2. マーシャル諸島/マジュロ環礁について

 

マーシャル諸島共和国(Republic of the Marshall Islands)は、太平洋の真ん中、グアムとハワイの中間あたりに位置するいわゆる南の島のイメージがぴったりの国で、29の環礁と5つの独立した島からできています。環礁は大小さまざまなサンゴでできた島々で構成され、輪の形を成して並んでおり、その美しさから「太平洋に浮かぶ真珠の首飾り」と呼ばれています。

日本におけるマーシャルの知名度は高いとは言えませんが、過去に日本が統治していた関係からほとんどのマーシャル人は日本のことを知っており、親日家です。年配の方には日本語を話せる方もいらっしゃいますし、現在でも子供に日本人風の名前をつけるマーシャル人は珍しくありません。またマーシャル語の中にも「エンマン(=OK、良い)」「チャンポ(=出かけること)」「アメダマ(=ココナツでつくる飴)」「アミモノ(=ヤシ、パンダナスなどの葉を編んだマーシャルの民芸品)」等、日本語の名残りを見ることができます。
またマーシャルと日本との共通点として、忘れてはならないのが被爆国であるということです。先日世界遺産に登録されたビキニ環礁では1950年前後に何度も水爆実験が行われました。

 

首都

マジュロ

 

面積

181平方キロメートル(霞ヶ浦とほぼ同じ面積)

 

人口

59,667人(2008年)。

総人口の約半分が首都であるマジュロ環礁に住んでいるといわれています。

 

言語

マーシャル語・英語。

マジュロでは、ほぼ英語が通じます。現地人同士ではマーシャル語で会話しますが、お年寄りの中には日本語を話せる方も。

 

時差

日本より+3時間 。

 

宗教

キリスト教(プロテスタントが大部分)。

 

主な産業

農業(コプラ、ココヤシ油)、漁業。

 

通貨

米ドル(US$)。日本円はマーシャルで使用できず、両替もできませんので、出発前に米ドルに換金しておく必要があります。
クレジットカードはホテル、スーパーマーケット、電話局で使えますが、レストランでは使えないところが多いです。使用できるカードはVISA/Masterが主流。トラベラーズチェックは比較的広範囲で利用できます。

 

電気・電圧

マーシャルの電気は110/120ボルト、60Hzで、差込プラグは日本と同じ形態です。精密機械には変圧器の使用をオススメします。

 

水道水は、基本的に雨水なので飲料水として適しません。生水は絶対に避け、市販のミネラルウォーターを飲んでください。

 

電話

マーシャル諸島の国番号は692。
マジュロ島内の通話料金はホテルからかけた場合25セント。国際電話や離島への無線電話は、デラップ地区にあるNTA(電話局)で24時間利用できます。通話料は日本まで1分あたり2.5ドル。ホテルからの国際電話はこの料金に手数料が加算されるので割高です。日本の携帯電話・国際携帯電話は圏外のため、マーシャルでは使用できませんのでご注意下さい。

 

インターネット

ホテルフロントやNTAで販売されている無線LAN用のプリペイドカードを購入すれば、アンテナの入る場所で自分のパソコン・スマートフォン等をインターネットに接続できます。料金は100分で10ドル。主要ホテルのロビーには自由に使えるパソコンが設置されており、料金を払えばこちらでもインターネットはできますが、ホテルのパソコンでは日本語入力はできません。

 

郵便

マーシャルから日本へハガキを出す場合、郵便局へ持って行きます。
料金はハガキ1枚あたり98¢で、1週間から10日程で日本へ届きます。郵便局の場所と営業時間は以下のとおりです。
●ウリガ本店…RREから道路を挟んで向かい、マーシャル銀行のとなり。
 月ー金 8:30~16:00 土13:00~16:00 日曜/祝日とランチタイム(12:00-13:00頃)は休み
●デラップ支店…ペイレススーパーマーケット敷地内。スーパー入口の隣り。
 月ー金8:30~16:00 土日/祝日とランチタイム(12:00-13:00頃)は休み

 

気候と服装

亜熱帯性気候で気温は一年中25℃~30℃なので、年中夏服でOK。飛行機の中やレストランではクーラーで冷えることもあるので、薄手の長袖が1枚あると便利。男性と若い人々はTシャツ半ズボンとサンダル、もしくはジーンズがほとんどですが、女性はゆったりしたワンピース(ムームー)やふくらはぎまである長めのスカートを着ています。
マーシャルでのフォーマルな服装は、男性はアロハシャツ(襟付きシャツ)に長ズボン、女性はムームー。政府の建物などはこの服装でないと入れないこともあるのでご注意下さい。
女性は肌の露出が多い服(キャミソール・ミニスカート・ショートパンツ・ビキニ水着など)は避けたほうが無難です。

 

チップ

基本的にチップの習慣はないので、義務ではありませんが、ホテルのベッドメイキングには、1ドルくらい置いていく観光客が多いようです。タクシーなどについてはチップは不要です。

 

アルコールとタバコ

アルコールは路上での飲酒は禁止。宗教上、日曜日はアルコールの販売は禁止されています。ホテルなど観光客を対象としたレストランでは日曜日でも注文可能なところもあります。
タバコは、ホテルのロビー・客室・レストランなど室内は基本的に禁煙。決められた場所以外での喫煙は禁止されています。

 

税金

マーシャルの消費税は4%です。またホテル税は、8%の国税(National Tax)と1室1泊につき$3の地方税(Local Tax)が課税されます。