BUSINESS FORUM 2024

2024年11月5日 / 6日、BUSINESS FORUM 2024 が MIR で開催されました。私は初日の5日のみ参加してきました。大臣・各省庁など公側の人が半分、マーシャルでビジネスされている方々が半分、計50名ほどが参加されていました。マーシャルの人や中国系、欧米系の人たちで占められ、日本の方はいなかったように思います。

5日の内容は、各省庁からプレゼンがあり「マーシャルのビジネスを強化したい」というものでした。プレゼン後、参加者の方々が質問していました。イメージとしては「大学の講義」でしょうか。会は、質問だけではなく「こうしたらよいのでは?」など意見・提案も数多く出ていました。省庁側の人たちも改善の姿勢を見せていて、双方有意義な時間だったのではないかと思います。

マーシャルにいる多くの人たちには「こうしたらよい」という建設的な意見や提案があることがわかりました。BUSINESS FORUM のような機会を経て、官民一体となってマーシャルのビジネスが良い方向に進んでいくことを願っています。

BUSINESS FORUM は、また開く予定があるそうです。(6か月後?) 直接省庁側に言いたいことがあるというのであれば、よい機会かなと思います。

マーシャル伝統競技 綱引き

マーシャル国体の種目にもなる伝統競技は、カヌーレース、ヤシの木登り、ヤシの殻剥き、ヤシの葉バスケット編み、ジャグリング(お手玉)等いくつかあります。

その一つ、「綱引き」の試合を観る機会があったので、みなさんにご紹介します。

綱引きはマーシャル語で「カナカン トー」”Kanakan to”と言います。

大人から子供まで、スポーツ大会といえば種目に入ることが多いです。

学校だと綱引きにその辺の適当なロープを使うことも多く、ひどいと競技中にロープが切れたりするのですが、私が見たマニットデーの試合では、ちゃんとした丈夫そうなロープを使っていました。

綱引きの試合前

ロープをまっすぐに伸ばし、真ん中に審判がいます。審判の合図で綱引きがスタートしました!

水色ユニフォームのチームには、綱引きをよくわかっているコーチが側について、逐一指示と声掛けをしています。もう片方チームはただ闇雲に全力で引っ張っていました。水色チームはコーチの指示で、「全力で引く」と「低姿勢で耐える」を使い分ける作戦です。

耐える体制

綱引きといえど、持久戦のような試合です。全力でずっと引いていた相手チームが疲れた頃合いに、水色チームのコーチが叫びます。「立ち上がって、引っ張れー!」

ここで水色チームが力を合わせて全力で引っ張り、勝負を決めました。水色チームは、選手たちも重量級でパワーがありそうな男子ばかりを集めていたので、そのあたりも勝因のようでした。

選手も観客も熱い伝統競技の試合でした!

 

mika

 

マニット週間

9月27日(金)はManit Day(文化の日)でマーシャルの祝日です。

この1週間はManit Weekと呼ばれ、毎日マーシャル文化にちなんだイベントが予定されています。

月曜日:国旗の日 マーシャルの国旗に入っている色、青かオレンジか白の服を着て登校します

火曜日:花冠の日 花冠をつけて学校や職場へ行きます

水曜日:ヤシの葉で編まれた帽子の日 マーシャル伝統の帽子をかぶって職場や学校へ行きます

木曜日:アイランドウェアの日 男子はアロハシャツ、女子はアイランドワンピースを着る日

金曜日:マーシャルのハンディクラフト「アミモノ」を身に着ける日

 

アレレ博物館の前では特設ステージが設置され、23日から27日にかけて毎晩バンド演奏やダンスパフォーマンスと、出店が予定されています。夕方からは高校対抗の綱引き大会も開催。

マニットデーの27日(金)は、終日アレレ博物館前でイベントが開催されます。

マニットweek イベントスケジュール

今年はバンドと伝統ダンスのパフォーマンスに特に力を入れていて、バンド&トラディショナル・ダンス大会と名付けられ、 参加者たちがステージで競います。

出演予定のバンド

 

マーシャル文化に触れることができる貴重な機会ですので、ご興味のある方はぜひ観に行かれるとよいと思います!

 

mika

 

太平洋・島サミット(PALM10)が東京で開催

第10回太平洋・島サミット(PALM10)が2024年7月16日~18日に東京で開催され、日本を含む19ヵ国・地域の首脳が参加しました。

レセプションにて林官房長官の挨拶

このサミットは太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について首脳レベルで意見交換を行い、地域の安定と繁栄に貢献するとともに、日本と太平洋島嶼国のパートナーシップを強化することを目的として、1997年から3年ごとに開催されている首脳会議です。

マーシャルからは、ヒルダ・ハイネ大統領、カラニ・カネコ外務貿易大臣らが来日し、7月17日には岸田総理大臣と日・マーシャル首脳会談が行われました。

詳しい内容を知りたい方は、以下の外務省HPをご覧ください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/mh/pageit_000001_00878.html

7月16日夜に林官房長官夫妻主催の歓迎レセプションが行われ、MJCC佐藤もマーシャルの日系企業としてご招待いただき、参加してきました。

マーシャル大統領、マーシャル大使夫妻、元JICA協力隊員の方などマーシャルにゆかりのある日本人の方々にもお会いすることができ、大変有意義でした。

レセプションでは、輪島市の伝統芸能である御陣乗太鼓演奏や石川県出身の小中高生によるブレイクダンスのパフォーマンスが披露されたほか、石川県産をはじめとする日本各地の食材を用いたおいしい日本の料理が提供されました。

和牛ステーキ

今後とも、日本とマーシャルの絆がより一層深まっていくことを願います!

レセプション会場から東京タワーの眺め

mika

第42回Fishing Tournamentへ行ってきました!

ヤッコエ!

マーシャルは先週金曜日、Fisherman’s Day(漁師の日)という祝日でした。

マジュロでBill Fish club主催のフィッシングトーナメントが毎年開催されているとのことで、早速私もどんなものか見学に行かせていただきました!

かっこいいフォトスポットがお出迎え!

会場は音楽の生演奏やおいしそうなタコスの屋台出店など、トーナメントだけでなく地域のお祭り要素もあり釣り関係者でない方もたくさんいらして大いに賑わっております。

肝心のトーナメントは釣り上げた複数の魚の総重量を競う種目と、釣り上げた一匹の魚の重量を競う種目とに分かれ、参加者は朝6時から漁に出てタイムリミットの夕方5時までに港に戻ってきます。

ドキドキの計測タイムです。

計測の後は参加者全員にミスビルフィッシュ&ミスウロックからフラワーレイが贈られ、記念撮影をパチリ!みなさん本当に達成感に満ちた素敵な表情で会場に戻ってきます。

ミスウロックからのレイ授与の様子
ミスビルフィッシュとの記念撮影

ちなみに今年一大きなお魚は、なんと307ポンド(約150kg)のカジキマグロ。

ドドド迫力のお姿をご覧ください。

Marshalls Billfish Club Facebook より

どーん!

何人前のお寿司になるかな?

なにはともあれお祭りは楽しいものですね。

いろんな参加者の方とのんびりお話ができて、マーシャルならではの雰囲気にとっぷり浸かった良き一日でした。

やまだ