マーシャル諸島短期大学(CMI)の日本語クラスに潜入!

ヤッコエ!

某日、ご縁あってマーシャル諸島短期大学(CMI)の日本語クラスを見学させていただきました。

現在、CMIの教室では青年海外協力隊の隊員さんが日本語教師としてご活躍されております。

平日朝9時半から11時までの授業で、伺った日は7名ほどの生徒さんがいらっしゃいました。

授業の様子

基本的な挨拶から始まり、今日は何年の何月何日ですか?という質問に頑張って答えていく生徒さんたち。例えば、2025年4月1日。”にせんにじゅうごねんしがつついたち”、改めて聞くと、これだけでも相当沢山の音が含まれていることが分かります。今年開講したばかりのクラスなので、3か月程日本語に触れている生徒さんたちは数字やひらがなが読めるそうです。素晴らしい。

この日の会話練習は、「どんな家に住んでいますか?」というテーマでした。

日本の教材なのでアパートやマンション、平屋の一戸建てなどいろいろな種類の家が出てきますが、ここマーシャルでは多様なスタイルの建物について、なかなかイメージしづらいもの。

どんな家に、誰と住んでいますか?などなど、質問に対して決められた言葉ではなく自分の立場を踏まえて答えるのは至難の業。でも、会話を成り立たせる上ではとても大切な内容です。

時間をかけてゆっくりと、一生懸命取り組んでいる様子を見学することが出来て私も勉強になりました!

ちなみに生徒さんに日本語クラスを選択した理由について聞いてみると、マーシャルならではの日本人にルーツを持つ方や、アニメや漫画が大好きだから!という方など、モチベーションは多種多様。

折角なのでここで学んだことを活かして、ぜひ将来は日本に関連する国際的なお仕事も視野に入れてくれたら嬉しいなと思います。

日本語学習、ファイトです!

 

やまだ

オーストラリアバンドのライブ&ナイトマーケットのお知らせ

今週4月25日(金)午後5時からデラップパークにて、コンサートとナイトマーケットが開催されます。入場無料です!

オーストラリアから来た「アンドリュー・グルウィウィ・バンド」が演奏するそうです。音楽のジャンルは、レゲエ&ロックだそうです。

ご興味のある方は、ぜひ!

mika

 

 

グリーンピースのレインボー・ウォリアー号がマーシャル訪問中

国際環境NGO団体グリーンピースの船、レインボー・ウォリアー号が40年ぶりにマーシャル諸島にやってきました。

デラップ港に停泊中で、3月15日(土)午前9時から午後5時までは一般公開されます。興味のある方は、誰でも見学できるそうです。

1954年にビキニ環礁で行われた核実験ブラボーで被ばくしたロンゲラップ環礁の人々は、アメリカの安全宣言を受けて、1957年から徐々に避難先からロンゲラップに戻り暮らしていました。しかし住民に健康被害が出て、島の安全性に不安を持ったロンゲラップの人々が世界に助けを求めました。その声を受け、1985年にロンゲラップの人々をクワジェリン環礁のメジャト島へ避難させた船がレインボー・ウォリアー号で、マーシャルでは知る人ぞ知る有名な船です。

日本人フォトジャーナリストの島田興生さんは、当時レインボー・ウォリアー号にマジュロから乗りこみ、ロンゲラップの人々の避難の様子を写真で記録しました。

レインボー・ウォリアー号

マジュロのデラップ港に停泊中で、来週からメジャト、エニウェトック、ビキニ、ロンゲラップ、ウォッジェなど離島への訪問を予定しているそうです。各島では放射線レベルに関する独自の調査が行われるほか、土壌、水、堆積物、生物サンプル収集プログラムが実施されるとのこと。

ご興味のある方は、土曜日の一般公開にぜひ足を運んでみてください!

 

mika

2025年の核被害者追悼日式典は3月3日

2025年の核被害者追悼日(Nuclear Victims Remembrance Day)の式典の日程が決まりました。

今年は3月3日(月)午前9:30~、リタにあるMajuro Track&Fieldで行われます。

式典の前に行われるパレードも、Track&Field内で行う予定だそうです。

式典のゲストに、太平洋諸島フォーラムの事務総長が来るとのことです。

Track&Fieldの場所はこちら↓

Google Mapより

ちなみに、2月28日(金)は核被害者追悼日の振替休日のため、学校と政府機関はお休みです。今年は3月1日が土曜日となった関係で、やや混乱がありました。

興味のある方は、ぜひ日よけ対策をして式典に参加してみてください。誰でも自由に参加できます。

mika

クルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」がマーシャルにやって来た!

ヤッコエ!

1月18日(土)、マーシャルはちょっとざわついていました。

そう!横浜港からはるばる海を越え、大きなクルーズ船がマジュロにやってきたのです!その名も、「MITSUI OCEAN FUJI」ッ!

な、なんてかっこいいんだーーーー!!!!

約300名のお客様を乗せたこの船は、遠くで見ても近くで見ても大迫力です。

こんなに大きなものはマジュロにはそうそうないので、弊社ローカルスタッフも若干ビビり気味。なんだか停泊しているだけで様になります。

クルーズ船は翌19日朝までマジュロに停まるとのことで、下船して観光されるお客様が素敵な思い出を持ち帰れるよう、我々MJCCも微力ながらお手伝い。

発着港となったDelap Dockではこの日だけのスペシャルイベントを開催。

伝統的なパフォーマンス、バンドの演奏、お土産屋さんの出店、ウェルカムボードの展示などなど。

バンド演奏の様子

かわいいウェルカムボードでお出迎え!

下船されたお客様は、弊社主催の観光ツアーに参加してくださったり、ご自身で地図を片手に気ままにお散歩されたり、素敵なお土産さがしや、マジュロ橋からの夕陽ウォッチング、海でシュノーケリングなどなど、皆さん思い思いにお過ごしになられたようです。

こんなに沢山の日本人の方がマジュロに来てくれることは滅多にありません。なので、島のことを知ってもらう貴重な機会に立ち会えて本当にうれしかったです。

当日は街のあちこちに散策されるお客様がいらして、楽しいお祭り騒ぎとなったマーシャルなのでした。

もちろん私たちも、かっこいい船の前でパチリ!

「MITSUI OCEAN FUJI」はマジュロを出発した後、タヒチのボラボラ島へと向かい、そこからさらに南米エリアをぐるりと一周してハワイ経由で横浜にお戻りになるとのこと。

春まで続く長い旅、ご安航をお祈りいたします!

 

やまだ