この味わい深い絵はマーシャルのYouth To Youthの生徒たちが描いた絵です。
ちなみにYouth to Youthというのは日本人には馴染みのない名前ですが、青少年の社会教育を目的とする団体です。
彼らの描くマーシャルの絵は、とても素朴ですが、よく見るとマーシャル人の暮らしぶりをよく伝えていて、なかなか楽しいので紹介します。
マーシャル人が重そうに運んでいる魚はどれもマーシャルでよく見る魚です。
こちらの絵では、家の周りにココナッツ、ブレッドフルーツ、パンダナスと、マーシャルで重要な3つの植物が生えてます。
たぶんこん棒で葉っぱをなめしてるところ。
屋根の材料にします。
こっちでもココナッツの葉を加工してます。
こちらはパンダナスを食べてます。
仕事はしなくていいんでしょうか。
ラーンケ(ココナッツを割る棒)を使って、ココナッツの皮をむいているところ。
緑のかごに入ってるのはユ(ココナッツの中心に生えてくる芽)かもしれません。
というような感じで、今でもマーシャルでよく見ることができるローカルな生活が描かれていて、マーシャル経験者には「見たことある!」というネタが満載です。
郵便局やマーシャル・アイランド・リゾート・ホテルに展示されていますので、訪問の際は探してみてください。
SATO