第45回憲法記念日

5月1日は憲法記念日。マーシャルの建国記念日で、今年は45周年を迎えました。

新たに完成した陸上競技場(Majuro Track&Field、略語はMTF)に夕方から市民が大勢集まり、恒例の学校や団体ごとのパレードのあと、式典が行われました。

ちょうど憲法記念日に合わせて台湾の軍艦がマジュロに寄港し、式典では台湾海軍によるマーチングバンドの演奏や台湾の武道のパフォーマンスも行われました。

マーシャルの伝統ダンスのパフォーマンスは、アイルック環礁のダンスが披露されました。

アイルック環礁の伝統ダンスのパフォーマンス

パレードや式典の様子はNTAのクルーにより、FacebookとYouTubeでライブ配信されました。カメラも何台かあり、ドローンからの映像も織り交ぜながらの、本格ライブ配信でした。

NTAによるライブ動画

最近はマジュロで行われる主要なイベントはNTAがライブ配信をしています。現地に足を運べない人も、マーシャルの各種イベントをライブで観れますよ!

NTAのYouTubeチャンネルはこちら↓

https://www.youtube.com/@NTAMedia

多くの市民がリタにある陸上競技場へ向かったため、パレード開始2時間前の午後3時ごろからメインロードでは車の渋滞が始まっていました。MIRあたりからRREまで大渋滞、裏道も渋滞、式典の帰りもまた渋滞!と、かつてない程の渋滞だったようです。マジュロの車の数がここ数年で増加していることも原因ですね。6月のミクロネシアオリンピックでも人の移動が増えるので、道路の渋滞が予想されます。

マーシャルのみなさん、45回目の憲法記念日おめでとうございます!

Happy 45th Constitution/Jemenei Day armej in Majol!

mika

ミクロネシアオリンピック、6月にマジュロで開催

ミクロネシアオリンピックと呼ばれる、ミクロネシア競技大会(Micronesian Games)が、今年6月マーシャルのマジュロで開催されます。マーシャルでの開催は初めてとなります。

オリンピックのミクロネシア版ともいえるこの大会は4年に一度開催され、今回は第10回大会。当初は2022年7月から予定されていましたが、陸上競技場の建設や体育館の改修工事がコロナの影響で遅れたため、1年延期されました。

大会は2024年6月15日から24日まで開催されます。この期間はミクロネシア各国から代表チーム関係者や応援の観客がマジュロを訪れる予定のため、ホテルは満室になる模様です。

街中では大会までの日数のカウントダウンが始まっています。

開催まであと58日

こちらはリタのほうに完成した陸上競技場です。RREからリタ方面に歩いて3分ぐらいのところにあります。外海を埋め立てして、建設されました。

夕方になると、運動をしたい市民が自由に利用できるようです。

陸上競技場

デラップにある体育館の改修工事も終わりました。こちらはまだ一般市民への開放はされておらず、バスケ代表チームの練習場として利用されています。

水泳競技は、マジュロに競泳用のプールがないため、クワジェリン基地内にあるプールを貸してもらうようです。

マーシャル代表チームの活躍が見られるといいですね!

mika

核被害者追悼日2024

3月1日は核被害者追悼日でした。

マーシャルでは1946年から1958年までアメリカによる67回の核実験が行われ、その中でも1954年3月1日にビキニ環礁で行った史上最大の核爆弾ブラボーは、マーシャルの人々に今日まで続く大きな被害を与えました。今年はマーシャルで核実験が行われてから78周年、日本で「ビキニ事件」と呼ばれるブラボー水爆実験から70周年になります。

3月1日のパレード
マーシャル諸島短大で行われた3月1日の式典

ビキニ環礁の若く新しいリーダー、ジェス・ギャスパー国会議員のスピーチ。

ギャスパー議員

ヒルダ・ハイネ大統領も力強いメッセージを式典で伝えました。

ハイネ大統領

今年の式典には日本から取材のメディア、研究者、学生、高知県の漁船の乗組員の遺族の方など、多くの日本人が参加していました。

日本で報道されたWEB記事の一部を以下でご紹介します。日本の方々にもぜひ知ってもらいたいマーシャル諸島で行われた核実験。ぜひご覧ください。

NHK NEWS WEB3月1日https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240301/k10014375751000.html

朝日新聞デジタル版3月2日 https://www.asahi.com/articles/ASS327GPDS32PITB003.html

毎日新聞デジタル版3月1日  https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/030/049000c

NHK高知WEB特集3月8日 https://www.nhk.or.jp/kochi/lreport/article/004/08/

朝日新聞デジタル版3月6日 https://www.asahi.com/articles/ASS356D7ZS32PTIL003.html

広島テレビ 広テレ!NEWS3月13日

mika

ナウルにて Miss Pacific Islands 開催中

1月28日から2月4日まで、ナウル共和国にてMiss Pacific Islandsのイベントが開催されています。

太平洋の各国でそれぞれ勝ち抜いて、国の代表に選ばれたMissたちが、Miss Pacific Islandsという頂点を目指してナウルに集まりました。ナウル航空で、北はパラオから、南はフィジー・オーストラリアまでつながっているので、意外と立地的にナウルは集まりやすそうです。

我らのMiss Marshall Islandsも、参加中!マジュロではMiss Marshall Islandsといえば、知らない人はいないぐらいの有名人。マーシャルでMiss Pacific Islandsのイベントは人々の注目を大きく集めており、みんなFacebookでコンテストを連日チェックして気にしており、自分たちの代表のMiss Marshallを熱く応援しています。

Miss Pacific Islandsの公式Facebookでは、土曜日締め切りで「いいね!」の数を競うファン投票が行われています。

https://www.facebook.com/photo?fbid=917623323074873&set=pcb.917623756408163

Miss Pacific Islands Facebookページより

マーシャルの国内携帯電話のSMSにも一斉メッセージで「Miss Marshall にFacebookから投票してね!」と連絡がきました。

締め切り前日の金曜日にファン投票の状況を確認すると、

Miss アメリカンサモア 6027票

Miss トンガ 2.2万票

Miss パラオ  5627票

Miss ナウル 6420票

Miss パプアニューギニア 1.4万票

Miss サモア 2.7万票

Miss マーシャル 2.3万票!!

ファン投票でMiss マーシャルは首位争いをしています。マーシャルの人口は約5万人なのに、投票獲得数2.3万人はすごいですよね!マーシャル国民の46%が「いいね!」している計算に。現在首位のサモアは、人口約22万人いますからね。

頑張れ、Miss Marshall Islands!!

mika

マーシャル新大統領に、ヒルダ・ハイネ氏を選出

あけましておめでとうございます。本年もMJCCをどうぞよろしくお願いいたします!

新年早々、マーシャルで大きなニュースがありました。

2024年1月2日(火)、アウル環礁国会議員のヒルダ・ハイネ博士が、2024年~2028年のマーシャル諸島共和国大統領に選出されました。ヒルダ・ハイネ博士の大統領選出は2回目となります。

ヒルダ・ハイネ新大統領 写真:Chewy Lin

大統領指名に先立ち、2日午後、33名のマーシャル諸島国会議員が宣誓を行いました。

国会の様子:Office of the President, Republic of the Marshall Islands, Facebookより
Office of the President, Republic of the Marshall Islands, Facebookより
接戦となった投票結果:Office of the President, Republic of the Marshall Islands, Facebookより

国会議員による投票の結果、以下の方々が新しく選出されました。

ヒルダ・ハイネ大統領

ブレンソン・S・ワセ国会議長

イサック・ザカリアス国会副議長

マーシャル新大統領、おめでとうございます!Jeramon armej in Majol!

mika