クリスマスツリー

まだ11月末ですが、挨拶が早くも「メリークリスマス!」になっている人もいます。

MJCCにもクリスマスツリーが飾られました。

飾りつけをする従業員

このツリーは、地元の学校のPTAから購入した、本物のモミの木です!木のいい香りがしています。

この学校のPTAでは毎年アメリカからクリスマスツリーを170本注文し、アラスカから冷凍コンテナで運ばれてくる生のモミの木を販売して、資金集めをしています。マーシャルの学校では生徒からPTA会費やクラス費の徴収はありませんが、その代わりにこのような資金集めの活動をして、学校活動に必要な資金のサポートしています。

飾りつけ完了

アミモノのオーナメントは、マーシャルらしいツリー飾りとして、おススメです。
オーナメント 各種 $3

mika


マーシャルで買える日本の食料品

今回はマーシャルで買うことができる日本の食料品について、ご紹介します。

日本から距離が遠く離れた太平洋の南の島、マーシャル在住日本人は47名(2022年10月現在、外務省海外在留邦人調査統計)と少なく、日本の食料品は現地であまり手に入らないと思われがちですが、わりと豊富に販売されています!

まずは、弊社MJCC店内の写真です。

1-2カ月に一回、日本からのコンテナ船が到着すると、新商品がこのように並びます。

MJCC店内
MJCC店内
MJCC店内、飲料もあります。

続いて、デラップ地区のK&Kスーパーマーケットの写真はこちら。

最近、日本から冷凍食品が輸入され、日本のアイスクリームや納豆が初めて入荷しました。

K&K店内

マーシャルで納豆が買える日が来るとは!! 在住日本人の間では大きな話題となる出来事でした。

K&K店内

これらの日本食は観光客向けに販売されているわけではなく、現地の人向けに販売されていますので、価格もそう高くないです。グアムのコンビニのほうが高いですね。

日本食に限りませんが、マーシャルではお店に商品が常に欠かさず並んでいるわけではありません。船便が到着前はお店の棚が空っぽになることも。商品が並んでいるときにしっかり買っておく!というのが島での基本です。

日本の食料品は、在住日本人だけでなく現地の方々に幅広く受け入れられています。特に日本のお菓子は定着した人気があります。

マーシャル人に日本のお菓子をお土産に持っていくと、とても喜ばれますよ!

mika

新感覚アミモノ

ヤッコエ~。

今日はマーシャル諸島名物、アミモノについてです。

当地に古くから伝わる手工芸品で、素材はヤシの葉やパンダナスの葉など自然のものです。

代表的なアミモノ「オボン」

上の写真はもっともオーソドックスかつ代表的なアミモノ「オボン」です。壁飾りとして使い、きめ細やかな装飾が特徴的です。手作りの温かさや自然素材の優しさが感じられますね。

最近はこの伝統手工芸にも「ニューウェーブ」とも呼ぶべき動きがあるようです。

弊店の天井から吊り下げられたアミモノの数々

以前には最初の写真のような代表的なものしか置いていませんでしたが、今ではご覧の通り、カラフルで色々な形をしたものが増えてきました。マーシャルでは「オボン」とは区別され「デコレーション」と呼ばれています。

ハート形のDecoration
複雑な幾何学模様の装飾品
鳥をモチーフにしたモビール風アミモノ
花飾り風
かわいらしい色使いが目を引く「レーレー(耳飾り)」

伝統的な形だけにとどまらず、カラフルで新しいデザインに挑戦するアミモノの編み手たち。飾られているだけで店内を賑やかな雰囲気にしてくれます。

このブログを書いている5月末から6月上旬という時期は、各学校での卒業式シーズン。卒業式はマーシャルの人々にとって一大イベントであり、卒業生が式典でアミモノを身に着けたりたり、卒業生や島を旅立つ人への贈り物としてアミモノを買い求める人が増える時期です。

マーシャルの人の手によるものを大切な人の人生の節目にプレゼントする、なんだか心が温まる話です。それも全て自然由来というのだから「豊かさ」とは何なのか、考えさせられますね。アミモノはマーシャル人が現在も誇りにし、大切にしている伝統文化です。

今日ご紹介したもの以外にもバッグやネックレス等いろいろな種類がございます。

アミモノは是非MJCCにてお買い求めください。

ヒデ

フォトジャーナリストの島田さん、MJCC訪問

フォトジャーナリストの島田興生さんが、MJCCに立ち寄ってくださいました。

島田さんは1970年代より、核実験で故郷を追われたマーシャルの人々の写真を撮り続けています。今回はコロナの影響で、5年ぶりのマーシャル訪問だそうです。

今週、地元紙マーシャルアイランズジャーナルにも、島田さんの記事が掲載されました。

2023年5月19日付 Marshall Islands Journal

MJCCの店頭でも販売している島田さんの本はこちら。

核実験で故郷を追われたロンゲラップの女性、リミヨさんのお話。リミヨおばあちゃんの語りでお話は進み、ロンゲラップの人々に何が起こったのかがわかる、子供から読める写真絵本です。

英語版もあります。英語版は、マーシャルの公立学校で教師用の社会科の副教材として採用されています。

島田さんの写真は、マーシャルの暗く悲しい核実験の歴史を理解し次の世代へ伝えていくために、マーシャルの人々にとっても貴重な資料となっています。

mika

棚卸し

ヤッコエ~。

今日は3月31日、年一回の大仕事、棚卸しの日です。

弊社も例外ではなく一般の日本企業と同じように棚卸作業を実施します。

雑貨や食品については多品種少量輸入を基本としているのでなかなか骨の折れる作業となります。

乾電池やパッケージを見分けることが困難であろうカップ麺の一つ一つまでをも数え上げるのですからさぞかしローカルの人たちには苦手な作業だろうと思いきや、これまでに何回も経験して仕事内容をよく理解している人が多く、思っていたよりもスムーズな作業となりました。弊社社員ながら頼もしい限りです。

明日から心機一転、通常通り営業致しますので、マーシャル諸島在住の皆様、またのお越しを心よりお待ちしております!

ヒデ