早いもので私にも初めてのビザ更新時期が到来です。
海外で生活する日本人の方々から、各国のビザ更新手続きの煩雑さやスピード感に関する悲鳴や愚痴が世界中から聞こえて参りますが、この国も例外ではありません。
- 警察署で無犯罪証明書を取得
- 病院で健康診断
- Labor Officeで労働許可証の更新手続き
- Finance Officeで労働許可証更新手数料支払い
- Immigrant Officeで必要書類提出
- Finance Officeでビザ更新手数料支払い
大まかに上記の手順を踏みますが、簡単に見えてこれが一筋縄ではいきません。様々な理由で各オフィスに何度も足を運ぶことになります。オフィス自体が空いていないことがあれば上席のサイン承認者が不在のケースもあります。スタンプラリー形式の病院の検査では、各検査担当者や医師のうち誰かがいないことが多く、1日で全てを終えられることはまずないでしょう。
Labor OfficeやImmigrant Officeでは応対してくれる担当者によって必要書類が異なることもしばしば。必要書類を聞いてから後日しっかりと準備した書類を持参すれば、別の担当者から追加で書類を請求されることもあります。かつては書類の紛失といったことも頻発していたのだとか。
今回の更新では結局全部で一か月程度かかりましたが、私自身しっかりとコツを掴むことができたように思います。例えば無犯罪証明書と健康診断書は更新前3ケ月以内の発行日で提出可能となるので、前もって準備しておくことも可能です。担当者と知り合いになることも大事です。そうすれば必要書類が後から増えることも無く、電話で進捗を聞けば快く回答してくれます。
ビザに関してはこれまでに色々な国を経験した人たちから様々なエピソードを伺いますが、この国ではワイロの噂を聞くことも無く、入国局に提出したパスポートが半年間返ってこない為帰国もできない等の悲劇が無い分、それほど悪くないのではないかと思ったりもします。
ヒデ