台湾の頼総統、マーシャルを訪問

台湾の頼清徳総統が、12月3日ー4日の1泊2日の日程でマーシャルを訪問しました。

マーシャル諸島は就任後、初めて訪問する国交樹立国だそうです。訪問先のハワイから到着後、国会での演説、大統領と会談、夜はICCにて大統領主催の晩さん会が行われました。

Credit: Office of the President, RMI, Facebook

島のメインロードに台湾国旗が並びました

沿道で歓迎する子供たち

今回の訪問で、新たに国内線エアーマーシャルの航空機への支援、マジュロ病院の支援など、台湾のマーシャル支援への取り組みと二国間関係強化が強調されたそうです。

Credit: Office of the President, RMI, Facebook

4日の朝には、頼総統は次の訪問地ツバルへ向けて出発しました。

 

mika

デジタル申請必須化!グアム入国(乗り継ぎ)時に必要な書類

日本国籍を持っている場合、2024年12月1日からグアム入国(乗り継ぎ)の際に、オンラインでの電子申告が必須となります。
グアム経由でマーシャルへ来る方も必要となりますので、ご確認ください。
 
グアム査証および出入国カードについて
 
Guam-CNMI ETAまたはESTAの申請(ESTAもしくは米国ビザを既に持っている方は不要)
  • 2024年11月30日午前0時以降、「I-736」書面での入国は不可。
  • オンラインでのみ発行可能なGuam-CNMI ETAを必ず申請。
  • 短期商用・観光目的での渡航にはESTAは不要だが、Guam-CNMI ETAの申請が必要。
  • 滞在は最大45日まで。
「G-CNMI ETA」の申請方法
  • 航空機搭乗7日前までに申請することが推奨され、遅くても5日前までに取得。
  • 申請は無料。
グアム電子税関申告書の登録(これまで通り、ESTAの方も必要)
  • グアム到着の72時間前から申請可能。申請完了時のQRコード画面をスマホに保存しておくと便利。
  • オンライン申請が推奨されている。
  • オンライン申請ができない場合は、グアム空港到着時に税関申告用紙を受け取る。

詳しくは、以下のリンクにてご確認ください。

グアムへの入国 グアム政府観光局

グアムデジタル税関申請書

 

mika

マーシャル伝統競技 綱引き

マーシャル国体の種目にもなる伝統競技は、カヌーレース、ヤシの木登り、ヤシの殻剥き、ヤシの葉バスケット編み、ジャグリング(お手玉)等いくつかあります。

その一つ、「綱引き」の試合を観る機会があったので、みなさんにご紹介します。

綱引きはマーシャル語で「カナカン トー」”Kanakan to”と言います。

大人から子供まで、スポーツ大会といえば種目に入ることが多いです。

学校だと綱引きにその辺の適当なロープを使うことも多く、ひどいと競技中にロープが切れたりするのですが、私が見たマニットデーの試合では、ちゃんとした丈夫そうなロープを使っていました。

綱引きの試合前

ロープをまっすぐに伸ばし、真ん中に審判がいます。審判の合図で綱引きがスタートしました!

水色ユニフォームのチームには、綱引きをよくわかっているコーチが側について、逐一指示と声掛けをしています。もう片方チームはただ闇雲に全力で引っ張っていました。水色チームはコーチの指示で、「全力で引く」と「低姿勢で耐える」を使い分ける作戦です。

耐える体制

綱引きといえど、持久戦のような試合です。全力でずっと引いていた相手チームが疲れた頃合いに、水色チームのコーチが叫びます。「立ち上がって、引っ張れー!」

ここで水色チームが力を合わせて全力で引っ張り、勝負を決めました。水色チームは、選手たちも重量級でパワーがありそうな男子ばかりを集めていたので、そのあたりも勝因のようでした。

選手も観客も熱い伝統競技の試合でした!

 

mika

 

マジュロ クリニック

マーシャルで病院にかかりたいときに、選択肢は2つあります。

一つは総合病院であるマジュロ・ホスピタル。急病でERで診てもらいたいとき、レントゲンやCTなど検査が必要な病気・怪我のとき、手術や入院する必要がありそうなとき、などは、迷わずマジュロ・ホスピタルへ行くとよいでしょう。

二つめは、マジュロ クリニック。こちらは小さな診療所ですが、マーシャルで長年医師をされているピナーノ先生のクリニック。待ち時間も短く、先生がすぐ診察し、的確に薬を処方してくれます。ちょっと心配だから、先生に診てもらって薬を処方してもらいたい、というときに気軽に利用できて便利です。先生はフィリピン人で英語も通じます。

我が家の場合は、ピンクアイ(流行性結膜炎)、皮膚が化膿して困ったとき、親知らずが腫れているので抗生物質をもらいたいとき、子供が水ぼうそう、お腹を壊して3日目で市販薬では治らない、というときにピナーノ先生にお世話になりました。

今回は、そのマジュロクリニックをご紹介します。

場所はこちら。街中にあり、MJCCからRRE方面に70mほど進んだラグーン側にあります。

クリニックの入り口です。道路から「OPEN」の看板が見えたら、営業中です。

院内はこんな感じです。右側のドアが診察室です。薬もここで処方してもらえます。

クリニックの診察時間です。時々、先生が外出のため休診することもあるので、念のためクリニックへ行く前に電話して、今日は診察しているか聞いてから行くと確実です。

診察料は、外国人は一律20ドル(薬代込み)です。

月曜~金曜 午前9時から午後12時

      午後2時から午後6時

土曜    午前9時から午後12時

電話番号:625-6455

 

mika

マニット週間

9月27日(金)はManit Day(文化の日)でマーシャルの祝日です。

この1週間はManit Weekと呼ばれ、毎日マーシャル文化にちなんだイベントが予定されています。

月曜日:国旗の日 マーシャルの国旗に入っている色、青かオレンジか白の服を着て登校します

火曜日:花冠の日 花冠をつけて学校や職場へ行きます

水曜日:ヤシの葉で編まれた帽子の日 マーシャル伝統の帽子をかぶって職場や学校へ行きます

木曜日:アイランドウェアの日 男子はアロハシャツ、女子はアイランドワンピースを着る日

金曜日:マーシャルのハンディクラフト「アミモノ」を身に着ける日

 

アレレ博物館の前では特設ステージが設置され、23日から27日にかけて毎晩バンド演奏やダンスパフォーマンスと、出店が予定されています。夕方からは高校対抗の綱引き大会も開催。

マニットデーの27日(金)は、終日アレレ博物館前でイベントが開催されます。

マニットweek イベントスケジュール

今年はバンドと伝統ダンスのパフォーマンスに特に力を入れていて、バンド&トラディショナル・ダンス大会と名付けられ、 参加者たちがステージで競います。

出演予定のバンド

 

マーシャル文化に触れることができる貴重な機会ですので、ご興味のある方はぜひ観に行かれるとよいと思います!

 

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