グアム空港のすごし方

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日本からマーシャルへ行くには、ハワイを経由する向きは別として、避けて通れないのがグアム~マジュロ間の長旅。通称アイランド・ホッピングです。
このアイランド・ホッピングは、アメリカ合衆国のグアム、ミクロネシア連邦のチューク、ポンペイ、コスラエ、そしてマーシャル諸島共和国のクワジェリン、マジュロ(その後ハワイへ)と、3カ国7つの島をひとつの便で通る世界でも珍しい航路です。今日はこの長旅の前に通過するグアム空港について紹介します。
 
まず早朝6時頃、グアム空港でチェックイン。周りにはミクロ周辺の島民らしき人たち(通称アイランダー)や米軍関係者、出稼ぎのフィリピン人や中国人などが並んでいます。アイランダーのおじさんやおばさんは、テープをぐるぐる巻きにした段ボールかクーラーボックスを鞄がわりにし、若干緊張しているのか不安げにしていることが多いです。日本人はほとんどいません。焦らずに心を無にして待つとよいでしょう。
 
チェックインが終わると荷物を預けて出国審査です。グアムの出国はかなり厳しいです。係員はいつもこの世のおもしろいものは全て無くなったとでも言わんばかりの表情で仕事をしていますが、子供をつれていると表情も態度もだいぶ和らぎます。
 
ゲート前にはフードコートがあります。手荷物検査を通過して左側です。ここで少し腹ごしらえをしておくことをおすすめします。ここから離れることはしばらく文明社会から離れることを意味します。少し値段が高いですが、ここから先は高いお金を払っても、うどんを食べることはできません。
喫煙所もフードコート奥にあります。喫煙だけでも利用できますが、何か飲み物でも買うと、より堂々と利用できます。グアムの人のためにもお金を落としてあげましょう。ちなみに手荷物検査を出て右側にもお店があり、中で喫煙可能ですが、こちらはあくまでもお店の中なので飲み物か食べ物を注文しないとお店の人におこられます。
 
午前7時半、ゲートで待ちます。飛行機が遅れることもよくあるので、のんびり待ちましょう。これであなたもアイランダー。機内へは搭乗券に書かれたグループ番号順に呼ばれて搭乗しますが、早めに入るか遅く入るか、これはなかなか難しいところです。
早く入れば当然座ってからが長い。アイランダーは素直に自分の座席に座らず、グループでまとまって座ろうとします。それならそのように座席を予約すればいいのですが、それはしないので面倒です。飛行機が混んでいる時は、フライトアテンダントに「あなたはここじゃないでしょ!」「自分の席に座りなさい!」と叱られながらゴソゴソ動くことになります。のんびり待ちましょう。これであなたもアイランダー。
待つのはキライ!という方は遅く入ると良いでしょう。ただしその場合は機内に持ち込んだ荷物を置く頭上のスペースがなくなっていることを覚悟してください。そしてあなたの荷物ははるか遠くの空いてる場所につめこまれます。途中で荷物をおろす必要があるのなら、早く乗り込んだほうがよいでしょう。
 
飛行機に乗ったら、あとは離陸を待つだけです。マジュロでゆっくり寝るためにはポンペイまでの前半戦で寝ておくのがおすすめです。ここから先、機内での話は下の記事をご覧ください。
 
アイランドホッピングを快適に乗る10のポイント
アイランドホッピングでマジュロへ
 
機内でも楽しく過ごしてマジュロまでお越しください!

 
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マーシャル人の憩いの場

マーシャルの海を見渡しながら、ほのぼのとランチがしたいな~という時に
お勧めなのが、内海に面したこの ”デラップ パーク”です。

大手スーパのK&Kの前、マーシャルアイランドリゾートから徒歩5分ほどの広場です。
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お昼時は、マーシャルの人々がランチボックスを持って、
リラックスしている、そんな姿を見ることもできます。

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ホテルやレストランとは一味違う、
雰囲気でここの潮風に吹かれてみては、いかがでしょうか。

サンディーズのランチ

デラップ地区、政府観光局(MIVA)の近くにあるサンディーズ。
今回、ランチの時間に行ってきました。

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こちらのお店、ケーキやコーヒーだけでなく
朝食は午前7時から、ランチは午前11時から用意されています。
フードコートの形式で並んでいる料理の中から、
自分の食べたいものを指差して、お店の人に皿に取ってもらいます。

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注文しやすいし、おかずをいろいろ選べるのがいいですね!
料理は全部で15種類くらいあり、牛肉とブロッコリーの炒め、酢豚、まぐろのココナッツ風味など。

パンダナスやココナッツミルクを使ったマーシャル料理も並んでいます。
お値段は、料理を3~4種類選んで6ドル~7ドルほどです。

 
テイクアウトもできるので、時間がないときでもサッと
おいしいランチを買えますよ。

 

サンディーズの店内をご紹介した過去記事はこちら→(サンディーズ)

 

 

サンディーズ(Sandy’s)

営業時間:月ー土 日曜休み 7a.m.-7p.m.

場所:デラップ地区、政府観光局(MIVA)近く

 

 

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南国 マーシャルの正装

年間を通して、夏服で過ごすことのできるマーシャルで、
日常の洋服としてシャッツ、短パン、スカートを愛用しているマーシャル人。

女性はさらに“ムームー”とか“ヌクヌクグアム”といわれる、
ゆったりとしたワンピースを愛用しているのを見かけます。

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風になびいて、ヌクヌクグアムが南国らしい風情を引き立てます。

そして、教会や正式なセレモニーなど、正装の場合は、女性はしっかりとした印象の“ムームー”、
男性は、アロハシャッツが一般的です。

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ふく

長期でマーシャルを訪れる機会があったら、
生地を選んでサイズを測ってもらい、
記念に自分専用のムームーやアロハシャッツを
仕立ててもは、いかがでしょうか。

お勧めの仕立て屋さんは、ダウンタウン裏通りにあるダールショップです。

マーシャル第2の都市イバイ

今回は、マーシャル諸島第2の都市イバイについてです。

なかなかマジュロ以外の離島に行く機会は少ないと思いますが、イバイへはユナイテッド航空がとまるクワジェリンで下りてから、船で行きます。クワジェリンは米軍基地になっていて空港内はセキュリティーがとても厳しいですが。

クワジェリンからは船で15分程度でイバイに着きます。

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イバイは人口密度が世界的にも非常に高い場所で、約100×300の四角形の中に12000人が住んでいます。
昼は暑いので比較的少ないですが夜になると、、、ワッラル。人がわんさかいます。
マーシャルの中でも少し雰囲気が違った場所なのではないでしょうか。

イバイから少し北に向けて、埋めたてて作った道を走ってみましょう。

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道はこんな感じです。
電柱が海から突き出ています。
興味ある方はぜひイバイまで!!

これを20分くらい走るとグジグという小さな集落につきます。

人口は300人くらいでしょうか。
小さな集落ですがすごくいろいろな国籍の人が住んでいるし、雰囲気もイバイとは違ってマーシャルって感じです。

以前一度ここでお世話になったことがあるんですが、今回もめっちゃ楽しかったです。

マジュロ都心部にいるとなかなかマーシャル人とベベナート(マーシャル語で「おしゃべり」の意味)することは少ないですが、グジグでは村の人とベベナトをすごく楽しめました。

時間があったらまたサンポ(マーシャル語で「散歩」の意味)いきたいと思います。
すごくおすすめの場所です。

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ぜひマーシャルの第2の都市イバイへ。
ちゃんとイバイにはホテル(イバイホテル/一泊一室100ドル~)もありますよ!

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