アレレ博物館

マーシャルで唯一の博物館、アレレ博物館。古来、マーシャル人は口頭伝承により文化を伝えてきた民族なので、18世紀以前の昔のマーシャルのことは、ほとんど記録に残っていないので、知ることができません。ここには、数少なく残された貴重なマーシャルの民芸品や道具、写真などが展示されています。

アレレ博物館は、ウリガ地区にある裁判所の隣にあります。

アレレ博物館
建物の1階に博物館の入り口があります。
展示室

建物の2階には、アレレ図書館があります。こちらもマーシャルで唯一の公立図書館です。それほど蔵書は多くありませんが、マーシャル本コーナーがあり、マーシャルについて書かれた本(主に英語の文献)が集められていて、閲覧できます。

マーシャル本コーナー

アレレ博物館の「アレレ」の意味をご存じでしょうか?マーシャルのハンディクラフト(アミモノ)に「アレレ バスケット」と呼ばれる、パンダナスの葉で編んだ平らな形のバッグがあります。これはマーシャルの習慣で、家族の最も貴重な所有物として使用されてきました。 家族の最年長の女性がこれを保持し、それを次の最年長の女性に渡して受け継いでいきました。 アレレ博物館は、この「アレレ バスケット」にちなんで名付けられました。

アレレ バスケット

「アレレ バスケット」も博物館に展示されています。ぜひ一度はアレレ博物館に足を運んでみてくださいね。

<アレレ博物館 Alele Museum>

開館時間:月~金(土日休み)午前9時ー12時、午後1時ー4時

入館料無料

mika

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