lakwe!!
マーシャルにきてもうすぐ2年。
「挑戦なくして成功なし」の言葉を胸に
いろいろな事に挑戦してきたつもりですが、
まだまだ未挑戦の物もたくさんあります。
その中の一つが床屋さん
「床屋くらい大人なら誰でも行けるやろ!!」と言われてしまいそうですが、
私にとっては意外と難関。
もともと、日本にいた時から床屋は色んな所にチャレンジできず決まった所にしか行ってませんでした。
最大の理由は、初めて入店する時に打ち勝たなければいけないあのアウェーな感じ。
常連さんの和気あいあいとした雰囲気を切り崩すのは私にとってかなりの精神力が必要とされます。
かと言って、一見さんのくせに予約なんかしたら生意気な感じもするし・・・。
そんなちょっと小心者の私にとってマーシャルの床屋のハードルは越えたくても越えられない鬼門でありました。
とはいえマーシャルに住んでいても当然髪の毛は伸びでくるので切らないわけにはいかず、これまでは妻に散髪をお願いして逃げ回っておりました。
しかし、「挑戦なくして成功無し」
今回勇気を振り絞って床屋さんに行って参りました。
行ったところはこちら
『Le Victoria』
Salonと書かれているので日本で言う所の『美容室』でしょうか。
ちょっとおしゃれな感じです。
実はこちらのお店、下の子の同級生の親戚がやっているお店という事で、
事前にコンタクトを取り、行く時間も伝えてあったので、
私の苦手な初めての美容室に対するハードルを大幅に下げてくれました。
マーシャルの美容室のほとんどはオーナーがフィリピン人。
こちらのお店もフィリピン人が経営してます。
店内はこんな感じ。まあマーシャルっぽい乱雑さはありますが
作りはいたって普通で、日本で言うところの床屋さんな雰囲気。
「どんな髪型にしますか?」と聞かれて指定するとヘアカットが始まります。
日本語ですら難しい希望の髪型を伝えるという作業。
英語ではなお辛いと思い、希望の髪型をスクショでスマホに保存。
お姉さんに見せると、画面を一瞬だけ見て「OK‼」とカットスタート。
「ほんまにちゃんと見たんかいな!」と若干の不安を抱かせつつも
お姉さんは手際よく作業を進めていきます。
カットした紙の毛が洋服につかないようにするビニールのカバーと
首の間の隙間を埋めるのは折りたたんだトイレットペーパーを使用。
物が無い国なりの工夫です。
バリカンをかなり多用されますが、
刈り上げた所と髪の長い部分をなじませる作業はさすがプロの手さばきで
ハサミを使ってなじませてくれます。
この辺が素人には難しい所。
カットが終った後はシャンプー台に移動してシャンプー
お湯はでなかったものの、暑いしそのくらいはご愛嬌。
全体的に想像以上にスムーズで満足いくヘアカットでした。
ただ、一つ
カットしてくれたお姉さん。
しゃべりだすと完全に手がとまってしまうので
日本だったら30分位で終わるであろうヘアカットが約1時間かかってました・・・
まあ、こちらも急いでいるわけでは無いので問題ないのですが。
という事でこれからは妻に迷惑かけず自分でヘアカットに行くことが出来そうです。
「挑戦なくして成長なし」
これでまた一つ大人の階段を昇ることが出来た気がします。
因みに料金は大人一人10ドル
こちらもGood!!
MURAI