おすすめ!大阪万博のマーシャル諸島パビリオン

6月に日本で大阪万博へ行ってきました!

我らが向かったのは、もちろんマーシャル諸島パビリオン。マーシャルのパビリオンは「コモンズ館D」の一角にあります。

万博ではすべての国が単独でパビリオンを建設しているわけではなく、複数の国が共同でブースのように出展している建物があります。それがコモンズ館です。予約不要で、いろいろな国を一度に見られて楽しいですよ。

ちなみに、パラオ、トンガ、バヌアツ、ソロモン、パプアニューギニアは「コモンズ館A」、ミクロネシア連邦、フィジー、ナウル、ツバルは「コモンズ館B」に出展しています。

こちらがコモンズDにあるマーシャルのパビリオンです。とてもよかったので、これから万博へ行かれる方にはマーシャルパビリオンをお薦めします!!

アレレ博物館職員のソリンさんがいて、マーシャル文化や歴史について質問があれば何でも答えてくれます。

マーシャルパビリオンは、自分たちの文化、歴史、核実験の歴史、気候変動の影響と過去から未来へ問いかける内容で大変見ごたえがあり、コモンズDの中でベスト3に入ると言っても過言ではない、素晴らしい内容でした!今回のマーシャルパビリオンのデザインや設営は、現職のJICA青年海外協力隊のマーシャル隊員の方がお手伝いされたそうです。

展示はひとつひとつ素敵にディスプレイされ、パネルには丁寧な解説があり読みごたえがありました。モニターの映像もとても良い内容ですので、ぜひご覧くださいね。

大阪万博ではマーシャルナショナルデーの式典も予定されています。
【マーシャルナショナルデー】
9月4日(木曜日)11:00-12:00 EXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」

 

mika

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マーシャル諸島短期大学(CMI)の日本語クラスに潜入!

ヤッコエ!

某日、ご縁あってマーシャル諸島短期大学(CMI)の日本語クラスを見学させていただきました。

現在、CMIの教室では青年海外協力隊の隊員さんが日本語教師としてご活躍されております。

平日朝9時半から11時までの授業で、伺った日は7名ほどの生徒さんがいらっしゃいました。

授業の様子

基本的な挨拶から始まり、今日は何年の何月何日ですか?という質問に頑張って答えていく生徒さんたち。例えば、2025年4月1日。”にせんにじゅうごねんしがつついたち”、改めて聞くと、これだけでも相当沢山の音が含まれていることが分かります。今年開講したばかりのクラスなので、3か月程日本語に触れている生徒さんたちは数字やひらがなが読めるそうです。素晴らしい。

この日の会話練習は、「どんな家に住んでいますか?」というテーマでした。

日本の教材なのでアパートやマンション、平屋の一戸建てなどいろいろな種類の家が出てきますが、ここマーシャルでは多様なスタイルの建物について、なかなかイメージしづらいもの。

どんな家に、誰と住んでいますか?などなど、質問に対して決められた言葉ではなく自分の立場を踏まえて答えるのは至難の業。でも、会話を成り立たせる上ではとても大切な内容です。

時間をかけてゆっくりと、一生懸命取り組んでいる様子を見学することが出来て私も勉強になりました!

ちなみに生徒さんに日本語クラスを選択した理由について聞いてみると、マーシャルならではの日本人にルーツを持つ方や、アニメや漫画が大好きだから!という方など、モチベーションは多種多様。

折角なのでここで学んだことを活かして、ぜひ将来は日本に関連する国際的なお仕事も視野に入れてくれたら嬉しいなと思います。

日本語学習、ファイトです!

 

やまだ

オーストラリアバンドのライブ&ナイトマーケットのお知らせ

今週4月25日(金)午後5時からデラップパークにて、コンサートとナイトマーケットが開催されます。入場無料です!

オーストラリアから来た「アンドリュー・グルウィウィ・バンド」が演奏するそうです。音楽のジャンルは、レゲエ&ロックだそうです。

ご興味のある方は、ぜひ!

mika

 

 

グリーンピースのレインボー・ウォリアー号がマーシャル訪問中

国際環境NGO団体グリーンピースの船、レインボー・ウォリアー号が40年ぶりにマーシャル諸島にやってきました。

デラップ港に停泊中で、3月15日(土)午前9時から午後5時までは一般公開されます。興味のある方は、誰でも見学できるそうです。

1954年にビキニ環礁で行われた核実験ブラボーで被ばくしたロンゲラップ環礁の人々は、アメリカの安全宣言を受けて、1957年から徐々に避難先からロンゲラップに戻り暮らしていました。しかし住民に健康被害が出て、島の安全性に不安を持ったロンゲラップの人々が世界に助けを求めました。その声を受け、1985年にロンゲラップの人々をクワジェリン環礁のメジャト島へ避難させた船がレインボー・ウォリアー号で、マーシャルでは知る人ぞ知る有名な船です。

日本人フォトジャーナリストの島田興生さんは、当時レインボー・ウォリアー号にマジュロから乗りこみ、ロンゲラップの人々の避難の様子を写真で記録しました。

レインボー・ウォリアー号

マジュロのデラップ港に停泊中で、来週からメジャト、エニウェトック、ビキニ、ロンゲラップ、ウォッジェなど離島への訪問を予定しているそうです。各島では放射線レベルに関する独自の調査が行われるほか、土壌、水、堆積物、生物サンプル収集プログラムが実施されるとのこと。

ご興味のある方は、土曜日の一般公開にぜひ足を運んでみてください!

 

mika

2025年の核被害者追悼日式典は3月3日

2025年の核被害者追悼日(Nuclear Victims Remembrance Day)の式典の日程が決まりました。

今年は3月3日(月)午前9:30~、リタにあるMajuro Track&Fieldで行われます。

式典の前に行われるパレードも、Track&Field内で行う予定だそうです。

式典のゲストに、太平洋諸島フォーラムの事務総長が来るとのことです。

Track&Fieldの場所はこちら↓

Google Mapより

ちなみに、2月28日(金)は核被害者追悼日の振替休日のため、学校と政府機関はお休みです。今年は3月1日が土曜日となった関係で、やや混乱がありました。

興味のある方は、ぜひ日よけ対策をして式典に参加してみてください。誰でも自由に参加できます。

mika