マニット週間

9月27日(金)はManit Day(文化の日)でマーシャルの祝日です。

この1週間はManit Weekと呼ばれ、毎日マーシャル文化にちなんだイベントが予定されています。

月曜日:国旗の日 マーシャルの国旗に入っている色、青かオレンジか白の服を着て登校します

火曜日:花冠の日 花冠をつけて学校や職場へ行きます

水曜日:ヤシの葉で編まれた帽子の日 マーシャル伝統の帽子をかぶって職場や学校へ行きます

木曜日:アイランドウェアの日 男子はアロハシャツ、女子はアイランドワンピースを着る日

金曜日:マーシャルのハンディクラフト「アミモノ」を身に着ける日

 

アレレ博物館の前では特設ステージが設置され、23日から27日にかけて毎晩バンド演奏やダンスパフォーマンスと、出店が予定されています。夕方からは高校対抗の綱引き大会も開催。

マニットデーの27日(金)は、終日アレレ博物館前でイベントが開催されます。

マニットweek イベントスケジュール

今年はバンドと伝統ダンスのパフォーマンスに特に力を入れていて、バンド&トラディショナル・ダンス大会と名付けられ、 参加者たちがステージで競います。

出演予定のバンド

 

マーシャル文化に触れることができる貴重な機会ですので、ご興味のある方はぜひ観に行かれるとよいと思います!

 

mika

 

アミモノをつくろう!

先日、弊社のショップ奥から何やら楽しそうな声が…。
行ってみると女性従業員二人がせっせとアミモノ作りに勤しんでおりました。
お仕事上出来上がったものを見せていただく機会には恵まれておりますが、実際に制作しているところをしっかり見るのは初めて。
足先に結んだ先端を手前に向かってピンと張りつつ、10センチ強にカットされたキメジ(ヤシの木の若葉を加工した素材)を手早く編み込んでいくその所作の美しさにしばらくじっと見入ってしまいます。

短いキメジを3本ずつ掬うようにして編み込む、の繰り返し

聞けばアミモノはいわゆる作り方マニュアル、みたいな本が有るわけではなく、子供の頃お母さんやおばあさんに教えてもらいながら見て、口伝で覚えていくそう。
なのでMJCCにある数多くの商品のうち、この編み方はできるけどあれはできない、みたいなのがみんなそれぞれ判別できているそうです。

パーツAとパーツBを組み合わせて形作っていきます

マーシャルの歴史を今に伝える島唯一の博物館・アレレ博物館に行くと、もうほとんど誰も編み方を知らない昔のアミモノが飾られています。
消えゆく伝統文化は日本にもたくさんありますが、マーシャルに住み、店内の個性豊かなアミモノを日々眺めていると、どうかより多くの伝統がこの島にも受け継がれていきますようにと想いが込み上げます。

…ところで従業員のみなさん!アミモノもいいけど、お店のお仕事もよろしくお願いします!

やまだ

 

バナナ(Pinana)

バナナ好きの僕は毎日バナナを食べます。

スーパーで売っているバナナはとても高価で、1本$1以上。。。

そんな時に、バナナを頂きました。

マーシャルバナナです。

日本で売っている一般的なバナナに比べて小さいのが特徴です。

酸味と甘みがあって、とても美味しいと思います。

まだ熟れていないので、熟すのを楽しみに待ちたいと思います。(写真)

ちなみに、熟さず緑色のまま料理に使う種類のバナナもあります。

マーシャルに来た際は、いろいろなバナナ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

Yosuke Suematsu

アレレ博物館のミュージアムショップ

マーシャルの文化を知ることができる場所と言えば、アレレ博物館。小規模な博物館ですが、現存するマーシャルの昔の道具・装飾品・武器や、アウトリガーカヌーの紹介、1920年代のマーシャルの写真などを見ることができます。

アレレ博物館入口
展示室1
展示室2
貴重な昔のマーシャルの写真

入口正面には、ミュージアムショップもあります!洋書になりますが、マーシャル関連本をここで購入することができます。他では入手しづらい本ばかりです。

ミュージアムショップに並ぶ本

マーシャルの古い切手も販売しています。1束5ドル。

古いマーシャルの切手

最近はアレレ博物館オリジナルのキーホルダーやマグネットも販売中。新しいキーホルダーとマグネットも今週入荷しました!

オリジナル キーホルダー

アレレ博物館に訪れたら、ぜひミュージアムショップも覗いてみてくださいね!

アレレ博物館 Alele Museum

場所:ウリガ地区

開館日:月-金 9時ー17時 ※土日・祝日は閉館

TEL: 625-3372

mika

ココナッツ(Ni ニー)

こんにちは。

マーシャルの人々にとって欠かせないもの。

それはココナッツです。

マーシャル昔話の1つには、ココナッツの物語もあります。

日曜日、散歩していると「ジャカロ」を見つけました。(写真の白い液体)

「ジャカロ」はココナッツの樹液で、写真のように採取します。

味は少し酸味があり、冷やして飲むと体に染みわたります。

そして、この「ジャカロ」を採取する瓶、これを「クレ」といいます。

「クレ」は日本語由来の言葉とされており、「とっくり」から来ているようです。

「ジャカロ」採取現場を見かけたら「クレ」という言葉、使ってみてはいかがでしょう?

Yosuke