エボン環礁のココナッツオイル

MJCCにて販売中の、エボン環礁で作られたヴァージン ココナッツオイル(無精製・無添加・非加熱で搾油されたオイル)をご紹介します。

甘い香りのココナッツの風味が残るオイルで、お料理にも使えます。

エボン環礁のココナッツオイル $10.50

このココナッツオイルは、国連開発計画(UNDP)とのパートナーシップによる地球環境ファシリティ(GEF)の支援を受けたマーシャル諸島共和国リッジ・トゥ・リーフ(R2R)プログラムの一環として、エボン環礁で作られました。

エボンの地域コミュニティーのためにヴァージンココナッツオイル(VCO)ダイレクトマイクロエクスペリング(DME)加工施設を設立することに焦点を当てたそうです。
以下のビデオで、エボン環礁の人々の声と、美しい風景がご覧いただけます。

mika

米軍の病院船マーシー寄港中

米軍の病院船マーシーがマジュロに寄港中。

総合病院が丸ごと移動しているような船で、1,000床の病床に加えて、手術室12室やコンピュータ断層撮影(CT)装置など、充実した医療能力を備えているとのこと。

今回イバイとマジュロで、マーシャルの人々に歯科や眼科の医療を提供してくれるそうです。

白い船が病院船

病院船に乗る700人以上の船員を歓迎しようと、今週末11月4日(土)にRRE周辺でナイトマーケットが予定されています。

mika

エスニックジョーク

昔からある有名なジョークに「各国からの乗客を乗せた沈没寸前の船から、人々を海に飛び込ませるために何を言ったら良いか?」というものがあります。

アメリカ人には「飛び込めばあなたはヒーローだ」
イギリス人「飛び込めばあなたは本物の紳士です」
ドイツ人「飛び込むことがあなたの義務です」
フランス人「飛び込んではいけません」

他にもロシア人やイタリア人等ありますが、誰でも容易に見当がつくのでここでは省略します。

小生が初めて聞いたときに思わず膝を打ったのが日本人、
「みんな飛び込んでいます」。

ところでマーシャル人のバージョンはないものかと弊社社員に聞いてみました。

「お前たちは太平洋のど真ん中に生きる海の男たちだ。後先のことは考えずさっさと飛び込め!」

誰もが口を揃えてそう言うのかと思いきや、実際にはアメリカ人、フランス人的回答だったり、あるいは二人を足して割ったような回答と皆それぞれバラバラです。それでもJ君の意見にははっとなりました。

「マーシャル諸島にはいろいろな人がいて一括りにするのはむずかしい」

なるほど、さすがは海洋面積2百万㎢、つまり日本の国土面積に対して5.3倍もの広さに29の小さな環礁が散らばっている国。遠く海を隔てた環礁に住む、それぞれの人々に違った個性があるわけです。歴史的な経緯から日本人やドイツ人を祖先に持つ人々もいます。古くからキリバスやフィジー等他の島国との交流も盛んで、そもそも1986年の独立まではミクロネシアの一部でした。最近ではフィリピン、中国、アメリカ、オーストラリア等実に様々な国の人々が住んでいます。いわば太平洋のど真ん中に浮かぶ人種のるつぼです。

ちなみに関西の方を海に飛び込ませるには「阪神勝ったよ!」だそうです。
遅ればせながら阪神ファンの皆さん、優勝おめでとうございます。

夕暮れ時、バレーボールに興じる若者

ヒデ(2023年9月26日記)

甘いデザート

今日は嬉しいことがありました。

現地女性スタッフが「ルゴル」というココナッツの新芽入りドリンクを

我々日本人社員にご馳走してくれたのです。

ルコール

写真でもわかる通り、ココナッツミルクの表面に新芽が浮いています。ココナッツの新芽はマーシャル語でIU(ユー)と言います。新芽のスポンジ状の部分のことで、マーシャルローカルフードによく使われます。

ルゴルは、ユーに砂糖・水・ミルクを加えて作ったデザートです。

ルゴルの底の方にまだたっぷりとユーが隠されており、飲むデザートから食べるデザートへの変化を楽しむことができます。自然の甘さを活かした、やさしい味のデザートが仕事の疲れを癒してくれました。

ヒデ

マニットデーのイベント

9月下旬行われたマニットデー(文化の日)のイベントの様子をご紹介します。

各学校では、マーシャル文化を紹介・体験する行事が行われていました。

アメタマ(マーシャル・ココナッツキャンディー)
ジャカロ(ヤシの樹液のシロップ)とジャカロを水で薄めたジュース
ボップ(パンダナスの実)

アレレ博物館前では、マニットデーの午前中に式典が行われ、子供たちによる伝統的なチャント(詠唱)やアイリンラプラップ環礁の人々による伝統ダンスが披露されました。魚の捕り方を表現したダンスだそうです。

マーシャルの伝統文化に触れる機会の多い1週間でした!

mika