マーシャル人は、昔から太平洋に浮かぶ環礁に住んでいたので、移動はもっぱらアウトリガーカヌー。昔の人は星や波や風を読み、カヌーを巧みに操って行き来していました。現在では環礁内ならともかく、外海へ出て環礁同士を行き来する技術はほとんど失われたと言われています。
話は変わりますが今日マーシャル・アイランド・リゾートを訪れた際、カヌーハウスWAMの主催者の一人オルソン・ケレン氏が、ちょうどアウトリガーカヌーを操ってアウル環礁までの旅にチャレンジするところに出くわしました。
このカヌーで出発します。
余裕のオルソンさん。元ビキニ市長。
いつもMJCCのお店に遊びに来てくれるお客さんです。
このチャレンジは各地で注目を浴びているそうで、ニューヨークタイムズの記者もマジュロに来ており、こちらはMIMRA(マーシャルの水産庁)のボートでカヌーのあとを追いかけるそうです。
果たしてオルソン氏のチャレンジは成功するのか!?
安全な航海をお祈りします!
SATO