クリスマスシーズン突入

メリークリスマス

マーシャルは12月になって、クリスマスシーズンです。

 

12/6(金)は、マーシャルの祝日、Gospel Dayでした。

Gospel Dayは、マーシャルに初めて神の言葉(Gospel)が伝来された日を記念した祝日のようです。

マーシャルの南にある、Ebon環礁に最初に伝わったそうです。

そして、最初に伝来しに来た船の名前を「Morning Star」というらしいです。

スタッフの中には「Morning Star Church」に通っている人もいます。

 

私も12/8(日)に教会に行ってきましたが、朝から歌を歌い、そしてZoomを使いアメリカの牧師さんと繋ぎ、プログラムを行う。

朝から、多分夜中までプログラムは続いたことでしょう。

町はクリスマスムード一色になってきました。

マーシャルのクリスマスを一度味わってみてはいかがでしょうか?

 

末松

 

台湾の頼総統、マーシャルを訪問

台湾の頼清徳総統が、12月3日ー4日の1泊2日の日程でマーシャルを訪問しました。

マーシャル諸島は就任後、初めて訪問する国交樹立国だそうです。訪問先のハワイから到着後、国会での演説、大統領と会談、夜はICCにて大統領主催の晩さん会が行われました。

Credit: Office of the President, RMI, Facebook

島のメインロードに台湾国旗が並びました

沿道で歓迎する子供たち

今回の訪問で、新たに国内線エアーマーシャルの航空機への支援、マジュロ病院の支援など、台湾のマーシャル支援への取り組みと二国間関係強化が強調されたそうです。

Credit: Office of the President, RMI, Facebook

4日の朝には、頼総統は次の訪問地ツバルへ向けて出発しました。

 

mika

Tariff Classification Workshop (HS Code Training)

11月11日から14日まで Tariff Classification Workshop に行ってきました。参加者はCUSTOMSが半分、マーシャルで働いている人が半分でした。参加者には日本人はいませんでしたが、主催側にはいらっしゃいました。

このワークショップの目的は以下の2つです。

  • HS条約とその役割についての理解を深める
  • RMI関税法に基づき導入されたHS関税率を詳細に理解し、関税率の管理と解釈ができるようになる

書いていて、よくわからないぐらい難しいです。関税・輸入税の仕組み的なことは RMI Customs の方々が対応できれば良いはず。弊社としては、輸入品のHSコードを正しく理解し申告できればよいのかなと思います。ちなみにHSコードとは、国際貿易商品の名称 / 分類を世界で統一する目的のために作られたものです。

ワークショップは楽しいものでした。ワークショップは大きく座学と実践練習の2つに分かれていました。座学は、主にHSコードの通則について学びました。HSコードをどう決定するかは、WCOの通則といわれるもので決定されます。これがなかなか難しかったです。

チームでの実践練習では、輸入品のHSコードをWCOの通則を見ながらを話し合って決めていきました。通則の解釈が難しく、メンバー内で意見が分かれることもしばしば。それでも、和気あいあいとしたワークショップだったと思います。
(慣れている税関職員でも、意見が分かれる商品もあるようです)

一番の収穫は、MJCCやマジュロの他の場所で声をかけられるようになったことでしょうか。参加者の方々にアイサツをし名刺を配り、顔見知りになれました。イベント参加のいいところです。

日常と違うことをするのは刺激になってよいですね。また、イベントには積極的に足を運ぼうかと思っています。

BUSINESS FORUM 2024

2024年11月5日 / 6日、BUSINESS FORUM 2024 が MIR で開催されました。私は初日の5日のみ参加してきました。大臣・各省庁など公側の人が半分、マーシャルでビジネスされている方々が半分、計50名ほどが参加されていました。マーシャルの人や中国系、欧米系の人たちで占められ、日本の方はいなかったように思います。

5日の内容は、各省庁からプレゼンがあり「マーシャルのビジネスを強化したい」というものでした。プレゼン後、参加者の方々が質問していました。イメージとしては「大学の講義」でしょうか。会は、質問だけではなく「こうしたらよいのでは?」など意見・提案も数多く出ていました。省庁側の人たちも改善の姿勢を見せていて、双方有意義な時間だったのではないかと思います。

マーシャルにいる多くの人たちには「こうしたらよい」という建設的な意見や提案があることがわかりました。BUSINESS FORUM のような機会を経て、官民一体となってマーシャルのビジネスが良い方向に進んでいくことを願っています。

BUSINESS FORUM は、また開く予定があるそうです。(6か月後?) 直接省庁側に言いたいことがあるというのであれば、よい機会かなと思います。

マーシャル伝統競技 綱引き

マーシャル国体の種目にもなる伝統競技は、カヌーレース、ヤシの木登り、ヤシの殻剥き、ヤシの葉バスケット編み、ジャグリング(お手玉)等いくつかあります。

その一つ、「綱引き」の試合を観る機会があったので、みなさんにご紹介します。

綱引きはマーシャル語で「カナカン トー」”Kanakan to”と言います。

大人から子供まで、スポーツ大会といえば種目に入ることが多いです。

学校だと綱引きにその辺の適当なロープを使うことも多く、ひどいと競技中にロープが切れたりするのですが、私が見たマニットデーの試合では、ちゃんとした丈夫そうなロープを使っていました。

綱引きの試合前

ロープをまっすぐに伸ばし、真ん中に審判がいます。審判の合図で綱引きがスタートしました!

水色ユニフォームのチームには、綱引きをよくわかっているコーチが側について、逐一指示と声掛けをしています。もう片方チームはただ闇雲に全力で引っ張っていました。水色チームはコーチの指示で、「全力で引く」と「低姿勢で耐える」を使い分ける作戦です。

耐える体制

綱引きといえど、持久戦のような試合です。全力でずっと引いていた相手チームが疲れた頃合いに、水色チームのコーチが叫びます。「立ち上がって、引っ張れー!」

ここで水色チームが力を合わせて全力で引っ張り、勝負を決めました。水色チームは、選手たちも重量級でパワーがありそうな男子ばかりを集めていたので、そのあたりも勝因のようでした。

選手も観客も熱い伝統競技の試合でした!

 

mika