Micronesian Games スタート!!

6月15日、マーシャルで、いよいよMicronesian Gamesがスタートしました!

スタジアムで行われた開会式典。右のLIVE画面は、ドローンからの映像もありました。
チーム パラオ。各国の選手がぞくぞくと入場。
チーム ナウル。
チーム チュークと、チーム キリバス。
最後に登場したのがチーム マーシャル!!
トーチの点火。

この後、大統領などのスピーチ、パフォーマンスと続き、最後には花火が打ち上げられ、無事に式典終了となりました。

選手村となっているMIHS(マーシャル高校)の前には各参加国の壁画が描かれていました。

選手村のゲートには常に警察が厳しく取り締まっていますが、$5でパスを取得すれば、自由に中へ入れるらしいです。

学校の教室を選手用にしているのみで、ベッドや毛布の支給はないようです。実にマイクロネシアンなオリンピックですね。

6/15土曜日から、毎日試合が行われています。

6/17 女子バスケ キリバスvsポンペイ ECCにて

各選手の活躍が楽しみです!

CHIHO

MAJOL2024 Micronesian Games開催!

 いよいよ明日6月15日から、マジュロで第10回Micronesian Gamesが開催されます。今大会は元々2022年に開催される予定でしたがコロナ禍により一年、準備の遅れなどによりもう一年の延期などを経てようやくの開催となるため、マーシャル国内は盛り上がっております。

Micronesian Games公式サイトはこちら→https://www.majol2024.com/

 Micronesian Gameはミクロネシア地域で4年に1度開催される国際的なスポーツイベントです。ちなみに第11回は再来年2026年にナウルで行われる予定です。気になる競技は下記の13種目が行われます。

 陸上競技

 バスケットボール(3on3 & 5人制)

 ビーチバレー

 バレーボール

 テニス

 スピア・フィッシング

 ソフトボール

 水泳

 卓球

 重量挙げ

 レスリング

 カヌーレース

 Micro All-Around

 いろいろ気になるところはあると思いますが、多くの人にとって一番気になるのは最後のMicro All-Aroundでしょう。検索しても出てこない競技名ですが、オフィシャルホームページのマニュアルに競技内容はこう書かれています。

男子:ヤシの木登り、ヤシの実の皮むき、やり投げ、ラン、スイミング&ダイビング

女子:ヤシの実の皮むき、ヤシの実削り、やり投げ、ラン、スイミング&ダイビング

 つまり南の島ならではの混成競技であり、陸上の十種競技がキング・オブ・アスリートなら、こちらはキング・オブ・アイランダーといったところでしょうか。ヤシの木は高さがいろいろあるが木登りに使うヤシの木はやはり背の高いのを使うのだろうか、ヤシの実を選ぶところから競技なんだろうか、等等、謎は尽きません。

 Micro All-Aroundの気になる競技実施日は6/20と6/21の予定。もしかしたらNTA(電話局)が生中継をしてくれるかもしれませんので、気になる向きはNTAのFacebookページをチェックしましょう!

NTAのfacebookページ→https://www.facebook.com/mhnta

SATO

コロナワクチン接種を受けてきました!

 マーシャルではアメリカからの支援でコロナワクチンが送られてきます。第一便は昨年末12月29日、第二便は1月11日、第三便は1月15日に届き、マーシャル保健省はまず医療関係者や港湾労働者など感染リスクの高い労働者や国会議員、高齢者などから接種をはじめました。そして第三便からは第三段階として40代以上の一般人への接種が始まりましたので、さっそく病院に行ってきました。こういう時、人口が少ないのは良いですね。

 病院では特設会場で問診票を書き、接種記録カードを作成してもらうだけで接種できました。所要時間30分くらい。手際が良いです。

 接種記録カード。もちろんすべて手書きです。

 ちなみにマーシャルに送られているワクチンはすべてモデルナ社製です。  

建物の中に入ると2種類の冷凍庫が所狭しと並んでいます。
 

 マイナス20度をキープ。
 こんな大事なものを手の届くところに放り出しておいてよいのでしょうか。
 

 ブスリとやられる私。
 
 全く痛くはありませんでしたが、夜には腕を動かすと注射したあたりが痛むようになりました。1日たった現在は、腕をあげたくない程度の痛み。動かさなければなんともありません。次回2度目の接種は1か月後に行われる予定です。
 
 日本でも5月以降に接種が始まるというニュースがありました。自由に行き来できる日が来るのももうすぐですね!
 
SATO

ブダイの話

 最近、自宅の裏で釣りをしてます。釣れるのはカンモンハタやマダラハタ、もしくはタテシマフエフキが多いのですが、今回初めてブダイを釣りました!

マーシャル語でメレ。「メ」と「レ」の間は巻き舌で「メルレ」っぽく発音すると通じるようです。

 日本名ヒブダイ、だと思います。このヒブダイもそうですが、マーシャルで釣れる魚は日本では沖縄あたりで流通している魚が多いようです。今回はお刺身でいただきました。

 以前、マーシャルの魚について調査していた漁業関係者から「マーシャルでブダイが人気がないのはなぜか」という問い合わせを受けたことがあります。魚なら何でも食べるマーシャル人が、なぜ?

手近にいたスタッフに聞いてみたところ、衝撃の事実が発覚しました。その理由とは、

「食べると怠惰になるから」。
 
 まさかそんな、と思い他のスタッフにも聞いてみましたが、誰も彼も同じ回答。もう少し説得力のある回答としては、食べると体が暑くなるので動きたくなくなる、というのがありました。ちなみに刺身と塩漬けにして食べる場合はその限りではなく、また白い個体(メス?)もマーシャル語では名前が違うので、食べても怠け者にはならないとのことです。良かったです。ブダイを食べるときはご注意ください。

SATO

新型コロナウイルスについての渡航制限措置第10弾が発表されました

マーシャル保健省は3月17日、渡航制限措置の第10弾を発表しました。
主な追加内容は以下の通りです。

・ 現在行っている、すべての国からの入国禁止措置を4月5日まで継続。
・マジュロ~クワジェリン間の国際線による移動の禁止。
・ただし国内線エアマーシャルを利用しての移動は可。

3月14日にクワジェリンで見つかった新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者については、まだ検査の結果が出ていません。結果がわかり次第発表されるそうです。

SATO