一本の道

ヤッコエ~。

マーシャル諸島は「環礁」という地形の島々で構成されています。「環礁」とは珊瑚礁でできた島の内側が長い時間を掛けて陥没してできた珍しい地形です。

マジュロ環礁、グーグルマップより

上の地図でご覧の通り「紐状の島」といってもいいかもしれません。

島の南半分にある白い部分が居住地や商業地になっており、そこに2万人が暮らしているというのだから驚きです。

この紐状の島を一本の道路が端から端まで繋いでいます。全長約47キロの道路には何と、信号機が一つもありません。つまりこの島自体に一個も無いという事になります。確かペンギン村もそうでしたっけ?

車で走れば知り合いとすれ違うことも多く、「この間○○のあたりで見かけた」なんて言われることはしょっちゅうです。現地の若い人からは噂話が怖くてデートもできない、なんて言う声もあります。いわば「細い社会」といったところでしょうか。

かなりの使用感がある中古車が主流で、日本では廃車にするしかないであろう車が元気よく走っています。

教習所で「へこんだ車に気をつけなさい。へこみを気にしない人は事故に合うことも気にしていないから。」と教わったことが思い出されます。へこんだ車だらけのこの国では一体どうすれば良いのか、そもそも道一本の国でどんな事故が起こるのか等考えさせられますが、大半のドライバーが道を譲ってくれる心優しい人々というお国柄、へこみや傷は全て不注意とごっつぁん事故によるものかもしれません。

ヒデ

マーシャル諸島憲法記念日の朝、自宅前で撮影。会場周辺の通行止めで大渋滞。

タクシー利用講座

ヤッコエ~。

これまでに当ブログで何度かテーマになってきたかと思いますが、ここ数年の物価の影響による値上げもあったようなので改めてタクシーについてです。

マーシャルのタクシーはすべて他のお客さんと相乗りです。

乗り方は至って簡単、行先の方向の車線側(右側通行にご注意)に立って走ってきたタクシーに向かって手を挙げるだけです。空席があれば止まってくれますし、満員ならそのままスルー。また、運転手がライトをパッシングしたら、いま満員という合図です。

旅行者の方にはご注意願いたいのですが、高齢の運転手には中々英語が通じないことがあります。行き先を告げるだけですが、日本人特有の発音が難しいようで何度も繰り返し言う必要があったりします。どいういうわけか「バスケットボール(コート)」が通じずに苦労したこともあります。「バスケトボー」「バアスケットボー」「バスケ↑ットボー↓」等いろいろ試してようやく通じました。この国では国技とも言えるほどの人気スポーツ、発音にも強いこだわりがあるのかもしれません。

料金は、行先の地域によって分けられています。料金は一人あたりの値段です。

・ダウンタウン内(リタ~マジュロ橋まで)の移動 1.50ドル

・ダウンタウンから橋を越えた地域(ライロック方面)2.50~3ドル

・ダウンタウンから空港まで 10ドル(たまに10ドル以上請求する運転手もいるので、乗る前に確認するとよいです)

・空港より先ローラ方面へ行く場合は、タクシー運転手と交渉になります。レンタカーがおすすめです。

現地の子供たちや学生さんたちもヘビーユーザーなので朝の通勤通学の時間帯と夕方午後4時くらいはタクシーが捕まりにくい上、学校周辺地域で道路が混雑し動きが鈍いです。

公共交通機関が無い国なので、上に書いたような注意点さえ気を付ければ非常に便利な交通手段です。これまでに悪質なドライバーに会ったこともありません。ただしタクシードライバーは男性しかいないので、女性が夜間に一人で乗車するのは念のため避けたほうが安全です。

難点を挙げるとすれば相乗り、ということにつきます。運が悪いと後部座席で大柄な二人に挟まれることもあります。

ちなみに目的地付近に着いたら「イジョー、イジョー(ここだよ!)」と言えば降車もスムーズですね。

ルーフのサインが目印。日本のように夜に光ることはありません。

ヒデ

ビザと労働許可証更新

早いもので私にも初めてのビザ更新時期が到来です。

海外で生活する日本人の方々から、各国のビザ更新手続きの煩雑さやスピード感に関する悲鳴や愚痴が世界中から聞こえて参りますが、この国も例外ではありません。

  1. 警察署で無犯罪証明書を取得
  2. 病院で健康診断
  3. Labor Officeで労働許可証の更新手続き
  4. Finance Officeで労働許可証更新手数料支払い
  5. Immigrant Officeで必要書類提出
  6. Finance Officeでビザ更新手数料支払い

大まかに上記の手順を踏みますが、簡単に見えてこれが一筋縄ではいきません。様々な理由で各オフィスに何度も足を運ぶことになります。オフィス自体が空いていないことがあれば上席のサイン承認者が不在のケースもあります。スタンプラリー形式の病院の検査では、各検査担当者や医師のうち誰かがいないことが多く、1日で全てを終えられることはまずないでしょう。

Labor OfficeやImmigrant Officeでは応対してくれる担当者によって必要書類が異なることもしばしば。必要書類を聞いてから後日しっかりと準備した書類を持参すれば、別の担当者から追加で書類を請求されることもあります。かつては書類の紛失といったことも頻発していたのだとか。

今回の更新では結局全部で一か月程度かかりましたが、私自身しっかりとコツを掴むことができたように思います。例えば無犯罪証明書と健康診断書は更新前3ケ月以内の発行日で提出可能となるので、前もって準備しておくことも可能です。担当者と知り合いになることも大事です。そうすれば必要書類が後から増えることも無く、電話で進捗を聞けば快く回答してくれます。

ビザに関してはこれまでに色々な国を経験した人たちから様々なエピソードを伺いますが、この国ではワイロの噂を聞くことも無く、入国局に提出したパスポートが半年間返ってこない為帰国もできない等の悲劇が無い分、それほど悪くないのではないかと思ったりもします。

Finance Office内。ここで各種発行手数料を支払う。

ヒデ

Island で Cafe

ビザの更新であちこちを行ったり来たりしていたところ、小さな隠れ家的カフェを見つけました。その名も「Island Cafe」。

スタバもマックも無いこの国ではごく普通のカフェの存在が貴重なものとなっています。

エスプレッソマシーンが動く音を聞きながらコーヒーを待っていると、不思議となんとも贅沢な心持ちになります。世界中どこのカフェに行ってもこの気持ちを味わいますが、これもまた「1/fの揺らぎ」がもたらす心理効果なのでしょうか。

場所はマーシャルアイランドリゾートの向かい、緑色のMIDBビル正面玄関の右隣りにあるので皆様も是非。お弁当(とんかつ等日替わり)も売っていますよ!

日替わり弁当は昼12時前にはレジ横に並んでいるので、ランチのテイクアウトにもおススメです。

店内の様子
赤を基調とした内装。スナック等も販売。

Island Cafe アイランドカフェ

<営業時間>

月曜~土曜 午前7:30~午後4:30

日曜・祝日は定休日

TEL:625-2884

MIRホテルのレストランでランチ

ヤッコエ~。

たまには少し贅沢を、とMIRホテルでランチを食べてみました。

ステーキのランチセット、約$10.00です。

写真で伝わりづらいですが、この牛ステーキはなかなかボリュームがあります。

他にライス、マカロニサラダ、エビ、野菜ソテーがついてこの値段。

食料品価格が高めのマーシャル諸島、しかもホテルのランチということを考えれば結構なお値打ち価格と感じます。

味の方はさすがにホテルのレストラン、大変おしいく頂きました。

特に甘辛いステーキソースが絶妙で、味の説明や材料の特定が難しいところにシェフのこだわりを感じます。BBQが盛んなマーシャル諸島ならではの味ですね。

ヒデ