AMIMONOの材料

 

MJCCではAMIMONOというマーシャル諸島の工芸品も扱っておりまして、毎週その工芸品をMJCCで買い取るのですが、たまに原材料も買取ります。

編み手さんも原材料の売り手さんを探すのに苦労するそうで、お店に置いてほしいとリクエストされることがよくあるのです。上の写真は「キメジ」というココナッツの葉っぱでできた原材料で、約3束で下の写真のバッグが1つ作れます。貝殻はネックレスやクラウン(冠)、腕輪、ピアスなどに使います。

 

 

 

 

あかね

平成30年度ミクロネシア諸島自然体験交流事業で、日本から小学生たちがやってきました!

日本からの観光客もそれほど多くないマーシャル諸島ですが、年に一度、日本から小学生の団体がやってくるイベントがあります。独立行政法人国立青少年教育振興機構主催の「ミクロネシア諸島自然体験交流事業(以下、交流事業)」に参加する子供たちです。

「交流事業」のプログラムは6月にマーシャル他ミクロネシアの国々からの子供たちが日本を、7月に日本の子供たちがミクロネシアの国々を訪問し、離島での宿泊やホームステイなどを通じて自然の素晴らしさや共存することの大切さを学ぶプログラムです。ここ数年、MJCCでもマーシャルでの滞在のお手伝いさせていただいてます。今回はその子供たちがマジュロを訪問した時の様子をご紹介します。

空港に到着した子供たち。慣れない長旅で疲れた様子でしたが、日本を訪問したマーシャルの子供たちの歓迎に笑顔が復活します。さらにヒルダ・ハイネ大統領と一緒に記念写真を撮るというサプライズもありました。

ウリガドックから水産庁の船でカロリン島へ出発。
天気は快晴!この日はそのままカロリン島で宿泊。

カロリンから戻った翌日はピースパークを見学。
公共事業省の大臣と記念撮影した後、大使館の岩田さんから追悼碑や遺骨の収集状況などの説明を受けました。

その後はマーシャル人家族の家でホームステイ。出発前は緊張で表情の硬くなっている子もいましたが、最終日のお別れ会ではみんな号泣!楽しい時間を過ごせたようです。

日程が詰まっていて大急ぎの一週間でしたが、参加した子供たちは日本では得がたい経験をすることができたのではないでしょうか。ぜひまたお越しください!

マーシャルでスタディ・ツアー!~マジュロ環礁編

兵庫県神戸市からいらっしゃったヤッコエ・マーシャル研究会の皆様とのスタディ・ツアー、2~3日目はマジュロの見学です。日本大使館やJICA事務所への表敬訪問の他、マジュロ平和公園、ココナッツ工場、ローラビーチ、アレレ博物館、アミモノショップ等等を見学されました。

今回はメンバーのお一人がお坊さんとしての資格を持っているとのことでしたの、平和公園でお経をあげていただきました。

タイフーン・モニュメント前でも読経していただきました。

日本大使館を表敬訪問。

TOBOLARココナッツ工場では生産品である石鹸やオイルの説明をうけました。

その後、今回のツアーの目的の一つであるマーシャル政府高官との会合がありました。

こちらも残念ながら予定していた大臣は急用による不在のため会うことはできませんでしたが、かわりに国会副議長Jejwarik Hanton氏が対応してくれました。さらにHanton氏の案内で、国会議事堂内を見学することもできました!

Hatnton氏の案内で見ることができた国会議事堂内。

さまざまなハプニングですべて予定通りというわけにはいかなかった今回のツアーですが、参加された皆様からは「楽しかった!」という声をいただくことができました。ぜひまたお越しください!

MJCCでは様々なツアーを催行しておりますので、ご希望のツアーがございましたらメールなどでお気軽にお問い合わせください。

SATO

マーシャルでスタディ・ツアー!~マロエラップへまた行ってきました

今回は兵庫県神戸市からいらっしゃったヤッコエ・マーシャル研究会の皆様と、スタディ・ツアーに行ってきました!

今回マジュロへお越しになった研究会の皆さんは神戸市シルバーカレッジで集まった方々で、平均年齢70代!しかし70代とは思えないほど皆さんお元気で、マーシャルの暑さにも負けず行動されていました。

今回はまずエアマーシャルでマロエラップ環礁へ飛び、戦跡を見学されたほか、地元の長老であるリジョッコおばあさんに会って話を聞きました。
リジョッコさんは推定102歳で、残念ながら昔の話はあまり覚えておられませんでしたが、こんにちは、ありがとうなどの覚えている日本語で日本からのお客さんを迎えてくれました。

いつものドルニエで出発です。

空から見るとミニチュアのようなマジュロ。

マロエラップに到着すると、飛行場すぐのところにゼロ戦があります。
草に埋もれていました。

今回は発電所の中に入ってみました。

発電に使用していたディーゼルエンジン。

リジョッコさんのいる島へはボートで移動しました。お世話をしてくれた島のお巡りさんの話では片道15分とのことでしたが、片道45分くらいかかりました。


Photo by HIRO(c)RAYCREW

片道45分かけてようやくお会いできたリジョッコさん。いつまでもお元気でいてください。

タラワ島に戻ると、旧日本軍のトーチカがボートの私たちを迎えます。

司令部でしょうか。
かなりの大きさです。

すぐにでも崩れ落ちそうな状態です。

こちらは半分崩れ落ちたタンク。

ゼロ戦のエンジンカバー。

謎のローラー。
飛行機の引き上げなどに使ったのでしょうか。

駐機時間が決まっているので遺構見学はすこし急ぎ足になりましたが、多くの遺構を見ることができました。

長くなったのでマジュロ見学編は次回へ続きます。

SATO

「ふるさとへかえりたい」英語版、マジュロの公立小へ

写真絵本「ふるさとへかえりたい」英語版の普及のため、マジュロの各公立小に本を届けています。

 

ほとんどの公立小学校には図書室がありませんが、ウォジャ小学校には新しく作られた学校図書館がありました。

昨年、日本人の活動するNGO団体Growmateが建てた図書館です。ウォジャ小学校では、子供たちの教育にしっかりと活用されていました。

Growmateは次の活動として、ローラ地区に「学び舎」を作りたいそうです。現在クラウドファンディングで寄付を募集しています。

ご興味のある方は、ぜひ下記URLをチェックしてみてください。

 

Readyfor「太平洋のど真ん中、マーシャル諸島でわくわく学び舎を作りたい!」

https://readyfor.jp/projects/library2marshall

 

mika