世界マグロの日(World Tuna Day)

皆さん、世界マグロの日というのがあるのをご存知でしょうか。
絶滅の危機に瀕するマグロの重要性を認識するための国際デーで、
毎年5月2日に設定されています。

マーシャルを含む南太平洋地域は良質なマグロの漁場にもなっており、
持続可能なマグロ漁を目指して、毎年各種イベントが開催されます。

今回はMarshall Islands Marine Resources Aouthority(通称MIMRA)にてイベントが行われたのですが、マグロ食べ放題との事前情報を入手した我々はしっかり参加してきました。

マーシャル一近代的なMIMRAのオフィスビルが会場でした。

とは言え、マグロ食べ放題以外の情報は何も持ち合わせていないので
何が行われるのか知らぬまま現地に到着。

えらい方の挨拶を聞いた後にマグロの解体競争が始まりました。

World Tuna Dayのロゴマークと解体されるマグロがそっくり

5人が参加して、解体スピードやキレイさを競います。


優勝したのはこちらのイケメン君。マーシャル人らしからぬ端正な顔立ちです。

で、我々お目当てののランチタイムはこんな感じ。

食べるのに夢中で始まる前の写真を撮り忘れました。

サラダやマグロのポキ(味付けされた刺身)やカレーが振舞われました。
カレーはMIMRAの所長自らが作ったフィジー風カレ―。
何をもってフィジー風なのかは知りませんが、
所長の奥様がフィジー人らしく、その奥様直伝のカレーという事で
勝手にフィジー風カレーと認識しました。
少し油っぽいですが、とても美味しいカレーでしたよ。

ランチを満喫して目的も達成したので帰ろうかと思っていると
ステージの方が何か騒がしくなっています。

様子を見に行くと、何やら食材を用意して料理を始める様子。
何が始まるのかと思えば、まさかのポキ選手権開始。
ランチでお腹いっぱいの私は『どうせならランチの前にやってくれ~』と贅沢な不満を持ちつつ調理の様子を見守っていました。

テーブルにはキムチの素やすし酢など日本食材も並びます。

でも、この人はポキづくりの名人(?)らしく、
キムチや醤油、ごま油、酢飯など異文化の食材を組み合わせながら
美味しそうなポキを作っています。

ミツカンのすし酢で味付けした酢飯に、ライムやマヨネーズを使ったで味付けしたポキとキムチをのせて最後に海苔のふりかけをかける。
シンプルを良しとする和食からは考えられない組み合わせですが、
このジャンクな感じがとても美味しく、結局おかわりまでしてしまいました。

日本の調味料と韓国の漬物、マーシャル流の味付けが合わさった
国際色豊かなポキを楽しむ事が出来る楽しいイベントでした。

MURAI

Constitution Day(憲法記念日)

ちょっと前になりますが、5月1日はマーシャル諸島共和国のConstitution day(憲法記念日)でした。マーシャルには日本のような建国記念日が無いのでこの日で建国42周年となりました。例年この日はパレードなどのイベントがあるそうなのですが(詳しくはこちら)


昨年は新型コロナウィルスの影響でイベントが中止となったため、
私としては初めてのイベントなので張り切って参加してきました。

私が参加したのは開会式に先立って行われるパレード。
マジュロ市内の各学校や会社、組織が参加する盛大な物で、我々もMJCC代表として参加。

こんな感じで色んな人が参加します。

これはFormosaという台湾系スーパーの人達
幸せを運ぶ人形だそう。

で、我々は日本大使館の人達と一緒に行進
入場時にはしっかり名前も呼んでもらいました。

その後は国家斉唱と国旗掲揚。

来賓挨拶があり開会式が終了しました。

デービッド・カブア大統領の挨拶

広場には出店が出ていてたくさんのBBQショップや
子ども向けのイベントブースが出ていて賑わっていました。ただ、今年は”密”を避ける為、各離島毎のブースが無く少し寂しい感じはしました。

夜はステージを使って色んなバンドが生演奏

マーシャル流のバンド音楽を聴きながら、
ちょっとした野外フェス気分を味わう事もできます。

最後には打ち上げ花火があるという話でしたが、
遅くまでは居れない我々は途中で退散

家に着いた直後、大雨が・・・
マーシャルのイベントに雨は付き物ですがステージは最後どうなったのでしょうか。

来年はもう少したくさん従業員を連れて行こうかな。

MURAI

家のバナナ(Pinana)

今週はバナナのお話。

みなさんバナナの木って間近で見た事ありますか?
私はマーシャルに来るまで見た事ありませんでした。

でも、ここマーシャルではバナナの木が間近にあります。
これ、私の住むMJCCアパートメントの敷地内です。
そうです。家にバナナがなってるのです。

バナナって木になってるのかと思いきや、実は草なんですよ。知ってました?なのでこの幹みたいなのは茎が重なって幹みたいになっているだけなのです。

こんな感じの茎が

こんな感じになって

こんな感じの花が生えて、

こんな感じの実がなります。

良い感じの大きさになったら茎から取り外して放置しておくと・・・

こんな感じの色になります。

こういうところを見ると
あぁ、マーシャルって南国なんだなぁと実感します。


マーシャルバナナは日本で食べるバナナに比べると
非常に濃厚な甘さがあり、ねっとりとした食感です。
好き嫌いあるとは思いますが、とても美味しいです。
マーシャルに来たら是非お試しください。

MURAI

ナイトマーケット

先日、マジュロでは”SPRING BREAK NIGHT MARKET”なるイベントが開催されました。 クリスマスの”NIGHT MARKET”に引き続き新たなイベント登場です。

アミモノ屋さんがあったり、

フィリピーナ屋台があったり、

ダンスを踊ったり、

突然大雨が降ったり・・・

まぁ、やっている事や場所はさして目新しくはないのですが、
こうして人が集まる事自体が何となくワクワクするこの国では
このようなイベントがあるとどこからともなく人が集まってきます。

こうして見ていると段々自分も参加したくなってきたので、
今度の機会があればMJCCでお店を出すかも!?

MURAI

船外機(YAMAHA)インストール

今週は久しぶりにMJCCのお仕事紹介です。

今回はULIGA DOCKという港に
船外機(Outboard engine)のインストールに行ってきました。

簡単に船外機と言いますが、
多くの日本人にはあまり必要性を感じない製品と思います。
むしろ何それ?という人の方が多いかもしれません。

ところがここマーシャルでは車を買うのと同じような感覚で必要とされる
生活必需品と言っても過言ではない製品。

特に離島の人にとって、車があっても道が無くて走れませんが、
ボートがあれば、魚を捕ったり、移動したり、荷物を運んだり、とても役に立つ製品なのです。

この船外機における世界シェアNo1は日本の”YAMAHA”なのですが、
そのYAMAHAのマーシャル国内唯一の正規代理店である我々が取り付けに行って参りました。

今回の仕事はボートに補強プレートを付けて
船外機を取り付けるというお仕事。

こんな感じで補強プレートを付けて

防水シートを取り付け

完成。

こんな感じで漁に出れるようになります。
今回は日本からマーシャル水産庁に向けての無償援助だったようで、15台の船とボートが贈られていました。


これらはこれからいろんな離島に持っていかれて地元の人の足となる事でしょう。
こうして日本の無償援助は途上国の役に立っているのですね。

MURAI