太平洋・島サミット(PALM10)が東京で開催

第10回太平洋・島サミット(PALM10)が2024年7月16日~18日に東京で開催され、日本を含む19ヵ国・地域の首脳が参加しました。

レセプションにて林官房長官の挨拶

このサミットは太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について首脳レベルで意見交換を行い、地域の安定と繁栄に貢献するとともに、日本と太平洋島嶼国のパートナーシップを強化することを目的として、1997年から3年ごとに開催されている首脳会議です。

マーシャルからは、ヒルダ・ハイネ大統領、カラニ・カネコ外務貿易大臣らが来日し、7月17日には岸田総理大臣と日・マーシャル首脳会談が行われました。

詳しい内容を知りたい方は、以下の外務省HPをご覧ください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/mh/pageit_000001_00878.html

7月16日夜に林官房長官夫妻主催の歓迎レセプションが行われ、MJCC佐藤もマーシャルの日系企業としてご招待いただき、参加してきました。

マーシャル大統領、マーシャル大使夫妻、元JICA協力隊員の方などマーシャルにゆかりのある日本人の方々にもお会いすることができ、大変有意義でした。

レセプションでは、輪島市の伝統芸能である御陣乗太鼓演奏や石川県出身の小中高生によるブレイクダンスのパフォーマンスが披露されたほか、石川県産をはじめとする日本各地の食材を用いたおいしい日本の料理が提供されました。

和牛ステーキ

今後とも、日本とマーシャルの絆がより一層深まっていくことを願います!

レセプション会場から東京タワーの眺め

mika

アミモノのピアス

ヤッコエ!

MJCCではマーシャルのお土産を色々取り扱っておりますが、アミモノ(マーシャルの工芸品の総称)のピアスは手ごろなお値段でとってもかわいいのでハンドメイド雑貨をお求めの方におすすめです。

毎週木曜日に職人さんから直接買い取りを行っており、お店には常にたくさんの種類のピアスが並びます。

さて本日はいくつかピックアップして撮影したものをご紹介。

貝殻、ココナッツの葉など南国の島ならではのパーツで丁寧に作られます
ビビットカラーもお顔周りを明るくしてくれるのでかわいいです!
マーシャル語でレーレー(ピアス)は、MJCCでは$6~$8でお取り扱いしております

写真の通り似たデザインでもよ~く見てみると編み目が違ったり、ひとつひとつの個性が光ります。

お土産用にも自分用にも、ぜひぜひお気に入りを探しに来てください!

やまだ

クリスマスツリー

まだ11月末ですが、挨拶が早くも「メリークリスマス!」になっている人もいます。

MJCCにもクリスマスツリーが飾られました。

飾りつけをする従業員

このツリーは、地元の学校のPTAから購入した、本物のモミの木です!木のいい香りがしています。

この学校のPTAでは毎年アメリカからクリスマスツリーを170本注文し、アラスカから冷凍コンテナで運ばれてくる生のモミの木を販売して、資金集めをしています。マーシャルの学校では生徒からPTA会費やクラス費の徴収はありませんが、その代わりにこのような資金集めの活動をして、学校活動に必要な資金のサポートしています。

飾りつけ完了

アミモノのオーナメントは、マーシャルらしいツリー飾りとして、おススメです。
オーナメント 各種 $3

mika


マーシャルで買える日本の食料品

今回はマーシャルで買うことができる日本の食料品について、ご紹介します。

日本から距離が遠く離れた太平洋の南の島、マーシャル在住日本人は47名(2022年10月現在、外務省海外在留邦人調査統計)と少なく、日本の食料品は現地であまり手に入らないと思われがちですが、わりと豊富に販売されています!

まずは、弊社MJCC店内の写真です。

1-2カ月に一回、日本からのコンテナ船が到着すると、新商品がこのように並びます。

MJCC店内
MJCC店内
MJCC店内、飲料もあります。

続いて、デラップ地区のK&Kスーパーマーケットの写真はこちら。

最近、日本から冷凍食品が輸入され、日本のアイスクリームや納豆が初めて入荷しました。

K&K店内

マーシャルで納豆が買える日が来るとは!! 在住日本人の間では大きな話題となる出来事でした。

K&K店内

これらの日本食は観光客向けに販売されているわけではなく、現地の人向けに販売されていますので、価格もそう高くないです。グアムのコンビニのほうが高いですね。

日本食に限りませんが、マーシャルではお店に商品が常に欠かさず並んでいるわけではありません。船便が到着前はお店の棚が空っぽになることも。商品が並んでいるときにしっかり買っておく!というのが島での基本です。

日本の食料品は、在住日本人だけでなく現地の方々に幅広く受け入れられています。特に日本のお菓子は定着した人気があります。

マーシャル人に日本のお菓子をお土産に持っていくと、とても喜ばれますよ!

mika

新感覚アミモノ

ヤッコエ~。

今日はマーシャル諸島名物、アミモノについてです。

当地に古くから伝わる手工芸品で、素材はヤシの葉やパンダナスの葉など自然のものです。

代表的なアミモノ「オボン」

上の写真はもっともオーソドックスかつ代表的なアミモノ「オボン」です。壁飾りとして使い、きめ細やかな装飾が特徴的です。手作りの温かさや自然素材の優しさが感じられますね。

最近はこの伝統手工芸にも「ニューウェーブ」とも呼ぶべき動きがあるようです。

弊店の天井から吊り下げられたアミモノの数々

以前には最初の写真のような代表的なものしか置いていませんでしたが、今ではご覧の通り、カラフルで色々な形をしたものが増えてきました。マーシャルでは「オボン」とは区別され「デコレーション」と呼ばれています。

ハート形のDecoration
複雑な幾何学模様の装飾品
鳥をモチーフにしたモビール風アミモノ
花飾り風
かわいらしい色使いが目を引く「レーレー(耳飾り)」

伝統的な形だけにとどまらず、カラフルで新しいデザインに挑戦するアミモノの編み手たち。飾られているだけで店内を賑やかな雰囲気にしてくれます。

このブログを書いている5月末から6月上旬という時期は、各学校での卒業式シーズン。卒業式はマーシャルの人々にとって一大イベントであり、卒業生が式典でアミモノを身に着けたりたり、卒業生や島を旅立つ人への贈り物としてアミモノを買い求める人が増える時期です。

マーシャルの人の手によるものを大切な人の人生の節目にプレゼントする、なんだか心が温まる話です。それも全て自然由来というのだから「豊かさ」とは何なのか、考えさせられますね。アミモノはマーシャル人が現在も誇りにし、大切にしている伝統文化です。

今日ご紹介したもの以外にもバッグやネックレス等いろいろな種類がございます。

アミモノは是非MJCCにてお買い求めください。

ヒデ