マーシャルでタピる

タピオカドリンクを飲むことを日本では”タピる”と言うそうですね。最近知ったので、さっそくタイトルに使ってみました。

マーシャルにもタピオカドリンクが飲めるお店が数年前からあり、日本と同様に若い世代に人気です。でも行列することはなく、値段も安いですよ!

1軒目は、MIR(マーシャルアイランドリゾート)の向かいにあるお店、”L2ストア”。Do It Bestの横に建つ、コンテナハウスのスモールストアです。店の外観はかなり質素ですが、普通に日本と同じようなタピオカミルクティーが飲めます。

メニュー。タピオカ入りドリンクやスムージーがあります。

タピオカミルクティーは、マーシャルでは「バブルミルクティー」と言います。バブルミルクティー(2.5ドル)を注文しました。タピオカの柔らかさもちょうどいいし、量もたっぷりです。

バブルミルクティー

2軒目は、最近CMI(マーシャル諸島短大)の向かいにオープンした店、”S7-Icy Bubble”です。

こちらのお店はドリンクだけでなく、バーガーやフライドポテトなど軽食もあり、店内にテーブルとイスも用意されています。ファーストフード店のような雰囲気です。

店内
ドリンクメニュー。MILK TEAはすべてタピオカ入りドリンクだそうです。
軽食メニュー

シグネチャーミルクティー(2.75ドル)とストロベリースムージー(2.5ドル)とフレンチフライ(1.95ドル)を注文しました。

こちらの店のシグネチャーミルクティーは、タピオカが固めなので、私は1軒目のL2ストアのほうが好みでした。でもスムージーはおいしかったし、軽食もあり、涼しい店内でゆっくり過ごせるのはいいですね!

タピオカ好きの方は、ぜひマーシャルでも「バブルミルクティー」を試してみてください!

マーシャル入国予定の方へ:麻疹(はしか)予防接種の証明書が必要です

マーシャル政府より、麻疹(はしか=Measles) 流行拡大を防ぐための措置の一環として、すべての旅行者に対し、マーシャル 出入国時の麻疹予防接種証明書提示を義務化する旨の通達がありました。

2019年12月10日より、生後12ヶ月以上62歳以下の旅行者は麻疹予防接種の最新情報を示す、正式な書類の提示が、マーシャル入国時に必要となります。尚、63歳以上(出生日が1957年より前)の方は不要です。

サモア・トンガ・フィジーでの麻疹流行を警戒して取られたこの措置が、いつまで行われるのかは未定ですが、少なくとも12月~1月中旬頃までは入国時の麻疹予防接種証明書の提示義務が続くと思われます。これから1ヶ月以内にマーシャルへご滞在予定の方は、必要な対応をご準備ください。

この通達が解除されましたら、またMJCCブログでお知らせいたします。

在マーシャル日本国大使館から発表された、麻疹流行防止措置に関する情報のリンクです↓

https://www.mh.emb-japan.go.jp/files/000549193.pdf

マーシャル流BBQ!

先週の日曜日、MJCCの現地従業員みんなと一緒にBBQをしました。

マーシャル人の定番のお楽しみといえば、ピクニック&BBQ!

従業員はみんな家族を連れてきて、賑やかなBBQになりました。

店舗レジ係の女性たち

マーシャル流BBQは、まず前日から醤油ベースのタレに漬けておいた肉を焼きます。材料の肉は、骨付きチキンや豚のスペアリブ、ウインナーが多いです。肉を焼く途中でもタレに漬けながら焼くので、しっかりと味が付いたBBQになります。

BBQの途中で、肉が焼けたからといってその場で食べていくことはありません。まずは、すべての肉を全部焼いてしまいます。

肉が焼けたら、家から炊いて持ってきたご飯や、ポテトサラダ、その他持ち寄り料理と一緒に皿に盛り付けて、一人分のプレートを次々に作っていきます。

肉が焼けたので、盛り付け中。
置き場所がなくなってきました。
この日のプレートは、チキン、豚スペアリブ、ウインナー、ハム、ポテトサラダ、マグロのポキ、のりまき、ご飯、と豪華版です。これに加えてデザートにケーキとアイスクリーム!
プレートが出来たら、一人ずつ渡していきます。

BBQプレートをもらっても、お祈りがまだだったら、すぐ食べてはいけません。敬虔なクリスチャンが多いので、みんなに食事が渡ったところでお祈りをして、それから食べ始めることが多いです。



BBQのときは、その場で食べきれないほどの量をもらうのが普通です。家にいる家族や親せきの分のご飯も持って帰るので、BBQはお土産の分を見越して多めに作ります。

最後にみんなで集合写真

現地従業員の家族と一緒に楽しいひと時でした!

ワールドフードデー(世界食料の日)

先週末、世界食料の日のイベントがデラップパークにて行われました。

来月の選挙を前に、現職の大臣の出席も多くみられたイベントでした。

朝7時からラン&ウォーク大会、午前中は学生を対象としたエッセイ、ポスターコンテストの入賞者の表彰式、午後は豚のオークションもありました。

ローラ農場より、野菜の苗と葉物野菜の無料配布がありました。マーシャルの気候でも家庭菜園で育つ野菜で代表的なものは、ミニトマト、オクラ、ピーマン、なす、きゅうり、ミニ大根、サツマイモの葉、ライム、バナナ、パパイヤです。

ローカルフードの販売もありました。

マーシャルのローカルフードといえば、魚、ココナッツ、バナナ、パパイヤ、パンダナス、パンの実です。

暑い中、デラップパークは朝から賑わっていました。

選挙の前に大問題!?

現在マーシャルの首都マジュロでは、いつもと違った光景を見ることができます。

選挙用の看板。


あちこちに立ち並んだこの看板は、11月に行われる国政選挙に向けて各候補者がアピールする看板です。4年に1度行われるこの選挙では、ほとんど全ての国会議員や市長が選出されるのでただでさえ出馬数は多いのですが、今回は前回の選挙と比べて立候補者数が倍以上いると言われており、看板も前回より目立っているような気がします。

さて候補者にとって最も重要なのは投票数ですが、その投票について、最近大きな変更がありました。

Marshalls Supreme Court rules voting law unconstitutional(RNZ)

前回の選挙の後、海外在住のマーシャル人による投票の使用禁止という法律が作られたのですが、先日、マーシャルの最高裁はこの法律が違憲であると裁定しました。これに対してヒルダ・ハイネ大統領は、裁判所の決定は11月の選挙には影響は及ぼさない、と述べましたがこれに反発する声も多くあるようです。

実際、国外在住のマーシャル人の数は1~2万人と言われており、その投票を数えるかどうかは選挙結果に大きく影響します。下は4年前の選挙結果(非公式)ですが、”Abs”が不在者投票数、”Postal”が郵送による投票数です。ほとんどの選挙区で大きな影響を与えていることがよくわかります。

RMI election 2015 final, unofficial results(pdf)

というわけで、海外在住者の投票が有効となるか無効となるか?が注目されており、予断を許さない状況が続いているのです。選挙の日まで目を離せませんね。