マーシャルでスタディ・ツアー!~マジュロ環礁編

兵庫県神戸市からいらっしゃったヤッコエ・マーシャル研究会の皆様とのスタディ・ツアー、2~3日目はマジュロの見学です。日本大使館やJICA事務所への表敬訪問の他、マジュロ平和公園、ココナッツ工場、ローラビーチ、アレレ博物館、アミモノショップ等等を見学されました。

今回はメンバーのお一人がお坊さんとしての資格を持っているとのことでしたの、平和公園でお経をあげていただきました。

タイフーン・モニュメント前でも読経していただきました。

日本大使館を表敬訪問。

TOBOLARココナッツ工場では生産品である石鹸やオイルの説明をうけました。

その後、今回のツアーの目的の一つであるマーシャル政府高官との会合がありました。

こちらも残念ながら予定していた大臣は急用による不在のため会うことはできませんでしたが、かわりに国会副議長Jejwarik Hanton氏が対応してくれました。さらにHanton氏の案内で、国会議事堂内を見学することもできました!

Hatnton氏の案内で見ることができた国会議事堂内。

さまざまなハプニングですべて予定通りというわけにはいかなかった今回のツアーですが、参加された皆様からは「楽しかった!」という声をいただくことができました。ぜひまたお越しください!

MJCCでは様々なツアーを催行しておりますので、ご希望のツアーがございましたらメールなどでお気軽にお問い合わせください。

SATO

マーシャルでスタディ・ツアー!~マロエラップへまた行ってきました

今回は兵庫県神戸市からいらっしゃったヤッコエ・マーシャル研究会の皆様と、スタディ・ツアーに行ってきました!

今回マジュロへお越しになった研究会の皆さんは神戸市シルバーカレッジで集まった方々で、平均年齢70代!しかし70代とは思えないほど皆さんお元気で、マーシャルの暑さにも負けず行動されていました。

今回はまずエアマーシャルでマロエラップ環礁へ飛び、戦跡を見学されたほか、地元の長老であるリジョッコおばあさんに会って話を聞きました。
リジョッコさんは推定102歳で、残念ながら昔の話はあまり覚えておられませんでしたが、こんにちは、ありがとうなどの覚えている日本語で日本からのお客さんを迎えてくれました。

いつものドルニエで出発です。

空から見るとミニチュアのようなマジュロ。

マロエラップに到着すると、飛行場すぐのところにゼロ戦があります。
草に埋もれていました。

今回は発電所の中に入ってみました。

発電に使用していたディーゼルエンジン。

リジョッコさんのいる島へはボートで移動しました。お世話をしてくれた島のお巡りさんの話では片道15分とのことでしたが、片道45分くらいかかりました。


Photo by HIRO(c)RAYCREW

片道45分かけてようやくお会いできたリジョッコさん。いつまでもお元気でいてください。

タラワ島に戻ると、旧日本軍のトーチカがボートの私たちを迎えます。

司令部でしょうか。
かなりの大きさです。

すぐにでも崩れ落ちそうな状態です。

こちらは半分崩れ落ちたタンク。

ゼロ戦のエンジンカバー。

謎のローラー。
飛行機の引き上げなどに使ったのでしょうか。

駐機時間が決まっているので遺構見学はすこし急ぎ足になりましたが、多くの遺構を見ることができました。

長くなったのでマジュロ見学編は次回へ続きます。

SATO

「ふるさとへかえりたい」英語版、マジュロの公立小へ

写真絵本「ふるさとへかえりたい」英語版の普及のため、マジュロの各公立小に本を届けています。

 

ほとんどの公立小学校には図書室がありませんが、ウォジャ小学校には新しく作られた学校図書館がありました。

昨年、日本人の活動するNGO団体Growmateが建てた図書館です。ウォジャ小学校では、子供たちの教育にしっかりと活用されていました。

Growmateは次の活動として、ローラ地区に「学び舎」を作りたいそうです。現在クラウドファンディングで寄付を募集しています。

ご興味のある方は、ぜひ下記URLをチェックしてみてください。

 

Readyfor「太平洋のど真ん中、マーシャル諸島でわくわく学び舎を作りたい!」

https://readyfor.jp/projects/library2marshall

 

mika

MJCCの猫

MJCCには猫がいます。
勝手に住み着いているのですが、その割には人になつかずなかなか触りたい欲求を満たしてくれません。不満です。
その中で1匹だけひどくなついてくれるかわいいかわいい猫がいますが、この猫は誰にでもなつくので少し複雑な気持ちです。

最近生まれた子猫です。

もうおびえています。
固まって動くことすらできない…

 

かわいそうなのでもう近づけません。
不満です。

 

あかね

ふるさとへかえりたい~リミヨおばあちゃんとヒバクの島

マジュロを訪問中のフォトジャーナリスト、島田興生さんがMJCCにいらしてくださいました。島田さんは40年以上にわたり、ビキニの水爆実験で島を追われたロンゲラップ島の人々の追跡取材を続けています。

「ふるさとへかえりたい~リミヨおばあちゃんとヒバクの島」という子ども向けの写真絵本を出版し、2年前にその英語版「Longing for My Home Island」も出版されました。

この英語版絵本はマーシャルの子供たち、そして世界の人々に、水爆実験のこと、
核兵器が使われたらどういうことが起こるのかということを知ってもらいたい、
という目的で作られた本だそうです。

マーシャルで起こった水爆実験のことを、残念ながら今のマーシャルの子供たちはあまり知りません。この本をきっかけに次の世代へと語り継いで、平和教育に役立ててもらえたらと心から思います。

やさしい文章で書かれた日本語版も、素晴らしい本です。
マーシャルに興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!

「ふるさとにかえりたい リミヨおばあちゃんとヒバクの島」

Longing for My Home Island: A Story of Nuclear Refugees in the Marshall Islands(英訳版)MJCCにて販売中。

Photographer Mr.Shimada has visited MJCC!

Bravo fallout survivor Lemeyo Abon’s story is told in his book “Longing for My Home Island” by Hanyuda Yuki with large, graphic photos by Shimada Kousei.

He published his book in English to let more people know what happened to the people if we exploded the nuclear bomb. He says, “Especially, we want the younger generation in Marshall Islands to know about the hydrogen bomb test and contribute to creating a future free of nuclear bombs.”

This book is avaliable in Majuro at MJCC.

 

Mika