マロエラップ環礁で写真撮ってきました!
ふいんき伝わりましたでしょうか?
マーン
なおき
雨季真っ只中のマジュロより、Iokwe!
今日はぼくの自己紹介。名前はマーシャル語で、マーン。
タコノキといえばわかるかな。
緑色の葉にパイナップルみたいな実をつける植物でパンダナスとも言うんだけど、
葉っぱを炙るとこんな色になっちゃって、年老いたかんじに見えちゃうのがマーン。
でもねでもね、これからぼくは変身するのです。
この二つの嫁入り道具を使って・・・
まずは10束くらいに取り分けて・・・
トントン トントン・・・
“ノーノー”と呼ぶこの作業を、ベテランキャッシャー・カリータさんも初挑戦。
葉の色が白く、滑らかな感触になるまで、叩く場所を少しずつ変えながら、叩いていくよ。
(※“のーのー”する道具は石と木の二種類ありますが、どちらも重いためタイルの上で行うと割れて危険。
しっかりとした土台の上で、今回のようにダンボールを敷くなどして、安全な場所で作業しようね。)
なめし終えたら、等間隔に並んだ刃の工具を使って葉の幅を揃える作業に入るよ。
続いて二本取りにした葉を交差しながら・・・
びゅんびゅんと風を切るように、慣れた手つきで編み上げるマーサ・・・
こんな表情見たことない・・・
一体、何に変身するのかな?
答えは来週、教えてあげる~!
MAAN
先日Facebookで紹介した、日本の水産大学の練習船、天鷹丸(てんようまる)がクワジェリンから戻ってきました。
デラップドックで内部を一般公開していたのでお邪魔してきました。
全長62.60メートル、総トン数716トン。
これだけの大きさの船が学校所属というのがすごいです。
すごいぞ日本。
中に入ると乗組員の方が案内してくれました。
これが舵。
これがマジュロの海図。深い所や浅い所がしっかり記入されてます。
乗組員の方の話では、マジュロは深海に囲まれているため、ギリギリ近くまで近寄ることができたそうです。
こちらはお客さんが乗船したときの応接室。昭和の香りが漂っています。
水産大学は下関にあるということで、壁にふぐのかざりがありました。
続いて機関室。頼もしいディーゼルエンジンは2,200馬力だそうです。
またこのぐらいの船になれば当然なんでしょうけども工具室には旋盤までありました。
なんでも作れちゃいます。
最後は皆さんそろって敬礼していただきました。
次はオーストラリアに向かうそうです。
安全な航海を続けてください!
さとう