NHK WORLD-JAPAN NEWSでマーシャルが取り上げられました

2023年6月23日放送のNHK WORLD-JAPAN NEWSにて、

マーシャルと日本の人々で一緒に取り組んでいる、

マーシャル諸島デジタルアーカイブが取り上げられました。

水爆実験、気候変動、マーシャルの歴史・文化を中心としたアーカイブを作成しています。

放送内容は、下記YouTubeにて2023年9月28日までご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=CStMiGy2PN0

Web記事はこちら。https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/backstories/2617/

NHK WORLD-JAPAN NEWSより抜粋写真

ご興味のある方は、ぜひご覧ください!

mika

マーシャルで買える日本の食料品

今回はマーシャルで買うことができる日本の食料品について、ご紹介します。

日本から距離が遠く離れた太平洋の南の島、マーシャル在住日本人は47名(2022年10月現在、外務省海外在留邦人調査統計)と少なく、日本の食料品は現地であまり手に入らないと思われがちですが、わりと豊富に販売されています!

まずは、弊社MJCC店内の写真です。

1-2カ月に一回、日本からのコンテナ船が到着すると、新商品がこのように並びます。

MJCC店内
MJCC店内
MJCC店内、飲料もあります。

続いて、デラップ地区のK&Kスーパーマーケットの写真はこちら。

最近、日本から冷凍食品が輸入され、日本のアイスクリームや納豆が初めて入荷しました。

K&K店内

マーシャルで納豆が買える日が来るとは!! 在住日本人の間では大きな話題となる出来事でした。

K&K店内

これらの日本食は観光客向けに販売されているわけではなく、現地の人向けに販売されていますので、価格もそう高くないです。グアムのコンビニのほうが高いですね。

日本食に限りませんが、マーシャルではお店に商品が常に欠かさず並んでいるわけではありません。船便が到着前はお店の棚が空っぽになることも。商品が並んでいるときにしっかり買っておく!というのが島での基本です。

日本の食料品は、在住日本人だけでなく現地の方々に幅広く受け入れられています。特に日本のお菓子は定着した人気があります。

マーシャル人に日本のお菓子をお土産に持っていくと、とても喜ばれますよ!

mika

新感覚アミモノ

ヤッコエ~。

今日はマーシャル諸島名物、アミモノについてです。

当地に古くから伝わる手工芸品で、素材はヤシの葉やパンダナスの葉など自然のものです。

代表的なアミモノ「オボン」

上の写真はもっともオーソドックスかつ代表的なアミモノ「オボン」です。壁飾りとして使い、きめ細やかな装飾が特徴的です。手作りの温かさや自然素材の優しさが感じられますね。

最近はこの伝統手工芸にも「ニューウェーブ」とも呼ぶべき動きがあるようです。

弊店の天井から吊り下げられたアミモノの数々

以前には最初の写真のような代表的なものしか置いていませんでしたが、今ではご覧の通り、カラフルで色々な形をしたものが増えてきました。マーシャルでは「オボン」とは区別され「デコレーション」と呼ばれています。

ハート形のDecoration
複雑な幾何学模様の装飾品
鳥をモチーフにしたモビール風アミモノ
花飾り風
かわいらしい色使いが目を引く「レーレー(耳飾り)」

伝統的な形だけにとどまらず、カラフルで新しいデザインに挑戦するアミモノの編み手たち。飾られているだけで店内を賑やかな雰囲気にしてくれます。

このブログを書いている5月末から6月上旬という時期は、各学校での卒業式シーズン。卒業式はマーシャルの人々にとって一大イベントであり、卒業生が式典でアミモノを身に着けたりたり、卒業生や島を旅立つ人への贈り物としてアミモノを買い求める人が増える時期です。

マーシャルの人の手によるものを大切な人の人生の節目にプレゼントする、なんだか心が温まる話です。それも全て自然由来というのだから「豊かさ」とは何なのか、考えさせられますね。アミモノはマーシャル人が現在も誇りにし、大切にしている伝統文化です。

今日ご紹介したもの以外にもバッグやネックレス等いろいろな種類がございます。

アミモノは是非MJCCにてお買い求めください。

ヒデ

激安まぐろポキプレートの店 MLV

まぐろのポキがお得に食べられるお弁当屋さんをご紹介します。

場所は、スーパーK&Kから裏道に入って少し進んだあたりのオーシャン側。

フィリピン人経営のお店で、お昼時はローカルに人気の店。

店の外観
右側がお弁当テイクアウト窓口。奥はヘアサロンです。

この窓口で注文します。

メニュー

メニューは以下です。注文すると、すぐ用意してくれます。

・ポキボウル(まぐろのポキ)$3
・フライドチキン$2.50
・チキンアドボ(チキン煮込み)$2.50
・ターキーテイル $3
・ターキーネック $3
・ポークリブ $3
・グラウンドビーフ(牛ひき肉煮込み)$3

まぐろポキ$3
グラウンドビーフ(牛ひき肉)$3

MLV Take-Out

場所:ダウンタウン地区 スーパーK&Kから入る裏道すぐ
Tel: 625-8768 / 455-3021

mika

一本の道

ヤッコエ~。

マーシャル諸島は「環礁」という地形の島々で構成されています。「環礁」とは珊瑚礁でできた島の内側が長い時間を掛けて陥没してできた珍しい地形です。

マジュロ環礁、グーグルマップより

上の地図でご覧の通り「紐状の島」といってもいいかもしれません。

島の南半分にある白い部分が居住地や商業地になっており、そこに2万人が暮らしているというのだから驚きです。

この紐状の島を一本の道路が端から端まで繋いでいます。全長約47キロの道路には何と、信号機が一つもありません。つまりこの島自体に一個も無いという事になります。確かペンギン村もそうでしたっけ?

車で走れば知り合いとすれ違うことも多く、「この間○○のあたりで見かけた」なんて言われることはしょっちゅうです。現地の若い人からは噂話が怖くてデートもできない、なんて言う声もあります。いわば「細い社会」といったところでしょうか。

かなりの使用感がある中古車が主流で、日本では廃車にするしかないであろう車が元気よく走っています。

教習所で「へこんだ車に気をつけなさい。へこみを気にしない人は事故に合うことも気にしていないから。」と教わったことが思い出されます。へこんだ車だらけのこの国では一体どうすれば良いのか、そもそも道一本の国でどんな事故が起こるのか等考えさせられますが、大半のドライバーが道を譲ってくれる心優しい人々というお国柄、へこみや傷は全て不注意とごっつぁん事故によるものかもしれません。

ヒデ

マーシャル諸島憲法記念日の朝、自宅前で撮影。会場周辺の通行止めで大渋滞。