ピースボート

かなり前の話になりますが、去る3月22日、ピースボートに乗ってマジュロにたくさんの観光客の方々がいらっしゃいました。なんとその数、900人!MJCCもその一部を担当し、マジュロ観光のお手伝いをしました。
朝日に輝く到着したばかりのピースボート。
マジュロでは目にすることのない大きさです。
DSC_1425

 

横から見るとさらに大きいです。
DSC_1449
島内観光の足はスクールバス。
ほかにこんなにたくさんの観光客を運ぶ手段はありません。
ローラビーチが日本人観光客であふれました。
DSC_1433
マーシャルアイランドリゾートのレストランも大盛況。
スタッフも大わらわでした。
DSC_14411
コプラ工場外のお土産販売コーナーにも人だかりができていました。
普段はのんびり働いている工場スタッフも慣れないお土産販売を頑張っていました。
DSC_1445
MJCCもドックでお土産を販売していました。
 DSC_1446
一日の終わりに、MJCCローカルスタッフも乗船体験させていただきました。
生まれて初めての高さにスタッフは大興奮してました。
DSC_1450

次回もぜひマーシャルにお立ち寄りください!

SATO

カヴァをマーシャルで

みなさんは、カヴァをご存知でしょうか?カヴァはコショウ科の潅木、またそれから作られる南太平洋のメラネシアからポリネシアにまたがる地域で常用される嗜好品(ウィキペディアより抜粋)であり、南太平洋諸国に根付く文化の1つです。   ここマーシャル諸島は国土のほとんどが環礁で、珊瑚でできており、潅木の育成が困難であるため、粉末にしたものが近隣のフィジーやミクロネシアから輸入され、販売されています。

多くの国々では規制もなく合法ですが、カヴァの成分を抽出し製造されたサプリメント剤による、重篤な肝臓障害等の健康被害が欧米諸国で報告されているため、日本は規制されています。

 マーシャルでの海風に吹かれながら、日本にはない、カヴァを飲みながらリラックスするのもいいかもしれません。

飲み方、作り方はMJCCのTOMOMIまでお聞きください。

  下記の画像は、今年の初めにサイクロンの被害にあった、フィジーへの災害援助の一つとして開催されたファンドレージング・パーティーの写真です。パーティーではフィジーの名物として、カヴァが出されました。

kava3 hotel kava2 kava 3 TOMOMI

ビキニデー62周年

3月1日はビキニデーでした。 SONY DSC 今年はビキニデー62周年、ビキニ環礁の人々が故郷を追われて移住をさせられてから70年目を迎えました。 当日は、市民によるパレードのあと、デラップパークにて式典が行われました。 SONY DSC SONY DSC ビキニ環礁では1946年~1958年代にかけて、アメリカによる核実験が23回行われました。 1954年3月1日のブラボー実験では、広島型原爆の1000倍もの水素爆弾が炸裂し、 住民と島に甚大な放射能の被害をもたらしました。 式典会場に飾られていたのは、マーシャル諸島短大の学生が作成したメッセージボードです。 黒く塗られた人の形は、核実験による被害で失った家族を表現しているとのこと。 SONY DSC ビキニデーで感じたことは、ビキニ住民にとって、これは未だに解決の見通しも立たない、 進行形の問題であるということです。 70年経ってもビキニ住民は、故郷に帰って暮すことができないままでいます。 マーシャルが直面してきた核兵器への反対運動を これからも世界に向けて、マーシャル政府は訴え続けていくようです。 SONY DSC マーシャル諸島政府は、核兵器保有国であるイギリス、インド、パキスタンを相手に 核軍縮を求める行動起こし、オランダのハーグで予備審問が行われています。 核不拡散条約の下で核軍縮を交渉する義務に違反したとの訴えを、国際司法裁判所に起こしたのです。 マーシャル諸島政府は他にも、核保有国の中国、フランス、ロシア、米国と、イスラエルと北朝鮮を含め 提訴しましたが、これらの国は提訴に応じていません。   人口わずか7万人の小さな島国の訴えが、大国に核兵器を解体させるほどの強制力はないであろう、 また、この主張は裁判所の管轄外である、との見方が大半のようです。 しかし多くの活動家や学者によると、国際司法裁判所でマーシャルで行われた核実験による被害の訴えと、 核軍縮の問題を提訴できたこと自体が、この行動は成功したと言えるとのことです。   以下にご紹介するのは、ビキニ政府のホームページです(英語)。 当時のビキニの様子や、現在の避難先での住民たちの様子など、貴重な写真が多く掲載されています。 詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください↓ http://www.bikiniatoll.com/   mika

クリスマス・ラッフル

マーシャルのクリスマスといえば教会でピート!なんですが、教会のクリスマスについては去年のブログを見ていただくとして、今回はピート以外のクリスマスを紹介します。

2014年12月31日の投稿:教会のクリスマス

マーシャルではクリスマスになると街のあちこちで「Raffle」という看板を見かけます。あまり見慣れない単語ですが、ラッフルとは「抽選」という意味で、要するに富くじです。

日本ではくじの販売は法律によって規制されていますが、マーシャルではその辺の法律がゆるいようで、あちこちのお店や教会が主催し、販売されています。クリスマス以外でも教会や学校などによる資金集めでもラッフルは一般的なようです。
ラッフルは大体が一枚1ドルで販売されています。気になる商品はお米や冷凍肉が主で、最近は現金が当たるラッフルも増えているようです。

DSC_1119
DSC_1117

ちなみに当選金額は数千ドルというものもあるようですが、中には予想していたほど販売数が伸びなかった、と、当選してから賞金を値切るラッフルも一部あるという話です。それでも問題にならないのがマーシャルらしいところです。

というわけで、機会があったらぜひラッフルに挑戦してみてください。
メリークリスマス!

SATO