続 アミモノ~貝殻はどこから?

今回は、マーシャルの手工芸品「アミモノ」で使われている貝殻について。

 

おなじみのピアスにも様々な貝がつかわれているんですよ!!

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まず、南部のエボン(Ebon)環礁から♪♪

・涙のような形に光沢と白点があって、実はサマーシーズンにしか手に入らない貴重品です。

シンプルなものとデザインしたもの、2種類あります。

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次に、北部のウトリック(Utriik)環礁から2種類のご紹介♪♪

・白くて小さな巻貝
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・白と茶に目玉のような貝
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・これら2種類の貝を使って↓こんなデザインもあります。
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アミモノ1つ1つのもつ、文化や地域性に思いをはせてみては、いかがでしょうか。

こんなデザイン、色合いがあったらいいな~というアイディアを随時募集しています。
気軽にオーダーメイドのご要望を伝えてくださいね。おまちしてま~す♪♪

MIMI

リジャコエとレクタングル

少し前からMJCCのお店に新商品が並びました。

マジュロのココナッツ加工工場TOBOLARで作っている石鹸です。

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石鹸は2種類ありまして、写真の右側がリジャコエ(Lijakwe)、左側がレクタングル(Lektanur)です。

2つの違いは香りが少し違うほか、リジャコエは軟水、レクタングルは硬水で使用するのに向いています。

ちなみにリジャコエとレクタングルという名前はどちらもマーシャルの昔話に由来しており、

マーシャル人に聞いたところ以下のような話だそうです。

 

リジャコエは昔の王様の娘の名前で、とてもきれいな人だったそうです。

王様は美しい娘を世の人の目に触れないよう彼女を人里離れたところに閉じ込めていました。

リジャコエは王様の命令もあって世の人々から見られることはありませんでしたが、

太陽だけはいつも空からリジャコエを見ていました。

そして太陽もまたリジャコエの美しさのとりことなりました。

太陽はリジャコエにお願いして彼女の夫となり、彼女を助けて海へ逃がしました。おわり。

 

レクタングルはアイリンラップラップでカヌーレースをした12人兄弟の母の名前。

レクタングルは上の子供たちに「私もレースに連れて行ってくれ」と頼みましたが、

一番上の子は「他の兄弟に頼んでくれ」と答えました。

次の子もその次の子も同じように「他の兄弟似たのでくれ」と答えましたが、

末の子だけは「乗ってもいいよ」とOKしてくれました。

カヌーレースが始まってみると、上の子たちは櫂で一生懸命漕ぎました。

末の子は母から教わった帆を使いました。

上の子たちも必死で漕ぎましたが、帆のスピードにはかなわず、末の子が勝ち、王様になりました。おわり。

 

どちらも唐突なエンディングが魅力的です。

ちなみにこれらの話を教えてくれたマーシャル人によりますと、

レクタングルの話に出てくるアイリンラップラップのカヌーレースは本当にあった話であるとのことです。

強く主張していました。

 

SATO

アミモノ販売スタート

「今年はおかしいね。4月にして嵐を生んでいる。」長年マーシャルに住むアメリカ人船長のつぶやき。

ここ1ヶ月、雨の降らない日はありません。

近隣諸国で地震も多く、揺れないはずのマーシャルで揺れを二度観測した方も何名か。(うち全員外国人)

「えっ?!地震?!みたーい!感じたーい!」と楽しげなマーシャル人の同僚たちと一緒に、

店舗の一角に小さいアミモノコーナーを作っています。

 

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ウオッチェ環礁(日本軍の戦跡が今もたくさん残る環礁のひとつ)で

戦後大量に遺された通信用ワイヤーとココナッツの繊維で作られたウオッチェフラワーは、

アミモノのお土産の中でも人気のある作品です。

flower

ローゼリンさんはお母さんがキリバス人、お父さんがフィリピン人のマーシャル育ち。

ウオッチェに1年ほど滞在していた間に、編み方を習得。8歳の娘と作ったお花やピアスを持ってきてくれます。

 

アルノ環礁のヘマコさん、チャプワンさんはバック作りが得意です。

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jobwan bag

 

「Tシャツにネクタイ?エンマンエンマン」

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新作ポーチをぶらさげて、マジュロ散策もおすすめです。

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お土産に、普段づかいに、贈り物に、ぴったりな作品が見つかりますように!

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Pacific Venus Island Bus Tour

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1月21日、豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」がマジュロに初寄港し、
大勢の日本人観光客の皆様がマジュロに上陸されました。

受け入れ側のマーシャルでは、観光局を中心に日本人が集合し、
今回MJCCでは主にバスツアーを担当しました。

これだけの大人数を迎え入れるのは初めての体験でしたのでスタッフも緊張しましたが、
乾季のこの時期には珍しいほどの晴天にも恵まれ、
ツアーは大成功でした!当日の様子を少し紹介します。

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本船から最初のお客様を乗せた通船が到着する様子。
ショアラインの浮き桟橋も大活躍です。

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交流会が行われたリタ小学校の子供たちによる大歓迎の様子です。
今回のバスツアーの目玉として用意した交流会ですが、
リタ小学校では海外協力隊の隊員さんを中心に、こちらの期待以上に盛大に歓迎してくれました。
マーシャル人の良いところであるホスピタリティが十二分に発揮され、お客様にも楽しんでいただけたようでした。

マジュロへの寄港は1日という短い時間でしたが、
こういったツアーを通してマーシャルにもっと興味を持ってもらえたら、
もっとマーシャルを多くに人に知ってもらえたらと思います。

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さとう

A Happy New Year 2014

明けましておめでとうございます!
マジュロはクリスマスが終り、大晦日のブロックパーティが終り、ようやくのんびりした日常が戻ってきました。
そして季節はついに乾期に入ったらしく、雨は少なめ。今日も暑いです。
2014年も、どうぞよろしくお願いします。
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