ふるさとへかえりたい~リミヨおばあちゃんとヒバクの島

マジュロを訪問中のフォトジャーナリスト、島田興生さんがMJCCにいらしてくださいました。島田さんは40年以上にわたり、ビキニの水爆実験で島を追われたロンゲラップ島の人々の追跡取材を続けています。

「ふるさとへかえりたい~リミヨおばあちゃんとヒバクの島」という子ども向けの写真絵本を出版し、2年前にその英語版「Longing for My Home Island」も出版されました。

この英語版絵本はマーシャルの子供たち、そして世界の人々に、水爆実験のこと、
核兵器が使われたらどういうことが起こるのかということを知ってもらいたい、
という目的で作られた本だそうです。

マーシャルで起こった水爆実験のことを、残念ながら今のマーシャルの子供たちはあまり知りません。この本をきっかけに次の世代へと語り継いで、平和教育に役立ててもらえたらと心から思います。

やさしい文章で書かれた日本語版も、素晴らしい本です。
マーシャルに興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!

「ふるさとにかえりたい リミヨおばあちゃんとヒバクの島」

Longing for My Home Island: A Story of Nuclear Refugees in the Marshall Islands(英訳版)MJCCにて販売中。

Photographer Mr.Shimada has visited MJCC!

Bravo fallout survivor Lemeyo Abon’s story is told in his book “Longing for My Home Island” by Hanyuda Yuki with large, graphic photos by Shimada Kousei.

He published his book in English to let more people know what happened to the people if we exploded the nuclear bomb. He says, “Especially, we want the younger generation in Marshall Islands to know about the hydrogen bomb test and contribute to creating a future free of nuclear bombs.”

This book is avaliable in Majuro at MJCC.

 

Mika

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