史上最多のメダル獲得で、日本中が沸いたロンドンオリンピック。
マーシャルから出場した選手4人の活躍を、
地元紙Marshall Islands Journalも大きく報じました。
出場選手は4人。
種目は陸上男子100m走、女子800m走、競泳男子/女子50m自由形。
メダル争いに参加せずとも、本番で自己ベストを更新した選手の喜びは格別です。
女子800メートル走に出場したHaley選手は、二度目のオリンピック。
アキレス腱を負傷し、手術後の参加でしたが、
前回の北京五輪を経験したことで、今シーズンのベスト記録を更新しました。
特に注目を集めたのは、陸上男子100m走に出場したTimi選手。
十分な練習施設がない小さな島国から、世界の大舞台にやってきた選手—
として、BBC World Newsのアナウンサーが”最も気に入った選手”にTimi選手を挙げたことで、
一躍世界中の注目を集めました。
AP通信社のインタビューでは、
Timi選手が最速ランナー Usain Bolt選手と、選手村の食堂で遭遇した喜びと興奮を語っています。
とりわけ緊張した瞬間は、マーシャルの人口より多い8万人の視線が集まったスタジアムだったようです。
shiori