1月20日夜、天候による大波によって、クワジェリン環礁にあるロイ-ナムル島は大きな洪水に見舞われました。この島はマーシャル諸島のクワジェリン環礁で2番目に大きな島で、米軍基地のある島です。
日本のメディアでもこのニュースが流れ、ご心配いただいておりますが、大きな被害があったのはクワジェリンのロイ-ナムル島で、マジュロでは特に被害はありませんでした。他には同じ頃、アイリンラプラップ環礁の滑走路と、キリ島にも大きな波が来たそうです。
「米軍基地を襲った巨大波、大規模な浸水被害 太平洋マーシャル諸島」CNN News
https://www.cnn.co.jp/world/35214346.html
米軍は、ロイ-ナムル島に居住する約120人の要員のうち80人を避難させたとのこと。ロイ・ナムルの南、約1000人のマーシャル人が暮らすサント(エニブル島)を支える水と燃料の供給を続けながら、60人が被害の評価と基本的なサービスの復旧のために残っているそうです。サントに被害はありませんでした。
ロイーナムル島の復旧は、”ロイ・ラット復興作戦 “と名付けられ、完了までには数ヶ月かかる可能性があるそうです。航空写真では、ロイ-ナムルのインフラに甚大な被害が出ており、島の複数の地域が水没しています。ロイ・ラット復興作戦を進めるにあたり、焦点はロイ-ナムル島をこれまで以上に良い状態に戻すことだそうです。
参照:
ロイーナムル島が一日も早く復旧しますように。
mika