ナイトマーケット

先日、マジュロでは”SPRING BREAK NIGHT MARKET”なるイベントが開催されました。 クリスマスの”NIGHT MARKET”に引き続き新たなイベント登場です。

アミモノ屋さんがあったり、

フィリピーナ屋台があったり、

ダンスを踊ったり、

突然大雨が降ったり・・・

まぁ、やっている事や場所はさして目新しくはないのですが、
こうして人が集まる事自体が何となくワクワクするこの国では
このようなイベントがあるとどこからともなく人が集まってきます。

こうして見ていると段々自分も参加したくなってきたので、
今度の機会があればMJCCでお店を出すかも!?

MURAI

マーシャル諸島デジタルアーカイブ ワークショップ

3月25日マーシャル諸島短期大学(CMI)にて、日本とマーシャルをZOOMでつないで、マーシャル諸島デジタルアーカイブ オンラインワークショップが開催されました。

このプロジェクトは、核問題研究者の中原聖乃さんによるもので、マーシャルにおける核実験の影響や気候変動の問題、マーシャルの伝統文化についての情報をWeb上の地図にアップロードするプロジェクトです。マーシャル政府、CMI、マーシャルのNPO団体と協力して、これから情報を掲載していきます。

マーシャル諸島デジタルアーカイブ ワークショップ会場

デジタルアーカイブは、日本人だけですべて作り上げてマーシャルへ贈るのではなく、マーシャルの若い世代が中心となって情報や人々の物語を集め、日本のデジタルアーカイブの技術を使い、次の世代へ残したい情報を保存します。デジタルアーカイブの制作に参加することで、参加者の若者が学ぶこともたくさんあり、その後は若者自らが語り部となっていくことができます。

また、マーシャルの人々が自分たちで作ったアーカイブなら、完成後も自分たちで毎年新しい情報を追加して更新することができます。完成後も持続可能な発展を目指しています。

データのアップロード
データのアップロード

コロナ禍による入国制限で日本からはマーシャルへ渡航できないため、MJCCに今回のワークショップのコーディネート業務のご依頼を受け、現地でお手伝いさせていただきました。

「ぜひマーシャル諸島デジタルアーカイブを作りたい!」という共通の熱い想いを持って、会場には37人が集まりました。ワークショップでは、マーシャルで集めた情報をデジタルアーカイブの試作品にアップロードし、今後どのような情報を集めたらよいか、どんなアーカイブにしたいかなどを話し合いました。

 

日本とマーシャルで知恵を出し合い、これから3年後の完成を目指してアーカイブを作っていきます。どんなアーカイブが出来上がるのか、今から楽しみですね!

mika

ローラの休日

こんにちは。今週も金曜日になりました。一週間たつのは早いですね。
ところで、先週のブログの題名覚えてますでしょうか。
そうです。”マジュロの休日”これ、じつは”ローマの休日”とかけております。
でも、あまり気付いてもらえなかったので、今回はもっと寄せてみました。

そんなこんなで先週はマジュロ環礁内のローラ地区に行ってきました。
ローラはこんな場所にあります。

MJCCからだと車で1時間半弱かかります。まさにマジュロの端と端

でもキレイなビーチや、マジュロでは失われつつあるローカル色の味わえる素敵なエリアです。
詳しくはこちら

で、今回の目的はこれ

“WOMEN’S NIGHT MARKET″
3月8日の国際女性デーにまつわるイベントという事で意外と大々的に告知はされてたのですが、このチラシよく見ると…”Handicrafts?”と?マーク付きでなぜか自信なさげ。 
しかも、場所が場所だけに人はあつまるのか?という一抹の不安を胸にローラまで車を飛ばして行ってきました。

パンフレットには”TIME:3PM-8PM”と書いてありますがオンタイムで始まる事はないだろうと、16時過ぎを目指して出発。マジュロ生活も1年過ぎるとなんとなくマーシャリーズタイムが理解出来るようになります。

で、16時過ぎに到着すると案の定始まる気配無し。う~ん、さすがマーシャリーズタイム。

という事でとりあえずビーチへ。17時過ぎでも30度前後あるマジュロでは、このくらいからの方が暑すぎなくて良い感じです。


水着を持って来なかった我が家の子供たちも気にせず洋服のままドボン。
後始末を考えるとあまり喜ばしくない事ですが、なんとなく許されてしまうのがマーシャルの良いところ。

曇って寒そうに見えますが、全然寒くないのです。


日が落ちる直前まで海で遊んでNIGHT MARKETへ。

19時頃会場に着くと、予想通りというかなんというかほぼ地元の人のみ。
ただ、バンドの生演奏があったり、出店があったりイベント感はありました。


そしてなんと言っても盛り上がってたのがこれ。

綱引き大会です。
女性デーにちなんでいるのか、参加者は女性のみ。
でも、マーシャル女性はパワフルなので迫力満点です。

NIGHT MARKETというよりも、夜に開かれるローラ町内会の運動会という感じでしたが、みんな盛り上がっていました。

我々は1時間かけて帰宅するため20時頃には退散しましたが、
聞くところによると23時位まで盛り上がったそうです。
“TIME:3PM-8PM”って書いてあったのに~。さすがマーシャリーズタイム。

MURAI

令和3年天皇誕生日祝賀会

Iakwe

今週は天皇誕生日でしたね。
マーシャルでは毎年恒例の天皇誕生日祝賀レセプションが開催され、MJCCスタッフも招待されて出席してきました。


在マーシャル日本大使館齋藤大使のスピーチに始まり、


キャスティン・ネムラ外務大臣の挨拶、


デイヴィッド・カブア大統領参加の鏡開きでパーティーが始まりました

食事はブッフェ形式でしたが、日本大使館主催という事でお寿司と焼き鳥もふるまわれました。

デイヴィット カブア大統領夫妻を案内する齋藤大使

会の途中では大使館職員による歌の披露や、
大使館現地スタッフと参加者による歌とダンスの披露もあり
とても和やかなパーティーでした。

マーシャル人はダンスが大好き
大使館スタッフと参加者の歌披露
政府要人他大勢の出席者
大統領夫妻と大使

ここマーシャル諸島は親日的な人が多い国で、片言の日本語を話す人も少なくありません。過去にこの国が日本の統治下であった事に起因する事は紛れもない事実ですが、そういった歴史を経た中でこうも親日的な人が多いという事は、先人たちのひとかたならぬ努力があったからなのだと思います。

ところが、そいう小さな島国が太平洋にある事を知っている日本人はどの位いるでしょうか。恐らく多くの日本人はマーシャル諸島の存在すら意識した事が無いでしょう。かく言う私も、1年前までそんな日本人の一人でした。

そういう特異な小さな島国が太平洋にあるという事を少しでも多くの日本人に知ってもらえるよう、 現地に住む人間として出来る事をやっていこうと感じた今年の天皇誕生日でした。

MURAI

コロナワクチン接種を受けてきました!

 マーシャルではアメリカからの支援でコロナワクチンが送られてきます。第一便は昨年末12月29日、第二便は1月11日、第三便は1月15日に届き、マーシャル保健省はまず医療関係者や港湾労働者など感染リスクの高い労働者や国会議員、高齢者などから接種をはじめました。そして第三便からは第三段階として40代以上の一般人への接種が始まりましたので、さっそく病院に行ってきました。こういう時、人口が少ないのは良いですね。

 病院では特設会場で問診票を書き、接種記録カードを作成してもらうだけで接種できました。所要時間30分くらい。手際が良いです。

 接種記録カード。もちろんすべて手書きです。

 ちなみにマーシャルに送られているワクチンはすべてモデルナ社製です。  

建物の中に入ると2種類の冷凍庫が所狭しと並んでいます。
 

 マイナス20度をキープ。
 こんな大事なものを手の届くところに放り出しておいてよいのでしょうか。
 

 ブスリとやられる私。
 
 全く痛くはありませんでしたが、夜には腕を動かすと注射したあたりが痛むようになりました。1日たった現在は、腕をあげたくない程度の痛み。動かさなければなんともありません。次回2度目の接種は1か月後に行われる予定です。
 
 日本でも5月以降に接種が始まるというニュースがありました。自由に行き来できる日が来るのももうすぐですね!
 
SATO