クリスマス 投稿日時: 12/29/2019 投稿者: mika 返信 ウリガ教会 マーシャルの一年で最大のイベントといえば、クリスマス。12月25日は教会に集まり、グループごとにダンスを踊ります。25日の夜12時までに終わらなかったら、26日にも教会に集まり、続きを踊ります。それでもまだ終わらず週末に踊りの続きをする教会もあったようです。踊り続けるクリスマス! 教会で踊る人々 政府庁舎前では、今年もクリスマスのイルミネーションがきれいです。ゲートが開いていたら、自由に中に入って写真を撮ることができます。いまの期間限定の、マジュロのフォトスポットです。 MJCC店内にもクリスマスツリーを飾りました。このツリーは本物のモミの木です。子供の学校のPTAから購入しました。ツリーは本物の木でないと、と考えるアメリカ人が一定数いるということでしょうか。日本のお正月のお飾りと同じような感覚かもしれません。 メリークリスマス!素敵な年末年始をお過ごしください!
マーシャル流BBQ! 投稿日時: 11/28/2019 投稿者: mika 返信 先週の日曜日、MJCCの現地従業員みんなと一緒にBBQをしました。 マーシャル人の定番のお楽しみといえば、ピクニック&BBQ! 従業員はみんな家族を連れてきて、賑やかなBBQになりました。 店舗レジ係の女性たち マーシャル流BBQは、まず前日から醤油ベースのタレに漬けておいた肉を焼きます。材料の肉は、骨付きチキンや豚のスペアリブ、ウインナーが多いです。肉を焼く途中でもタレに漬けながら焼くので、しっかりと味が付いたBBQになります。 BBQの途中で、肉が焼けたからといってその場で食べていくことはありません。まずは、すべての肉を全部焼いてしまいます。 肉が焼けたら、家から炊いて持ってきたご飯や、ポテトサラダ、その他持ち寄り料理と一緒に皿に盛り付けて、一人分のプレートを次々に作っていきます。 肉が焼けたので、盛り付け中。 置き場所がなくなってきました。 この日のプレートは、チキン、豚スペアリブ、ウインナー、ハム、ポテトサラダ、マグロのポキ、のりまき、ご飯、と豪華版です。これに加えてデザートにケーキとアイスクリーム! プレートが出来たら、一人ずつ渡していきます。 BBQプレートをもらっても、お祈りがまだだったら、すぐ食べてはいけません。敬虔なクリスチャンが多いので、みんなに食事が渡ったところでお祈りをして、それから食べ始めることが多いです。 BBQのときは、その場で食べきれないほどの量をもらうのが普通です。家にいる家族や親せきの分のご飯も持って帰るので、BBQはお土産の分を見越して多めに作ります。 最後にみんなで集合写真 現地従業員の家族と一緒に楽しいひと時でした!
選挙の前に大問題!? 投稿日時: 10/11/2019 投稿者: admin 返信 現在マーシャルの首都マジュロでは、いつもと違った光景を見ることができます。 選挙用の看板。 あちこちに立ち並んだこの看板は、11月に行われる国政選挙に向けて各候補者がアピールする看板です。4年に1度行われるこの選挙では、ほとんど全ての国会議員や市長が選出されるのでただでさえ出馬数は多いのですが、今回は前回の選挙と比べて立候補者数が倍以上いると言われており、看板も前回より目立っているような気がします。 さて候補者にとって最も重要なのは投票数ですが、その投票について、最近大きな変更がありました。 Marshalls Supreme Court rules voting law unconstitutional(RNZ) 前回の選挙の後、海外在住のマーシャル人による投票の使用禁止という法律が作られたのですが、先日、マーシャルの最高裁はこの法律が違憲であると裁定しました。これに対してヒルダ・ハイネ大統領は、裁判所の決定は11月の選挙には影響は及ぼさない、と述べましたがこれに反発する声も多くあるようです。 実際、国外在住のマーシャル人の数は1~2万人と言われており、その投票を数えるかどうかは選挙結果に大きく影響します。下は4年前の選挙結果(非公式)ですが、”Abs”が不在者投票数、”Postal”が郵送による投票数です。ほとんどの選挙区で大きな影響を与えていることがよくわかります。 RMI election 2015 final, unofficial results(pdf) というわけで、海外在住者の投票が有効となるか無効となるか?が注目されており、予断を許さない状況が続いているのです。選挙の日まで目を離せませんね。
第一回ミス・マーシャル・コンテスト開催中 投稿日時: 07/12/2019 投稿者: admin 返信 毎年7月第一週の週末はビルフィッシュ・トーナメントという釣り大会が行われます。billfishというのは日本語でなんと言うんですかね。ネットで調べると「サンマ」という訳が出てきて腰が砕けますが、実際にはカジキとかマグロとかバラクーダとか、大きなボートから大きな釣竿を出して釣り上げる魚、というイメージです。毎年優勝チームは100キロとか200キロとかの魚を釣りあげます。そのビルフィッシュ・トーナメントにはミス・ミクロネシアに選ばれた女性がキャンペーンガールとして参加するのが恒例となっています。 この大会は今年で37回目になりますが、「ミクロネシアじゃなくてミス・マーシャルをだしてもいいんじゃない?」という提案があったのかどうかは知りませんが、今年初めてミス・マーシャル・アイランドを選ぶというイベントが開催されました。というか今まさに開催中で、一部の人は浮かれているようです。 道路に候補者の写真が貼りだされています。 ミス・マーシャルは、各環礁ごとに選ばれた代表の中からマジュロでの投票で選出される方式で、今週の月曜日から土曜日まで、ICC(インターナショナル・コンベンション・センター)で誰でも投票できるようです。 ICC正面にも貼りだされてます。 各環礁の代表者がどのように選ばれたかは不明ですが、そこはマーシャルのコンテストですから文句を言ってはいけません。選出方法はマーシャル人に聞いても誰も知りませんが、選ばれた人のファミリーネームを見ると市長や議員の家族が多いようです。ただ見た目だけでなくマーシャルの伝統や昔話などにも詳しいはずだ、とのことですのでそれなりに中身も重視されているようです。 気になる各代表の写真はfacebookページで見ることができます。 ちなみに上記ページにはJowi(出身部族)も載っていて、ごく一部のマーシャル・マニアにはたまらない仕上がりとなっております。マーシャル人の考えるミス・マーシャルにふさわしいのはどの代表か?結果が楽しみです。 SATO
ヒルダ・ハイネ大統領がトランプ大統領と会談 投稿日時: 06/28/2019 投稿者: admin 返信 The Marshall Islands is literally struggling to stay above water but its President Hilda Heine told Reuters she had saved her breath rather than try to persuade U.S. President Donald Trump to hear its climate change message. Climate crisis, nuclear waste and Trump: Marshall Islands struggling to stay above water 先月の話になりますが、マーシャルのヒルダ・ハイネ大統領がトランプ大統領と会談したという記事。今回は気候変動についてはグッとこらえ、コンパクト協定の更新についてお願いしたようです。 コンパクト協定とはマーシャルを含むミクロ三国とアメリカとの間で結ばれた自由連合盟約のことで、当時信託統治領であった三ヵ国の独立を認め、経済援助をするかわりに安全保障はアメリカが統括するというものです。 他の国についてはよく知りませんが、マーシャルの国家歳入の60%くらいはこのコンパクトによるアメリカからの経済援助なので、政府の体を成すために最重要の財源となっています。日本を含めた他の国からの援助が歳入の大体10%くらいなので、アメリカからの援助がいかに大きいかわかります。 コンパクト協定は2003年に20年の延長が決まり2023年までは有効ですが、現時点ではその後はお金をもらえなくなってしまいます。しかもトランプ大統領はよその国への対応がどちらかというと冷たいので、マーシャルにとっては現実的な心配であるわけです。ヒルダ・ハイネ大統領の任期は今年の11月までですが、もし仮に任期中にコンパクトの更新が出来たら次期大統領の座も当確、というくらいの重要な問題です。