USPカフェ

今回は、ロングアイランド地区にある素敵なカフェをご紹介します。

USP(南太平洋大学)内にあるUSPカフェです。
誰でも気軽に利用できます。

場所は、以前ロングアイランド・ホテルだった所にあり、水色とクリーム色の目立つ建物なのでわかりやすいです。主要ホテルのあるダウンタウン地区からは、車で約15分の距離です。テニスコート隣にある建物の、ガラスの扉がカフェの入り口です。

このカフェは、マーシャルでは珍しい本格的なエスプレッソマシンを置いてあり、
マーシャルでは貴重なお店です。美味しいカプチーノやカフェラテをいつでも飲めます!

スタッフもちゃんとコーヒーの入れ方を勉強した人たちなので、日本やグアムで飲むコーヒーショップとほぼ同じコーヒーが飲めます。

メニューはこちら↓

ほとんどのドリンクが4ドル均一です。カプチーノやカフェラテにキャラメルやヘーゼルナッツのシロップを入れたければ、追加料金なしで入れてくれますよ。

私のオススメはカプチーノかカフェラテで、行くとそればかり注文しています。

それ以外ですと、冷たい飲み物はスムージー(お好みの冷凍フルーツをミキサーにかけて作ってくれます)やフラペチーノ、ミルクシェイクも、おいしいです。

テイクアウトもできますし、涼しい店内にある座席できれいなビーチを眺めながら飲むコーヒーも最高です。

↓目の前のビーチ。ビーチを散策がてら訪れてもいいですね!

 

◆USPカフェ (USP cafe)◆

営業時間:月曜ー土曜(日曜休み)7:00am-8:00pm

場所:ロングアイランド地区、USPキャンパス内(街から向かうと、ロングアイランドのK&Kスーパーマーケットより約200m手前のラグーン側です。)

 

mika

慰霊団

日本政府は昭和51年度から戦没者慰霊事業の一環として、遺族を主とした慰霊巡拝を行っており、マーシャルにもほぼ毎年、慰霊団の方が訪問されます。去る3月にもその慰霊団がいらっしゃったので、MJCCでお手伝いをさせていただきました。
今回は、クワジェリンとマロエラップを訪問するグループと、ミリ、ジャルート、キリバスを訪問するグループと二つに分かれ、私はクワジェリンの方を担当しました。

クワジェリン環礁はマーシャル諸島にある世界最大の環礁で、現在は米軍がマーシャル政府からレンタルして、軍事基地として使用しています。通常は一般人は入ることができませんが、日本からの慰霊団は特別に許可をもらって滞在することができます。基地内では滞在者は行動が制限されています。例えばお店や食堂、ホテルがある地域は自由に移動できますが、工業地域や基地スタッフの住居エリアなどへは立ち入ることが禁じられています。写真も基本的に禁止です(場所によっては可)。

滞在の目的は追悼式ですからそんなに時間はかからないのですが、飛行機の便が少ないため、すぐに移動することはできません。今回は月曜日に到着してから水曜日まではマジュロに戻る便がありませんでした。ただその間は今回の私たちの入域を担当してくれたサカイオさんがいろいろと準備してくれていたので、とても快適に過ごすことができました。
そのうちの一つが戦跡ツアーです。クワジェリンは太平洋戦争当時、日本軍の基地があり、激戦地の一つでした。現在は当時の滑走路の上にさらに大きな滑走路ができていますが、当時の面影をしのぶことができるものもいくつか残っており、ツアーではそれらを見てまわりました。

上の写真は当時の日本軍のトーチカです。当時はこの上に土砂がかけられ、見つからないようになっていたようです。滑走路横のゴルフ場内にあるので、飛行機の窓からも見えます。

案内板もちゃんとしてます。
おそらく下段真ん中の写真が当時のトーチカの写真と思われます。

もう一箇所、島の北端のトーチカ。

そして記念碑のある場所で追悼式を行いました。写真ではちょっとわかりづらいですが、記念碑には日本列島をかたどったモザイクがありました。

きれいなビーチもありました。

追悼式も無事に終わり、慰霊団の皆さんも、きれいな景色やサカイオさんの手厚いおもてなしに感激されたようでした。私もなかなか訪問することのできない場所に行くことができ、とても良い経験になりました。

SATO

ふるさとへかえりたい~リミヨおばあちゃんとヒバクの島

マジュロを訪問中のフォトジャーナリスト、島田興生さんがMJCCにいらしてくださいました。島田さんは40年以上にわたり、ビキニの水爆実験で島を追われたロンゲラップ島の人々の追跡取材を続けています。

「ふるさとへかえりたい~リミヨおばあちゃんとヒバクの島」という子ども向けの写真絵本を出版し、2年前にその英語版「Longing for My Home Island」も出版されました。

この英語版絵本はマーシャルの子供たち、そして世界の人々に、水爆実験のこと、
核兵器が使われたらどういうことが起こるのかということを知ってもらいたい、
という目的で作られた本だそうです。

マーシャルで起こった水爆実験のことを、残念ながら今のマーシャルの子供たちはあまり知りません。この本をきっかけに次の世代へと語り継いで、平和教育に役立ててもらえたらと心から思います。

やさしい文章で書かれた日本語版も、素晴らしい本です。
マーシャルに興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!

「ふるさとにかえりたい リミヨおばあちゃんとヒバクの島」

Longing for My Home Island: A Story of Nuclear Refugees in the Marshall Islands(英訳版)MJCCにて販売中。

Photographer Mr.Shimada has visited MJCC!

Bravo fallout survivor Lemeyo Abon’s story is told in his book “Longing for My Home Island” by Hanyuda Yuki with large, graphic photos by Shimada Kousei.

He published his book in English to let more people know what happened to the people if we exploded the nuclear bomb. He says, “Especially, we want the younger generation in Marshall Islands to know about the hydrogen bomb test and contribute to creating a future free of nuclear bombs.”

This book is avaliable in Majuro at MJCC.

 

Mika

アミモノ体験ツアー

日本からお客様がいらっしゃり、アミモノ体験ツアーに参加されました。今回はネックレス(マルマル)を作りました。

マルマルの材料は、まずヤシの木の若葉から作られるキメジ。ヤシの木の白い若葉を切り取り、軽く表面を削ったものを茹で、2~3日乾燥させたものがキメジです。キリバッグを作る際にも使われる、白さが素敵な材料です。細く裂いて糸としても使います。

↓キメジの束。

マルマルのペンダントヘッドにあたる部分はタカラガイ(の一種)を使いました。これは引き潮の時に海で拾い集め、土の中に埋めます。中の貝は土中の微生物がきれいにしてくれます。これになんと1~2か月かかります。その後きれいに洗いながら磨くと、写真のような、きれいな貝となります。

↓タカラガイのイヤリング。

このように、アミモノには少ない材料を大切に使うマーシャル人の知恵が詰まってます。

今回参加していただいたお客様は手芸が趣味の方も多く、きれいに仕上げられていました。上手な方もそうでない方も、みなさん楽しんでいただけたようで良かったです。

↓弊社スタッフによるアミモノの説明。

↓弊社スタッフによる直接指導。

↓女性の方はみなさん編むのが上手でした。

参加されたい方はMJCCまでご連絡ください!

SATO

各種ココナッツオイルの特徴

マーシャルの日常で使用されているココナッツオイル。

マーシャル産のココナッツオイルには、
ココナッツ工場トボラーで生産されたお土産に最適なものから
薬用効果のあるローカルなものまで、各種あります。
今回はその違いをご紹介します!

まずは定番のトボラーのココナッツオイルです。

★Lijakwe ココナッツ ビューティーオイル(写真:左)

紫のキャップで少し黄色のオイルは、丁寧に精製されたココナッツオイルです。
オイルの効果はヴァージンココナッツオイルと同様で、
乾燥肌や荒れた肌によいそうです。

 

★Erreo ヴァージンココナッツ ビューティーオイル(写真:右)

茶色のキャップで透明なオイルは、新鮮なココナッツから抽出したピュアなオイルです。特に乾燥した肌や髪にいいそうです。
香りも何種類かあります。

女性なら、オイル系のフェイスクレンジングとしても使えます。

 

続いて、ローカルが愛用する薬用効果のあるオイルです。

★Pineep Lukwej 薬草入りココナッツオイル (写真:左)

薄い緑色をしたオイルは、薬草をブレンドしたオイルです。
薬用効果のある木の実のオイルも入っていて、
その木の実の香りがします。
緑色ですが、普通のオイルと同様の使用感で使えて、
かゆみやカサカサ肌に効くようです。
マーシャル人女性は、髪によくこのオイルを塗ります。
早く美しい髪が伸びてくるそうです。

 

★ヴァージンココナッツオイル(写真:中)

透明のオイルは、ヴァージンココナッツオイルです。
手作業で絞られたピュアなココナッツオイルは
ココナッツの香りでくせもなく、サラッとしていて万能に使えます。

 

★Pineep Nin ノニ入りココナッツオイル(写真:右)

少し茶色のオイルは、ノニ入りココナッツオイルです。
ココナッツオイルの抗菌作用とノニの鎮静作用で、かゆみに一番効くオイルです。
実際に使ってみると、非ステロイド系のかゆみ止めよりも、こちらのオイルのほうが、かゆみ止め効果がありました。
美白効果もあるとか…。
色がついているので服につかないように気を付けることと、
ノニの香りが少しするのが気にならなければ、オススメです。

※薬用効果はありますが、基本的には健康な状態のお肌にお使いください。

各種ココナッツオイルは、MJCCで販売しています!
特にローカルオイルは他ではあまり販売されていないものなので、
試してみたい方はぜひどうぞ。

 

mika