ブルーラグーンカフェ

 

ロングアイランドの空港近くに新しくカフェがオープンしました。
その名は、ブルーラグーンカフェ。
ドミトリーから空港方面に歩いて1分ほどなので、隊員さんには便利なお店になりそうです。

 

SONY DSC
このお店、店名はあるのに看板がありません。
ブルーのスモールストアの横にくっついている茶色のドアがカフェの入り口です。
「OPEN」の看板が目印。知る人ぞ知るカフェです。

 

朝6時30分から夜10時まで、朝食・ランチ・ディナーと営業中。
このあたりレストランがないので、カフェには朝からお客さんがいました。

 

SONY DSC

 

 

こちらがメニューです。

SONY DSC

 

朝食のセットメニューを注文しました。
ブルーラグーン アーリーライザー(卵・ハム・パンケーキ)$5.25と、オレンジジュース$1.50、コーヒー$1.25です。

SONY DSC

 

こちらのお客さんはラーメンを食べ終えて満足したところ。
他にもう一人いたお客さんも朝からラーメンを食べていました。
どの店でもラーメンは人気メニューですね。

SONY DSC

 

 

明るく清潔な雰囲気の店内。

SONY DSC

 

店員の女性も親切で温かい人柄で、居心地よく食事ができました。

SONY DSC

 

レンタカーでローラ方面へ出かける途中で、食事ができる場所としても使えそうですね。

 

ブルーラグーンカフェ

ロングアイランド・空港近くのラグーン側
ブルーのスモールストアの隣
営業時間:月ー日、午前6時半から午後10時(午後2時から6時まではお休み)

 

mika

 

続・マジュロの地名

airport

次に、空港からローラへ向かいますと、まずアジャルタケ地区。
これが意外と長い。
アジャルタケ小学校、前チェトキア大統領宅などを過ぎて
しばらく何もない道を行くとラグーン側に小さな店がありまして、
ここまでがアジャルタケ地区らしいです。
そこから先へ行くとウォジャ地区に入ります。
 
ウォジャ地区と次のアラック地区の境目もよくわかりません。
ウォジャ小学校のある場所は間違いなくウォジャ地区、
マーシャル短期大学の職業訓練用の分校がラグーン側にある辺りは
間違いなくアラック地区らしいのですが・・・
 
アラック地区を抜けると道路が二股に分かれます。
この二股から先がローラ地区。
マジュロ環礁で最初に人が住みついたのがローラ地区です。
 
ちなみにこのローラ地区も4つに分かれてまして、
二股の辺りがジェイロック、環礁側がイヨラップ、外洋側がロバット、
一番端のローラビーチの辺りがロマロ、という名前がついているそうです。
 
住所のないマジュロで、これらの地区名が何のためについているのか?
誰がつけたのか?など疑問は尽きませんが、
私が聞き取りを試みたマーシャル人はそこまで知りませんでした。
 
なんとなく呼ばれている名前でも日常生活に支障はないようです。
以上研究の成果でした。

お役立てください。

マジュロの地名

マーシャルの首都があるマジュロ環礁には住所がありません。
郵便物は全て私書箱に送られます。
 
だから日本から荷物を送るときなど、
「私書箱宛は受け付けられません」と言われてしまい、
私書箱しかないことを説明するのが毎度のことです。
 
そんな住所のないフリーダムなマジュロですが、地名はあります。
地名はあっても日本と違いはっきりとした境界が無いのでわかりづらいのですが、
この度、マーシャル人に聞いて調べましたので発表いたします。
 
まず空港から町へ向かいまして、
先日閉鎖されたロングアイランドホテルあたりまでが、ライロック地区。
そこから橋までがバタカン地区。
この二つをあわせてロングアイランド地区とも呼びます。
 
橋を渡って政府庁舎、MJCCを過ぎて
リウット・コーナーまでがデラップ地区。
首都マジュロの中心地区です。
DSC_0836
↑デラップ地区。
 
ここからが少し細かくなります。
 
バー・ラナイからオフィス・マートまでがスモール・アイランド地区。
アサンプション高校からロバートレイマース・ホテルまでがウリガ地区。
この辺はダウンタウンとも呼ばれます。
 
ロバートレイマースを通り過ぎると住宅密集地域に入ります。
まずミヨコ地区。スペルはMiecoです。
その隣がデーモンタウン地区。
その昔、幽霊?(デーモン)がよく出たそうなので、デーモン・タウン。
その先がジェンロック地区。
その先がウトリカン・デーデー地区。
この辺は境目がよくわかりません。
 
で、マーシャル高校の辺りがウトリカン地区。
その先、元リトクワ大統領の家から島の端までがリタ地区。
だ、そうです。
 
これら全てを地図に書き込むと、下図のようにわかりにくくなります。
 
majuro map1
 
空港から先は次週。
 
SATO

続 アミモノ~貝殻はどこから?

今回は、マーシャルの手工芸品「アミモノ」で使われている貝殻について。

 

おなじみのピアスにも様々な貝がつかわれているんですよ!!

1

まず、南部のエボン(Ebon)環礁から♪♪

・涙のような形に光沢と白点があって、実はサマーシーズンにしか手に入らない貴重品です。

シンプルなものとデザインしたもの、2種類あります。

6

 

次に、北部のウトリック(Utriik)環礁から2種類のご紹介♪♪

・白くて小さな巻貝
5
・白と茶に目玉のような貝
3
・これら2種類の貝を使って↓こんなデザインもあります。
4

 

アミモノ1つ1つのもつ、文化や地域性に思いをはせてみては、いかがでしょうか。

こんなデザイン、色合いがあったらいいな~というアイディアを随時募集しています。
気軽にオーダーメイドのご要望を伝えてくださいね。おまちしてま~す♪♪

MIMI

リジャコエとレクタングル

少し前からMJCCのお店に新商品が並びました。

マジュロのココナッツ加工工場TOBOLARで作っている石鹸です。

DSC_0531

石鹸は2種類ありまして、写真の右側がリジャコエ(Lijakwe)、左側がレクタングル(Lektanur)です。

2つの違いは香りが少し違うほか、リジャコエは軟水、レクタングルは硬水で使用するのに向いています。

ちなみにリジャコエとレクタングルという名前はどちらもマーシャルの昔話に由来しており、

マーシャル人に聞いたところ以下のような話だそうです。

 

リジャコエは昔の王様の娘の名前で、とてもきれいな人だったそうです。

王様は美しい娘を世の人の目に触れないよう彼女を人里離れたところに閉じ込めていました。

リジャコエは王様の命令もあって世の人々から見られることはありませんでしたが、

太陽だけはいつも空からリジャコエを見ていました。

そして太陽もまたリジャコエの美しさのとりことなりました。

太陽はリジャコエにお願いして彼女の夫となり、彼女を助けて海へ逃がしました。おわり。

 

レクタングルはアイリンラップラップでカヌーレースをした12人兄弟の母の名前。

レクタングルは上の子供たちに「私もレースに連れて行ってくれ」と頼みましたが、

一番上の子は「他の兄弟に頼んでくれ」と答えました。

次の子もその次の子も同じように「他の兄弟似たのでくれ」と答えましたが、

末の子だけは「乗ってもいいよ」とOKしてくれました。

カヌーレースが始まってみると、上の子たちは櫂で一生懸命漕ぎました。

末の子は母から教わった帆を使いました。

上の子たちも必死で漕ぎましたが、帆のスピードにはかなわず、末の子が勝ち、王様になりました。おわり。

 

どちらも唐突なエンディングが魅力的です。

ちなみにこれらの話を教えてくれたマーシャル人によりますと、

レクタングルの話に出てくるアイリンラップラップのカヌーレースは本当にあった話であるとのことです。

強く主張していました。

 

SATO