クラムファーム

こんにちは。
今週はこの狭いマジュロで新たなおもしろスポットを見つけたのでご報告です。

そのスポットとはこちら↓

何だとおもいますか?
実は貝の養殖場なのです。
英語で言うと”Clam Farm” 先々週の新聞にこの養殖場の記事が出ていて、
「へぇ、そんなところがあるんだぁ~」程度に思っていたのですが、
その翌週、その記事の写真に写っていたサーファー風のお兄ちゃんが偶然お店に買い物に来ていたので
「新聞見たよ~」と声をかけたところ、話が盛り上がり見学させてもらう運びとなりました。

「ロングアイランド小の裏側」という情報だけを頼りに出かけていくと案の定場所がわからず、 小学校の木陰で涼んでいるおばちゃんに聞き込み。
「ロングアイランド小学校の裏側よ」という同じ情報しか手に入らなかったので、昼休みで子供がたくさんの小学校に侵入。

怪しまれないように「ヤッコエ、ヤッコエ‼」と怪しげな笑顔を振りまきながら
小学校を通り抜けて外海側に行くと怪しげな施設が。

案内してくれたのはSteveという写真の右下のお兄ちゃん
日本人がイメージするサーファーを絵に描いたようなニュージーランド人。
こんなところに寝泊まりして、貝を養殖したりダイビングしたりして生活してるとの事。いやぁ、世の中色々な人生を送っている人がいるものです。

で、彼が養殖している貝はこんな感じ

どうです?
私は”Clam Farm”と聞いて、あさりの養殖場をイメージしてしまい、
あわよくば美味しいあさりを分けてもらおうとよからぬ事を考えていたのですが、完全に裏切られました。
「食用じゃない・・・」

彼はこんなカラフルな貝を養殖してアメリカの水族館に輸出をしているとの事。


他にも、

こんな”Soft Coral”と呼ばれる軟らかいサンゴの一種を育てたりしているようです。

養殖の素となる貝(彼は”Parents”と呼んでいました。ちなみに小さいのは”Baby”です。たしかに・・・)は色々な離島に行って採ってくるのだとか。
来週はビキニに行くと言っていました。

養殖の過程はこんな感じ

こんな大きさのParentsから


こんな容器で繁殖させて
こんな大きさの小さなBabyになります。(黒い点がBaby)
さらに成長するとこの位になります。

貝好きの私がマーシャルで新鮮な食用貝を気軽に手に入れるという夢は打ち砕かれましたが、
マーシャルの新たな一面が見れて楽しい体験となりました。

一般に公開をしているわけでは無いようですが、
観光に来られた際、ご興味がございましたらご紹介いたします。

MURAI

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