マーシャルの「アミモノ」その6

昔からマーシャルでは植物の葉や貝殻を使って、いろいろなものが作られてきました。これらのハンディクラフトは「アミモノ」と呼ばれ、現在でも生活の品やお土産としてマーシャル人の生活に欠かせないものとなっています。今回はマーシャルのお土産にぴったりのアミモノを紹介します。

まずは定番のコースター。いろいろな色やサイズ、デザインのものがあり、なかなか飽きのこない一品です。飲み物を置くだけで南国気分を味わえます。コースターとしてだけでなく、飾りとしても好評です。じっと見つめていると目が回ります。

こちらはオーナメントと言いますか、デコレーションです。飾り。魚やカメの形のものが多く、今にも動き出しそうですが、動きません。クリスマスツリーの飾りとしても使われます。かわいいですね。

それから団扇も、持ち運ぶのに軽く、インパクトは強く、マーシャル土産にぴったりです。上の写真が普通の団扇、下の写真はリキエップ・ファンという、リキエップ環礁で作られる団扇です。いろいろなデザインがあるのでお気に入りを探すのも楽しいでしょう。

さて6回にわたりマーシャルのアミモノを紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。ごく一部しか紹介できませんでしたが、少しでもアミモノの魅力を知っていただけたらと思います。マーシャル訪問の際は是非ディープなアミモノの世界も覗いてみてください!

SATO

ユナイテッド航空アイランドホッパー、2018年1月21日より増便

グアムからマジュロへのアクセス、ユナイテッド航空のアイランドホッパー路線(グアムーチュークーポンペイーコスラエークワジェリンーマジュローホノルル)が、現行の週3便に加えて、2018年1月21日より定期便が増便することに決まりました。
新しい便は、グアムーチュークーポンペイーマジュローホノルルに止まります。グアムーマジュロ間では経由する島が少ないので、従来より2時間ほど早く到着することができます!

マジュロに着陸するユナイテッド航空機

増便の運航スケジュールは以下です。(2018年1月21日より)
毎週日曜:グアム8:20発ーマジュロ17:27着(経由地:チューク・ポンペイ)
毎週月曜:マジュロ11:40発ーグアム16:50着(経由地:ポンペイ・チューク)
グアムーマジュロ間の空路は、長年ユナイテッド航空の独占路線ですが、近年ナウル航空が路線を拡大しており、マジュロからグアムまで定期便を就航させる準備中とのことです。グアムーマジュロ間のアクセスが増えるのは嬉しいですね!
また最新情報が入りましたら、ブログ上でお知らせいたします。

エアナウル

mika

マーシャルの「アミモノ」その5

昔からマーシャルでは植物の葉や貝殻を使って、いろいろなものが作られてきました。これらのハンディクラフトは「アミモノ」と呼ばれ、現在でも生活の品やお土産としてマーシャル人の生活に欠かせないものとなっています。前回に引き続き、アミモノのアクセサリーをご紹介します。

アミモノのアクセサリーの中でも種類が多いのがネックレスです。貝とキメジを使って実に様々なデザインのネックレスが作られます。

男性物もあり、こちらはネクタイとして使われます。教会などに行く際の正装に欠かせません。下の写真の左二つと真ん中二つは男性用ネクタイです。丸いところが上下に動きます。

次回はお土産にピッタリなアミモノの紹介です。

SATO

マーシャルの「アミモノ」その4

昔からマーシャルでは植物の葉や貝殻を使って、いろいろなものが作られてきました。これらのハンディクラフトは「アミモノ」と呼ばれ、現在でも生活の品やお土産としてマーシャル人の生活に欠かせないものとなっています。今回紹介するのはマーシャル人が大好きなアクセサリーです。

多くのアミモノがヤシの葉から作られる「キメジ」、パンダナスの葉から作られる「マーン」を使って作られることは前回ご紹介しましたが、中にはそれ以外の意外なものを使って作られるアミモノもあります。その代表的なものがマーシャル北部のウォッジェ環礁で作られたウォッジェ・フラワーです。

ウォッジェ環礁は元々日本軍の航空基地があったところで、当時は発電所などもありました。その名残で、島に多く残っていた電線を利用して作ったのがウォッジェ・フラワーです。電線で花の形を作り、その周りを様々な色に染めたキメジで覆っています。ちなみに今でも材料の電線は電話局から入手するそうです。

上の写真はフラワーを使った髪飾りとピアスのセットです。

また現在ではワイヤーとキメジの組み合わせを利用してイヤリングも作られています。イヤリングはマーシャル語で「レーレー(dede)」と言います。ウォッジェ・フラワーやイヤリングはマーシャルのお土産としても人気のあるアミモノです。マーシャルにお越しの際は是非お気に入りの一品を探してみてください。

SATO

裏後光…

マジュロの空に不思議な現象が…

 

空がきれいに半分に分かれていますね。調べてみたらこれは反薄明光線と呼ばれる現象のようです。

反薄明光線は太陽が水平線近くに在るとき、光が分厚い雲や水蒸気に遮られて水平線や地平線から部分的に光が差したりするもので、薄明光線は頭上の雲の切れ間から太陽の光が差す「後光」と呼ばれるもので神々しいものですが、これは「裏後光」といわれ、沖縄の昔の地方の人々は「天割れ」といって猛烈な台風の前触れと恐れていたそうです。

マーシャルでは台風が来ないというか生まれる場所?らしいですから、マーシャル人にとっては問題のない現象ですかね。

 

しかしこんなきれいに真っ二つになった空を見られるなんてきっと奇跡…そして恐らく最初で最後でしょう神様こんもーる。

 

写真はJICAのkahoさんにお借りしました。ありがとうございました!

 

あかね