジできず決まった所にしか行ってませんでした。

最大の理由は、初めて入店する時に打ち勝たなければいけないあのアウェーな感じ。

常連さんの和気あいあいとした雰囲気を切り崩すのは私にとってかなりの精神力が必要とされます。

かと言って、一見さんのくせに予約なんかしたら生意気な感じもするし・・・。

そんなちょっと小心者の私にとってマーシャルの床屋のハードルは越えたくても越えられない鬼門でありました。

とはいえマーシャルに住んでいても当然髪の毛は伸びでくるので切らないわけにはいかず、これまでは妻に散髪をお願いして逃げ回っておりました。

しかし、「挑戦なくして成功無し」
今回勇気を振り絞って床屋さんに行って参りました。

行ったところはこちら


『Le Victoria』
Salonと書かれているので日本で言う所の『美容室』でしょうか。
ちょっとおしゃれな感じです。

実はこちらのお店、下の子の同級生の親戚がやっているお店という事で、
事前にコンタクトを取り、行く時間も伝えてあったので、
私の苦手な初めての美容室に対するハードルを大幅に下げてくれました。

マーシャルの美容室のほとんどはオーナーがフィリピン人。
こちらのお店もフィリピン人が経営してます。

店内はこんな感じ。まあマーシャルっぽい乱雑さはありますが
作りはいたって普通で、日本で言うところの床屋さんな雰囲気。

「どんな髪型にしますか?」と聞かれて指定するとヘアカットが始まります。

日本語ですら難しい希望の髪型を伝えるという作業。
英語ではなお辛いと思い、希望の髪型をスクショでスマホに保存。
お姉さんに見せると、画面を一瞬だけ見て「OK‼」とカットスタート。

「ほんまにちゃんと見たんかいな!」と若干の不安を抱かせつつも
お姉さんは手際よく作業を進めていきます。

カットした紙の毛が洋服につかないようにするビニールのカバーと
首の間の隙間を埋めるのは折りたたんだトイレットペーパーを使用。
物が無い国なりの工夫です。

 首周りはトイレットペーパー

バリカンをかなり多用されますが、
刈り上げた所と髪の長い部分をなじませる作業はさすがプロの手さばきで
ハサミを使ってなじませてくれます。
この辺が素人には難しい所。

バリカンの後はハサミでちゃんと整えてくれます。

カットが終った後はシャンプー台に移動してシャンプー
お湯はでなかったものの、暑いしそのくらいはご愛嬌。

全体的に想像以上にスムーズで満足いくヘアカットでした。

ただ、一つ

カットしてくれたお姉さん。

しゃべりだすと完全に手がとまってしまうので
日本だったら30分位で終わるであろうヘアカットが約1時間かかってました・・・

しゃべりだすと完全に手がとまります。

まあ、こちらも急いでいるわけでは無いので問題ないのですが。

という事でこれからは妻に迷惑かけず自分でヘアカットに行くことが出来そうです。
「挑戦なくして成長なし」
これでまた一つ大人の階段を昇ることが出来た気がします。

因みに料金は大人一人10ドル
こちらもGood!!

MURAI

 

 

マーシャルの初日の出

あけましておめでとうございます。1月1日、初日の出に遭遇したので思わず撮りました。

携帯カメラで素人がとった写真なのでそんなに芸術的ではないですが雰囲気は伝わるでしょうか?何か良い事ありそうな気がします。

本年もMJCCをどうぞよろしくお願いします。

MURAI