今回はマーシャルお葬式レポート。
お葬式レポートって…少し不謹慎な感じですが、
様々なマーシャル文化をお届けする当ブログとしては、
お葬式もその国の文化を象徴する儀式の一つととらえ、
敢えて掲載させていただきます。
今回のお葬式(マーシャル語で”ilomej” イロメッ(ジ))は、
弊社取締役のMANENE氏の葬儀でした。
従業員情報ではおよそ100歳の大往生だったそうです。
マーシャル式お葬式では日本でいうところのお通夜が5~7日続きます。
参列するのはそのうちのどこか一日という事が多く、場所は教会か自宅が多いようです。
時間も日本のようにきっちり何時からと決まっているわけではないので、行った時間に合わせて入れるようであれば入るという比較的ゆるい感じ。
今回我々は仕事終わりの18時半頃全員で教会に伺いました。
日本でお通夜というとみんな黒いスーツにネクタイですが、
こちらの正装は男性がアロハ、女性はワンピースなので、
比較的地味な色であれば何色でもOKです。
ちなみにうちの従業員のBity君はこんなシック(?)なアロハです。
入り口にはこんな風に写真を飾ります
そんな中教会に着いた我々はそのまま中へ通され着席。
時と場合によってはここでかなり待たされるらしいのですが、
今回は比較的スムーズに始まりました。
まず初めに、我々の代表が挨拶。
その後、主催の代表者が返礼をした後
お焼香代わりの一ドル札を箱に入れつつ故人と最後のお別れをし、
帰り際にお土産をいただいておしまいです。
この1ドル儀式は結婚式と同様です。
MJCCブログ:マーシャル流結婚式のお話
このあたりの流れは日本のお通夜とそんなに大差はありません。。
人によって規模の違いはあるもののマーシャルのお葬式はだいたいこんなイメージだそう。
国によって冠婚葬祭の雰囲気も変わりますね。
以上マーシャルお葬式レポートでした。
最後に謹んで個人のご冥福をお祈りいたします。
MURAI