歓迎会

はじめまして

先週よりMJCCで勤務してます。アシスタントマネージャー 村井です。      

赴任して1週間ちょっとの新参者ですがよろしくお願いします。

いろいろと慣れない事も多いですが、マーシャルの人は皆優しいので楽しく過ごしてます。

先日、お店の皆さんに歓迎会を開いてもらいました。

マーシャル流BBQ!

先週の日曜日、MJCCの現地従業員みんなと一緒にBBQをしました。

マーシャル人の定番のお楽しみといえば、ピクニック&BBQ!

従業員はみんな家族を連れてきて、賑やかなBBQになりました。

店舗レジ係の女性たち

マーシャル流BBQは、まず前日から醤油ベースのタレに漬けておいた肉を焼きます。材料の肉は、骨付きチキンや豚のスペアリブ、ウインナーが多いです。肉を焼く途中でもタレに漬けながら焼くので、しっかりと味が付いたBBQになります。

BBQの途中で、肉が焼けたからといってその場で食べていくことはありません。まずは、すべての肉を全部焼いてしまいます。

肉が焼けたら、家から炊いて持ってきたご飯や、ポテトサラダ、その他持ち寄り料理と一緒に皿に盛り付けて、一人分のプレートを次々に作っていきます。

肉が焼けたので、盛り付け中。
置き場所がなくなってきました。
この日のプレートは、チキン、豚スペアリブ、ウインナー、ハム、ポテトサラダ、マグロのポキ、のりまき、ご飯、と豪華版です。これに加えてデザートにケーキとアイスクリーム!
プレートが出来たら、一人ずつ渡していきます。

BBQプレートをもらっても、お祈りがまだだったら、すぐ食べてはいけません。敬虔なクリスチャンが多いので、みんなに食事が渡ったところでお祈りをして、それから食べ始めることが多いです。



BBQのときは、その場で食べきれないほどの量をもらうのが普通です。家にいる家族や親せきの分のご飯も持って帰るので、BBQはお土産の分を見越して多めに作ります。

最後にみんなで集合写真

現地従業員の家族と一緒に楽しいひと時でした!

かわいい見学者

MJCCでは、店舗の裏にある工場で、コンクリートブロックの製造も行っています。今週は現地幼稚園の社会科見学で、約30人のかわいいちびっ子たちが、ブロック工場を見学に来ました。

MJCCで製造されたブロック

教室では、おもちゃのブロックでよく遊んでいるという子どもたち。本物のコンクリートブロックに興味津々。家も学校もこのブロックでできているんだよ~と説明を聞いた後は、工場でブロックマシンからブロックが作られるところを見学しました。

ブロックマシンの大きな音や迫力にビックリしている様子でしたが、デモンストレーションを終えて機械を止めると「もう一回!もう一回!」とリクエスト。ちょっと怖くて面白かったようです。

子供たちから、かわいいお礼のお手紙をいただきました。

MJCCでは地域の学校からの校外学習を受け付けています。店舗や工場での社会科見学など、お気軽にご相談ください!

マーシャル語の本が刊行されました!

日本で初めてのマーシャル語の語学書「ヤッコエ!マーシャル諸島 話してみよう!マーシャル語」が今月、発売されました。

マーシャル在住が長い日本人3人が作ったマーシャル語の入門書。MJCCでマーシャル語通訳およびガイドとして活躍した末松の著書です。会話文、単語、文法解説という語学入門書の基本に加え、マーシャル事情がわかる様々な現地情報を掲載。長期滞在・旅行・出張に大変便利な一冊です。

会話文や単語は<日本語+日本語ローマ字+マーシャル語カタカナ+マーシャル語>で表記してあるので、初めての人でも無理なく読め、発音できます。これ一冊で相当のマーシャル通になれるよう、文化や現地情報も豊富に盛り込みました。本書は、日本人がマーシャルを理解して現地での滞在や交流を楽しめるきっかけとなるでしょう。

著者のうちの2人、橋本と末松は青年海外協力隊としてマーシャルに派遣され、任期終了後は政府機関や現地企業で働きながら、現地語であるマーシャル語を習得しました。マーシャル語は長年話し言葉として使われてきた言語で、現在でも人によってスペルがまちまちな語が存在しています。島に本屋はなく、現地語で書かれた本は大変少ないです。マーシャル語とマーシャル文化を文字に残す必要性を感じ、マーシャル語の保存伝承活動をしている現地のグループ(CLLC)を訪ね、正しいスペルで表記された入門書を作りました。日本人のマーシャル語学習に、またマーシャル人の日本語学習にも使えるように日本語にローマ字表記を記載しました。この本が歴史的な繋がりも深い日本とマーシャルの交流の懸け橋となることを願っています。

<書籍情報>

◆書名 ヤッコエ!マーシャル諸島 話してみよう! マーシャル語
◆著者 橋本岳 末松洋介 佐藤美香
◆出版社 薬事日報社(2019/4/4)
◆価格 2,700円(税込み)2,500円(税抜)
◆判版 A5判 248ページ
◆ISBN-10: 4840814864 / ISBN-13: 978-4840814867
※ アマゾンAmazon.co.jp で販売中です。

マーシャル国内では、MJCCにて販売しています(価格:$25)。

本のFacebookページも、どうぞご覧ください。

日本遺族会の皆さんと一緒にクワジェリン(サント島)へ行ってきました!

前回の続きです。

ロイ=ナムル島での慰霊追悼式を終えた一行は、案内人の「帰りの飛行機までまだ時間があるから、日本軍の発電所がある島に行かないか?」という言葉に誘われて、サント島に行くことになりました。
正式な名前はEninbur島ですが、ロイから数えて一島、二島、三島めなので「サントー」と日本人が呼んだのをマーシャル人もそのまま使って定着したそうです。
確かに今までも「サントから来た」というお客さんに会ったことがあったので、そんな由来があったのか!と納得です。

船着場。

船着場についたらすごく良い天気でした。

一島、二島、サント!

船が出発するとすぐにサントが見えてきます。
1島2島、サントです。

サント島。

サントに上陸するとすぐに発電所が見えます。
というか狭い島なので島のどこからでも見えます。

島で一番大きい建物。
裏側。
中は住民の通路になってました。

当時の貯水槽は手を加えて現在でも使われていました。

当時の貯水槽に屋根を付けて再利用。

ロイ島をアメリカ軍が攻撃した際、ほとんどの建物を壊したにもかかわらず電気だけはついていたので、どうなってるのか?と不思議に思い調べるまで、サントに発電所があることがわからなかったそうです。

その後ロイに船で戻り、ロイから飛行機でクワジェリン島に戻りました。
今回も、さらになかなか行けないところに行けたので、良い経験になりました。

SATO