ワールドフードデー(世界食料の日)

先週末、世界食料の日のイベントがデラップパークにて行われました。

来月の選挙を前に、現職の大臣の出席も多くみられたイベントでした。

朝7時からラン&ウォーク大会、午前中は学生を対象としたエッセイ、ポスターコンテストの入賞者の表彰式、午後は豚のオークションもありました。

ローラ農場より、野菜の苗と葉物野菜の無料配布がありました。マーシャルの気候でも家庭菜園で育つ野菜で代表的なものは、ミニトマト、オクラ、ピーマン、なす、きゅうり、ミニ大根、サツマイモの葉、ライム、バナナ、パパイヤです。

ローカルフードの販売もありました。

マーシャルのローカルフードといえば、魚、ココナッツ、バナナ、パパイヤ、パンダナス、パンの実です。

暑い中、デラップパークは朝から賑わっていました。

河野外務大臣がマーシャルを訪問されました!

去る8月8日、河野外務大臣がマジュロを訪問されました。7月末からバングラデシュを皮切りにミャンマー、タイ、フィジー、パラオ、ミクロネシアと続いた訪問の最後の訪問地となりました。マーシャルへの日本の外務大臣の訪問は史上初めてとなります。最近のミクロ三国の重要性の高まりと無関係ではないと思われます。

河野外務大臣のマーシャル訪問(外務省)

河野外務大臣ご一行は、ヒルダ・ハイネ大統領表敬、ジョン・シルク外務大臣との会談の他、マジュロ平和公園での東太平洋戦没者の碑への献花、ウリガ地区の魚市場の視察、在留邦人との昼食会( 私もご招待いただきました)など、忙しく活動されていました。

河野外務大臣のTwitterでもモモタロー議員との2ショットなど、滞在を楽しまれた様子を見ることができます。

SATO

第一回ミス・マーシャル・コンテスト開催中

毎年7月第一週の週末はビルフィッシュ・トーナメントという釣り大会が行われます。billfishというのは日本語でなんと言うんですかね。ネットで調べると「サンマ」という訳が出てきて腰が砕けますが、実際にはカジキとかマグロとかバラクーダとか、大きなボートから大きな釣竿を出して釣り上げる魚、というイメージです。毎年優勝チームは100キロとか200キロとかの魚を釣りあげます。そのビルフィッシュ・トーナメントにはミス・ミクロネシアに選ばれた女性がキャンペーンガールとして参加するのが恒例となっています。

この大会は今年で37回目になりますが、「ミクロネシアじゃなくてミス・マーシャルをだしてもいいんじゃない?」という提案があったのかどうかは知りませんが、今年初めてミス・マーシャル・アイランドを選ぶというイベントが開催されました。というか今まさに開催中で、一部の人は浮かれているようです。

道路に候補者の写真が貼りだされています。

ミス・マーシャルは、各環礁ごとに選ばれた代表の中からマジュロでの投票で選出される方式で、今週の月曜日から土曜日まで、ICC(インターナショナル・コンベンション・センター)で誰でも投票できるようです。

ICC正面にも貼りだされてます。

各環礁の代表者がどのように選ばれたかは不明ですが、そこはマーシャルのコンテストですから文句を言ってはいけません。選出方法はマーシャル人に聞いても誰も知りませんが、選ばれた人のファミリーネームを見ると市長や議員の家族が多いようです。ただ見た目だけでなくマーシャルの伝統や昔話などにも詳しいはずだ、とのことですのでそれなりに中身も重視されているようです。

気になる各代表の写真はfacebookページで見ることができます。

ちなみに上記ページにはJowi(出身部族)も載っていて、ごく一部のマーシャル・マニアにはたまらない仕上がりとなっております。マーシャル人の考えるミス・マーシャルにふさわしいのはどの代表か?結果が楽しみです。

SATO

マーシャル憲法記念日40周年

5月1日はマーシャルの憲法記念日。今年は40周年を迎えました。1日から4日まで盛大にセレモニーやイベントが行われています。

1日は毎年恒例のパレードと式典がデラップパークで行われ、そのあとアウトリガーカヌーレース、マーシャルを訪問中の台湾海軍によるマーチングバンド演奏、ステージ上でマーシャル伝統ダンスやバンドの演奏、最後は台湾による打ち上げ花火と、朝から晩まで大勢の人々が集まり、盛り上がりました。

憲法記念日に合わせて、マーシャルにある24島がそれぞれの地域の自慢の1品を展示するイベントが、同じくデラップパークにて行われています。

ウォッチェ環礁といえば、お花のアミモノ
キリは、真っ白なキメジで編んだキリバッグ
ジャルート環礁といえば、ココナッツキャンディーの「アメタマ」
アメタマの進化形!こんなふうにかわいく棒付きキャンディーにしたり、1個ずつ包んだものがありました。
ナムリック環礁といえば、黒真珠。
ブースで販売していました。ペンダントはお値段200ドル~300ドルと、お買い得でした。
ナモ環礁からは、ローカル素材で作られたオーガニック化粧品。いい香りのボディクリームやスクラブがありました。
アウトリガーカヌーのレース

以下は発表されてる2日以降の予定です。

◆5月2日

2:30pm~ デラップパークステージにてバンドのライブ演奏開始

3:30pm~ 空港からデラップパークまで車両によるパレード

4:30pm  島対抗綱引きの決勝戦

6:00pm  学生によるコーラス

6:30pm-9:00pm ステージにてエスニックグループのパフォーマンス

◆5月3日

10:00am~ 24島24品の展示ブース

2:30pm~ デラップパークステージにてバンドのライブ演奏開始

3:30pm~ リタからデラップパークまで高校のキング&クイーンによるパレード

6:30pm-9:30pm ステージにてエスニックグループのパフォーマンス

◆5月4日

6:00am ウォーキング大会

7:00am~ 底釣り大会開始

10:00am~ デラップパークステージにてバンドのライブ演奏開始

10:30am ビンゴゲーム大会

11:00am 伝統文化競技 ココナッツ皮むき競争、アミモノ競争、火起こし競争、など

2:00pm リタからデラップパークまで学校ごとの車両パレード

5:00pm デラップパークにて、釣り大会、魚の計量

6:30pm-9:30pm ステージにてマーシャル伝統ダンスやバンド演奏

9:30pm くじ引きの抽選会

平成30年度ミクロネシア諸島自然体験交流事業で、日本から小学生たちがやってきました!

日本からの観光客もそれほど多くないマーシャル諸島ですが、年に一度、日本から小学生の団体がやってくるイベントがあります。独立行政法人国立青少年教育振興機構主催の「ミクロネシア諸島自然体験交流事業(以下、交流事業)」に参加する子供たちです。

「交流事業」のプログラムは6月にマーシャル他ミクロネシアの国々からの子供たちが日本を、7月に日本の子供たちがミクロネシアの国々を訪問し、離島での宿泊やホームステイなどを通じて自然の素晴らしさや共存することの大切さを学ぶプログラムです。ここ数年、MJCCでもマーシャルでの滞在のお手伝いさせていただいてます。今回はその子供たちがマジュロを訪問した時の様子をご紹介します。

空港に到着した子供たち。慣れない長旅で疲れた様子でしたが、日本を訪問したマーシャルの子供たちの歓迎に笑顔が復活します。さらにヒルダ・ハイネ大統領と一緒に記念写真を撮るというサプライズもありました。

ウリガドックから水産庁の船でカロリン島へ出発。
天気は快晴!この日はそのままカロリン島で宿泊。

カロリンから戻った翌日はピースパークを見学。
公共事業省の大臣と記念撮影した後、大使館の岩田さんから追悼碑や遺骨の収集状況などの説明を受けました。

その後はマーシャル人家族の家でホームステイ。出発前は緊張で表情の硬くなっている子もいましたが、最終日のお別れ会ではみんな号泣!楽しい時間を過ごせたようです。

日程が詰まっていて大急ぎの一週間でしたが、参加した子供たちは日本では得がたい経験をすることができたのではないでしょうか。ぜひまたお越しください!