5月3日、マーシャルで日本語スピーチコンテストが開催されました。
コンテストは日本大使館の主催で毎年行われており、今年で第8回目となります。
マーシャルでは現在、マーシャル諸島高校(MIHS)・マーシャル諸島短大(CMI)・ コアップ高校(COOP)の
3校で日本語の授業があり、 各学校では青年海外協力隊などの日本語教師の方々が
熱心に日本語教育に取り組んでいます。
スピーチコンテストはこの3校の学生たちで競われました。
マーシャルは日本が統治していた時代もあることから、
祖父・曽祖父が日本人であるという日系人も多く、
名前が「フキコ」「ユキコ」「タダシ」「キヨシ」など名づけられていたり
苗字が「モモタロー」「チュータロウ」「ヤマムラ」「ミズタニ」など 日本的な名前の人もいます。
年配の方のなかには日本語を流暢に話せる人もいますが
最近はそのような方は少数になってきたことも事実です。
むしろ街中では、学校で日本語を履修した若い世代のほうが
日本語であいさつ程度はできるという人が多いです。
スピーチコンテストでは、会場に立ち見が出るほど、たくさんの人が見に来ていました。
コンテストは朗読部門・スピーチ部門があり
スピーチ部門(18歳以上の部)の優勝者は日本へ研修に行く権利を得られます。
今回はマーシャル諸島高校の男子生徒が優勝し、権利を獲得していました。
親日な人々が多いマーシャル。 これが若い世代へとつながっていくことを願います。
日本人として嬉しいことですね。
MIKA