次回もぜひマーシャルにお立ち寄りください!
SATO
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みなさんは、カヴァをご存知でしょうか?カヴァはコショウ科の潅木、またそれから作られる南太平洋のメラネシアからポリネシアにまたがる地域で常用される嗜好品(ウィキペディアより抜粋)であり、南太平洋諸国に根付く文化の1つです。 ここマーシャル諸島は国土のほとんどが環礁で、珊瑚でできており、潅木の育成が困難であるため、粉末にしたものが近隣のフィジーやミクロネシアから輸入され、販売されています。
多くの国々では規制もなく合法ですが、カヴァの成分を抽出し製造されたサプリメント剤による、重篤な肝臓障害等の健康被害が欧米諸国で報告されているため、日本は規制されています。
マーシャルでの海風に吹かれながら、日本にはない、カヴァを飲みながらリラックスするのもいいかもしれません。
飲み方、作り方はMJCCのTOMOMIまでお聞きください。
下記の画像は、今年の初めにサイクロンの被害にあった、フィジーへの災害援助の一つとして開催されたファンドレージング・パーティーの写真です。パーティーではフィジーの名物として、カヴァが出されました。
3月1日はビキニデーでした。 今年はビキニデー62周年、ビキニ環礁の人々が故郷を追われて移住をさせられてから70年目を迎えました。 当日は、市民によるパレードのあと、デラップパークにて式典が行われました。 ビキニ環礁では1946年~1958年代にかけて、アメリカによる核実験が23回行われました。 1954年3月1日のブラボー実験では、広島型原爆の1000倍もの水素爆弾が炸裂し、 住民と島に甚大な放射能の被害をもたらしました。 式典会場に飾られていたのは、マーシャル諸島短大の学生が作成したメッセージボードです。 黒く塗られた人の形は、核実験による被害で失った家族を表現しているとのこと。 ビキニデーで感じたことは、ビキニ住民にとって、これは未だに解決の見通しも立たない、 進行形の問題であるということです。 70年経ってもビキニ住民は、故郷に帰って暮すことができないままでいます。 マーシャルが直面してきた核兵器への反対運動を これからも世界に向けて、マーシャル政府は訴え続けていくようです。 マーシャル諸島政府は、核兵器保有国であるイギリス、インド、パキスタンを相手に 核軍縮を求める行動起こし、オランダのハーグで予備審問が行われています。 核不拡散条約の下で核軍縮を交渉する義務に違反したとの訴えを、国際司法裁判所に起こしたのです。 マーシャル諸島政府は他にも、核保有国の中国、フランス、ロシア、米国と、イスラエルと北朝鮮を含め 提訴しましたが、これらの国は提訴に応じていません。 人口わずか7万人の小さな島国の訴えが、大国に核兵器を解体させるほどの強制力はないであろう、 また、この主張は裁判所の管轄外である、との見方が大半のようです。 しかし多くの活動家や学者によると、国際司法裁判所でマーシャルで行われた核実験による被害の訴えと、 核軍縮の問題を提訴できたこと自体が、この行動は成功したと言えるとのことです。 以下にご紹介するのは、ビキニ政府のホームページです(英語)。 当時のビキニの様子や、現在の避難先での住民たちの様子など、貴重な写真が多く掲載されています。 詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください↓ http://www.bikiniatoll.com/ mika
マーシャルのクリスマスといえば教会でピート!なんですが、教会のクリスマスについては去年のブログを見ていただくとして、今回はピート以外のクリスマスを紹介します。
マーシャルではクリスマスになると街のあちこちで「Raffle」という看板を見かけます。あまり見慣れない単語ですが、ラッフルとは「抽選」という意味で、要するに富くじです。
日本ではくじの販売は法律によって規制されていますが、マーシャルではその辺の法律がゆるいようで、あちこちのお店や教会が主催し、販売されています。クリスマス以外でも教会や学校などによる資金集めでもラッフルは一般的なようです。
ラッフルは大体が一枚1ドルで販売されています。気になる商品はお米や冷凍肉が主で、最近は現金が当たるラッフルも増えているようです。
ちなみに当選金額は数千ドルというものもあるようですが、中には予想していたほど販売数が伸びなかった、と、当選してから賞金を値切るラッフルも一部あるという話です。それでも問題にならないのがマーシャルらしいところです。
というわけで、機会があったらぜひラッフルに挑戦してみてください。
メリークリスマス!
SATO