新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限措置について

マーシャルの保健省より、入国制限についての続報が出ました。日本を含む対象国六か国からの渡航停止、また制限対象国を経由したコンテナ船はマーシャル海域外での30日間係留が義務付けられました。下記は外務省海外安全ホームページからの転載になります。

マーシャル諸島共和国保健省は,2月26日付で新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う渡航制限措置の第4報を発表しました。
 同第4報は,1月24日付同第1報,1月31日付同第2報,2月7日付国家非常事態宣言及び2月13日付同第3報を見直し,更新した内容として即日発動としてマーシャル保健省より発表されました。 在マーシャル日本国大使館では事実関係の確認を急いでおりますが,今回の措置から,渡航制限対象国に日本,イタリア及び韓国が追加されていますので,ご留意ください。

1 中国,香港,マカオ,韓国,イタリア及び日本からの空・海路いずれも渡航停止。右制限は,マーシャル国内へ新型コロナウイルス感染症が持ち込まれるリスクの軽減に必要な措置として認められる。2019年12月31日以降,これら渡航制限対象国からの渡航者,または同対象国経由の渡航者全てに適用する。

2 渡航制限対象国を通常の経由地または出港地とする全コンテナ船は,厳密にマーシャル海域外にてパイロットステーション到着前30日間の係留を求める。全コンテナ船は,マーシャル諸島港湾局規定(the RMI Ports Authority Standard Operating Procedures)に従うこと。

3 渡航制限対象国から出港または経由する漁船については,追って通知するまで暫定的に入港を停止する。

4 渡航を計画するマーシャル国民及び在留する者に対し渡航延期を強く推奨する。渡航延期が不可能な場合,マーシャル再入国時,マーシャル政府渡航制限に基づき指定された渡航制限対象国へ渡航又は乗継ぐ者に対する制限措置が適用されることに留意すること。5 マーシャル政府医療機関紹介委員会の承認を得た患者を除き,次の通達があるまで,公選役職者,公共事業及び補助機関を含む全ての公務員の海外出張を停止する。

6 マーシャル側受入機関が絶対的に必要と判断するものを除き,保健省として,今後数ヶ月の間,マーシャルを訪問する派遣団,実施される会合及び/又は訓練の延期を求める。7 渡航制限対象国:中国,マカオ,香港,韓国,日本,イタリア

外務省海外安全ホームページ

今回は発表された英文が微妙だったので、保健省に直接確認して時間がかかってしまいましたが、ついに日本からの渡航禁止+全コンテナ船30日という制限がついてしまいました。
観光のお仕事と日本食販売をしている当社にとっては結構な痛手です。もちろん非常事態ですから仕方のないことではありますが。

この制限が解除されるのはいつになるのか?私は休暇で日本に帰れるのか?については現時点で不明ですが、状況が変わり次第こちらでお知らせしたいと思います。

SATO

歓迎会

はじめまして

先週よりMJCCで勤務してます。アシスタントマネージャー 村井です。      

赴任して1週間ちょっとの新参者ですがよろしくお願いします。

いろいろと慣れない事も多いですが、マーシャルの人は皆優しいので楽しく過ごしてます。

先日、お店の皆さんに歓迎会を開いてもらいました。

マーシャル流BBQ!

先週の日曜日、MJCCの現地従業員みんなと一緒にBBQをしました。

マーシャル人の定番のお楽しみといえば、ピクニック&BBQ!

従業員はみんな家族を連れてきて、賑やかなBBQになりました。

店舗レジ係の女性たち

マーシャル流BBQは、まず前日から醤油ベースのタレに漬けておいた肉を焼きます。材料の肉は、骨付きチキンや豚のスペアリブ、ウインナーが多いです。肉を焼く途中でもタレに漬けながら焼くので、しっかりと味が付いたBBQになります。

BBQの途中で、肉が焼けたからといってその場で食べていくことはありません。まずは、すべての肉を全部焼いてしまいます。

肉が焼けたら、家から炊いて持ってきたご飯や、ポテトサラダ、その他持ち寄り料理と一緒に皿に盛り付けて、一人分のプレートを次々に作っていきます。

肉が焼けたので、盛り付け中。
置き場所がなくなってきました。
この日のプレートは、チキン、豚スペアリブ、ウインナー、ハム、ポテトサラダ、マグロのポキ、のりまき、ご飯、と豪華版です。これに加えてデザートにケーキとアイスクリーム!
プレートが出来たら、一人ずつ渡していきます。

BBQプレートをもらっても、お祈りがまだだったら、すぐ食べてはいけません。敬虔なクリスチャンが多いので、みんなに食事が渡ったところでお祈りをして、それから食べ始めることが多いです。



BBQのときは、その場で食べきれないほどの量をもらうのが普通です。家にいる家族や親せきの分のご飯も持って帰るので、BBQはお土産の分を見越して多めに作ります。

最後にみんなで集合写真

現地従業員の家族と一緒に楽しいひと時でした!

かわいい見学者

MJCCでは、店舗の裏にある工場で、コンクリートブロックの製造も行っています。今週は現地幼稚園の社会科見学で、約30人のかわいいちびっ子たちが、ブロック工場を見学に来ました。

MJCCで製造されたブロック

教室では、おもちゃのブロックでよく遊んでいるという子どもたち。本物のコンクリートブロックに興味津々。家も学校もこのブロックでできているんだよ~と説明を聞いた後は、工場でブロックマシンからブロックが作られるところを見学しました。

ブロックマシンの大きな音や迫力にビックリしている様子でしたが、デモンストレーションを終えて機械を止めると「もう一回!もう一回!」とリクエスト。ちょっと怖くて面白かったようです。

子供たちから、かわいいお礼のお手紙をいただきました。

MJCCでは地域の学校からの校外学習を受け付けています。店舗や工場での社会科見学など、お気軽にご相談ください!

マーシャル語の本が刊行されました!

日本で初めてのマーシャル語の語学書「ヤッコエ!マーシャル諸島 話してみよう!マーシャル語」が今月、発売されました。

マーシャル在住が長い日本人3人が作ったマーシャル語の入門書。MJCCでマーシャル語通訳およびガイドとして活躍した末松の著書です。会話文、単語、文法解説という語学入門書の基本に加え、マーシャル事情がわかる様々な現地情報を掲載。長期滞在・旅行・出張に大変便利な一冊です。

会話文や単語は<日本語+日本語ローマ字+マーシャル語カタカナ+マーシャル語>で表記してあるので、初めての人でも無理なく読め、発音できます。これ一冊で相当のマーシャル通になれるよう、文化や現地情報も豊富に盛り込みました。本書は、日本人がマーシャルを理解して現地での滞在や交流を楽しめるきっかけとなるでしょう。

著者のうちの2人、橋本と末松は青年海外協力隊としてマーシャルに派遣され、任期終了後は政府機関や現地企業で働きながら、現地語であるマーシャル語を習得しました。マーシャル語は長年話し言葉として使われてきた言語で、現在でも人によってスペルがまちまちな語が存在しています。島に本屋はなく、現地語で書かれた本は大変少ないです。マーシャル語とマーシャル文化を文字に残す必要性を感じ、マーシャル語の保存伝承活動をしている現地のグループ(CLLC)を訪ね、正しいスペルで表記された入門書を作りました。日本人のマーシャル語学習に、またマーシャル人の日本語学習にも使えるように日本語にローマ字表記を記載しました。この本が歴史的な繋がりも深い日本とマーシャルの交流の懸け橋となることを願っています。

<書籍情報>

◆書名 ヤッコエ!マーシャル諸島 話してみよう! マーシャル語
◆著者 橋本岳 末松洋介 佐藤美香
◆出版社 薬事日報社(2019/4/4)
◆価格 2,700円(税込み)2,500円(税抜)
◆判版 A5判 248ページ
◆ISBN-10: 4840814864 / ISBN-13: 978-4840814867
※ アマゾンAmazon.co.jp で販売中です。

マーシャル国内では、MJCCにて販売しています(価格:$25)。

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