台風の影響

7月の3~4日はマーシャル人がクリスマスの次に楽しみにしているイベント、ミクロネシア・フィッシング・トーナメントがあります。2日間かけてトローリングなどでカジキマグロなどの大物を狙うビルフィッシュ・トーナメントと、グルーパーなどを狙うボトムフィッシング・トーナメント、二つの大会が同時に行われます。
 
例年通りですと照りつける太陽の下でビールを飲みながら(バドワイザーがスポンサーのようです)盛り上がるのですが、今年は先日マーシャルで発生した台風9号の影響で1日目・2日目共に中止となりました。波が高く危険なのでラグーン内のボートは引揚げるようラジオアナウンスがありましたが、そのアナウンス以上に、わりと大変な事になったようです。以下はFacebookなどで拾ったあちこちの画像です。
 
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2日目は天気も良かったので開催されるかなとは思ったのですが、肝心の船が行き来するウリガドックがこのような状態では延期もやむなしというものです。怪我人が出たという話を聞かなかったのが不幸中の幸いです。普段は穏やかなマーシャルの海ですが、自然の怖さというものを忘れてはいけませんね。
 
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SATO

グアム空港のすごし方

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日本からマーシャルへ行くには、ハワイを経由する向きは別として、避けて通れないのがグアム~マジュロ間の長旅。通称アイランド・ホッピングです。
このアイランド・ホッピングは、アメリカ合衆国のグアム、ミクロネシア連邦のチューク、ポンペイ、コスラエ、そしてマーシャル諸島共和国のクワジェリン、マジュロ(その後ハワイへ)と、3カ国7つの島をひとつの便で通る世界でも珍しい航路です。今日はこの長旅の前に通過するグアム空港について紹介します。
 
まず早朝6時頃、グアム空港でチェックイン。周りにはミクロ周辺の島民らしき人たち(通称アイランダー)や米軍関係者、出稼ぎのフィリピン人や中国人などが並んでいます。アイランダーのおじさんやおばさんは、テープをぐるぐる巻きにした段ボールかクーラーボックスを鞄がわりにし、若干緊張しているのか不安げにしていることが多いです。日本人はほとんどいません。焦らずに心を無にして待つとよいでしょう。
 
チェックインが終わると荷物を預けて出国審査です。グアムの出国はかなり厳しいです。係員はいつもこの世のおもしろいものは全て無くなったとでも言わんばかりの表情で仕事をしていますが、子供をつれていると表情も態度もだいぶ和らぎます。
 
ゲート前にはフードコートがあります。手荷物検査を通過して左側です。ここで少し腹ごしらえをしておくことをおすすめします。ここから離れることはしばらく文明社会から離れることを意味します。少し値段が高いですが、ここから先は高いお金を払っても、うどんを食べることはできません。
喫煙所もフードコート奥にあります。喫煙だけでも利用できますが、何か飲み物でも買うと、より堂々と利用できます。グアムの人のためにもお金を落としてあげましょう。ちなみに手荷物検査を出て右側にもお店があり、中で喫煙可能ですが、こちらはあくまでもお店の中なので飲み物か食べ物を注文しないとお店の人におこられます。
 
午前7時半、ゲートで待ちます。飛行機が遅れることもよくあるので、のんびり待ちましょう。これであなたもアイランダー。機内へは搭乗券に書かれたグループ番号順に呼ばれて搭乗しますが、早めに入るか遅く入るか、これはなかなか難しいところです。
早く入れば当然座ってからが長い。アイランダーは素直に自分の座席に座らず、グループでまとまって座ろうとします。それならそのように座席を予約すればいいのですが、それはしないので面倒です。飛行機が混んでいる時は、フライトアテンダントに「あなたはここじゃないでしょ!」「自分の席に座りなさい!」と叱られながらゴソゴソ動くことになります。のんびり待ちましょう。これであなたもアイランダー。
待つのはキライ!という方は遅く入ると良いでしょう。ただしその場合は機内に持ち込んだ荷物を置く頭上のスペースがなくなっていることを覚悟してください。そしてあなたの荷物ははるか遠くの空いてる場所につめこまれます。途中で荷物をおろす必要があるのなら、早く乗り込んだほうがよいでしょう。
 
飛行機に乗ったら、あとは離陸を待つだけです。マジュロでゆっくり寝るためにはポンペイまでの前半戦で寝ておくのがおすすめです。ここから先、機内での話は下の記事をご覧ください。
 
アイランドホッピングを快適に乗る10のポイント
アイランドホッピングでマジュロへ
 
機内でも楽しく過ごしてマジュロまでお越しください!

 
SATO

マーシャル人の憩いの場

マーシャルの海を見渡しながら、ほのぼのとランチがしたいな~という時に
お勧めなのが、内海に面したこの ”デラップ パーク”です。

大手スーパのK&Kの前、マーシャルアイランドリゾートから徒歩5分ほどの広場です。
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お昼時は、マーシャルの人々がランチボックスを持って、
リラックスしている、そんな姿を見ることもできます。

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ホテルやレストランとは一味違う、
雰囲気でここの潮風に吹かれてみては、いかがでしょうか。

サンディーズのランチ

デラップ地区、政府観光局(MIVA)の近くにあるサンディーズ。
今回、ランチの時間に行ってきました。

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こちらのお店、ケーキやコーヒーだけでなく
朝食は午前7時から、ランチは午前11時から用意されています。
フードコートの形式で並んでいる料理の中から、
自分の食べたいものを指差して、お店の人に皿に取ってもらいます。

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注文しやすいし、おかずをいろいろ選べるのがいいですね!
料理は全部で15種類くらいあり、牛肉とブロッコリーの炒め、酢豚、まぐろのココナッツ風味など。

パンダナスやココナッツミルクを使ったマーシャル料理も並んでいます。
お値段は、料理を3~4種類選んで6ドル~7ドルほどです。

 
テイクアウトもできるので、時間がないときでもサッと
おいしいランチを買えますよ。

 

サンディーズの店内をご紹介した過去記事はこちら→(サンディーズ)

 

 

サンディーズ(Sandy’s)

営業時間:月ー土 日曜休み 7a.m.-7p.m.

場所:デラップ地区、政府観光局(MIVA)近く

 

 

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南国 マーシャルの正装

年間を通して、夏服で過ごすことのできるマーシャルで、
日常の洋服としてシャッツ、短パン、スカートを愛用しているマーシャル人。

女性はさらに“ムームー”とか“ヌクヌクグアム”といわれる、
ゆったりとしたワンピースを愛用しているのを見かけます。

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風になびいて、ヌクヌクグアムが南国らしい風情を引き立てます。

そして、教会や正式なセレモニーなど、正装の場合は、女性はしっかりとした印象の“ムームー”、
男性は、アロハシャッツが一般的です。

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長期でマーシャルを訪れる機会があったら、
生地を選んでサイズを測ってもらい、
記念に自分専用のムームーやアロハシャッツを
仕立ててもは、いかがでしょうか。

お勧めの仕立て屋さんは、ダウンタウン裏通りにあるダールショップです。